愛馬情報

～２歳～
★レイヴンキング
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペースのメニューで調整しています。29日（火）より坂路
の本数を2本に増やして調教しています。3頭併走でおこなっていますが、変に力んだりする
ようなこともなく、しっかりとした踏み込みで頂上まで登坂。脚長でスラっとした体型の馬
ですが、捌きに不器用さはなく、大きな馬体を上手く使えています。気性面も大人びており、
会員さんが見学に来られた際も、2歳馬らしからぬ堂々とした振る舞いを見せていました。
欲を言えば、もう少し幅が出て欲しいですが、血統的にこういった体型でも走ってくれると
思います。

＠レイヴンキング
ノルマンディーファーム小野町で調整中です。馬体重は494㎏。３頭の２歳馬の中で一番
早くデビューできそうな感じです。秋口デビュー位が目標になるでしょうか？

★グランツリヒター
現在は馬場1周と坂路2本（上限15秒ペース）のメニューで調整しています。騎乗担当者は
「馬体の張りが良く、調子も上向きなことから、週に2回は15-15の時計消化をおこなって
います。トモに力が付いてきましたし、今では全身を使ったパワフルな動きが本馬の
ストロングポイントと言えるまでに変わってきました。この先、抑えるのにだんだんと苦労
しそうな手応えで坂路を登っていますが、特に乗り難しい面はありません。こちらとの
コンタクトはしっかり取れていますので、この先も順調に進められそうです」と話していました。

＠グランツリヒター
ノルマンディーファームで調整中です。馬体重は487kg。レイヴン同様、なかなか大きな馬に
成長してくれています。トモに力がついてきたのは良い傾向ですね。

★ヴィヴァンフィーユ
現在は馬場1周と坂路2本（上限20秒ペース）のメニューで調整しています。担当者は「左肘付近
の皮膚炎は完治したため、この中間より騎乗運動を再開しました。凄くパワーがあって、体全体
を使えるようになれば更に良化してきそう。まだハミにモタれる傾向にあるため、日々の調教で
改善を図っていこうと思います」と話していました。尚、28日（月）に山内調教師が来場して
馬体と歩様のチェックを行っています。

＠ヴィヴァンフィーユ
ノルマンディーファームで調整中です。馬体重は503kg。２頭いる牡馬よりも馬体重があります。
かなりのパワフルガールになっているようです。山内先生の感想を聞きたいところです。

～３歳～
★ミラビリア
「現在は角馬場でダクと本馬場でキャンター1600mを2セット（17～18秒ペース、週1回は15秒
ペース）のメニューで調整中です。この中間から15-15の時計消化を織り交ぜて、更なるペース
アップを図っています。本数を重ねるにつれてだいぶ素軽さが出てきた印象。ツヤ感が一気に良
くなり、体調はグンと上向いていますね。ピッチを上げた割に体が減っていないのはいい傾向。
これでもう少し馬体がフックラして力強さが出てくれば、言うことはないのですが…。いずれに
しても入厩をイメージできる状態に近づきつつあるのは事実で、様子を見ながら進めていきます」
（担当者）

＠ミラビリア
帰厩に向け順調に調整されているようです。馬体重は480kg。勝ち上がった後に苦しんでいます。
彼女本来の走りが戻ってくれば良いのですが。まずは帰厩できるように頑張ってもらいたいです。

☆ラクシュミー
「坂路でも左へ左へと張る癖のあった馬ですが、帰厩してからはそういう面が見られない。歩様に
も柔らかみが感じられるし、ちょうどいいリフレッシュ期間になったようです。栗東を昨日出発して、
さきほど無事に函館競馬場に到着したと報告を受けています。現地で1～2本速めをやれば仕上がる
はずですので、開幕週（6/16.17）の番組に向かいましょう」（昆貢調教師）

＠ラクシュミー
無事帰厩しまして、次走の舞台である北海道に移動しています。どうやらこの放牧で一段と逞しさを
増しているようですので、次はしっかりと決めてもらいたいですね。

★ローズサクシード
厩舎長「この中間も坂路コースでハロン15秒の調教を継続しています。脚元の状態はスッキリしていますし、
飼い葉もしっかり食べて元気いっぱいに過ごしています。この馬なりに力強い動きになってきていますが、
まだ良くなる余地がありそうなので、帰厩の声が掛かるまで、坂路で鍛えて良化を図っていきたいと思います。
馬体重は527kgです」

＠ローズサクシード
こちらも順調に調整されているようです。なかなか帰厩できない現状ですが、帰厩できるまでしっかりと体力
をつけてもらいたいですね。帰厩までにはもう少し絞れた方が良いかも！？

～５歳～
★カルヴァリオ
5/26（土）京都・朱雀ステークス（芝1400m・混）福永祐一騎手 結果2着
この後は美浦近郊の松風馬事センターで調整することになり、5月29日（火）に移動しました。

「懸念していた輸送をしっかりとクリアしてくれました。初めての競馬場だということは感じ取っていたよう
ですが、それでもイレ込み具合は許容範囲。状態はすこぶる良好でしたから、この先のプランを具体的に考
えるほどに勝ちを意識したレースだっただけに残念な結果ではあります。それでも力があるところは見せる
ことができましたし、京都の1400mという舞台が思っていた通りにマッチしていたというのは収穫です。
レース後もどこかが大きく傷んだということはなく、飛節後腫も動きがないわけではないですが、
コントロールできる程度のもの。メンテナンスを施した上で7/7（土）中京・ 豊明ステークス（芝1400m・混）
に向かいます」（大竹正博調教師）

＠カルヴァリオ
今振り返っても惜しい、悔しい結果でした。コメントを見ても陣営は勝ちを相当意識していたようですね。
負けて強し、という内容でしたし、次こそ！と思います。舞台は中京に代わります。右回りから左回りですが、
新馬、未勝利と左回りで走っていますし、優勝こそなかったものの、良い結果は出ていますので、それほど、
苦にしないのではないかと思っています。輸送も今回こなせたわけですし。あとは鞍上が誰になるかが注目！