最近自分の舌がおかしくなっているような気がする。
舌というか体がなのか?味が濃いものを食べないと満足できんのですよ。
恐らく、世に出ている食べ物そのものの味が濃くなっていると思う。
そしてその濃さは、人間の体が対応できるレベルを越えていると感じる今日この頃。
正月に黒崎の小さなレストランに行った時の事やけど、非常に素朴で懐かしい味やった。
あまりにも懐かしいのでその理由を考えてみたけど、それは恐らく
「子どもの時に食べていた外食の味」やったんと思う。
ちょっと物足りなさを感じる優しい味。俺の脳みそはそれを覚えていたようだ。
そして当時はそーいう味で溢れていたんだと思う。
とにかく外食は濃い。ラーメンとかそうやけど、あんだけ濃くすれば美味しくない訳がない。
最近は闇雲に濃さを売りにするラーメンが多いが、そんなのを食いすぎたらいけんと思う。
美味しさにルールはないと、10年前位の金龍のCMで云っていたが、
おいしくさせすぎて体にダメージを与えるレベルになりよるんではないか?と。
結局話はラーメンにシフトするんやけど、去年福岡の「元祖長浜屋」に行った時の事、
あまりにものスープの薄さにびっくりした。(急須の奴で濃くしたけど)。
それは元祖長浜屋がおかしいのではなくて、俺がおかしくなっているのでは?
俺等が耄碌する頃、平均寿命はぐっと下がっているような気がする。
俺は孫が小学校へ入学するまでは生きておきたいので、食べ物は気をつけんないけんね。
そりゃぁ、たまにえげつないラーメンが食べたくなるけど。
ロッケンローラーからフォークシンガーへシフトしつつある、最近。
それもストロークは遅め。