さこういっぱく

「左後一白」は名馬の証です!

愛馬物語3

2007-09-28 | 愛馬物語
前回からの続きです。

シルクサンフラワーに出資を決めた私は、その次の年、初めての北海道に行くことになります。そう、夏のシルクツアーです。まだ天栄もできてない頃で、シルクの馬達は今は無き早田牧場で調教されていました。サンフラワーもその中にいました。で、98年産、99年産の募集馬を見学します。もうだいぶ昔のことなので、記憶もあまり定かではありませんが、パンフの発送が遅れて、現地で初めてパンフを開いたような気がします。で、ツアーで出資を決めたのが、シルクエージェントとシルクエクセレンスの2頭。エージェントの血統はサンフラワー同様のSF。半姉にトウホウケリー。筋骨隆々の馬体は私を虜にしました。で、決定的なことが・・・パドックでこのエージェントを見ながら出資を考えているときに、後ろでシルクの会員さん同士が話しているのが聞こえたのです。
「SF買うなら今だよ。この値段じゃ買えなくなるよ。」これは効きましたねぇ。その場で出資を決定しました。いかにSFが期待されていたかが分かります。だって、山野さんもA級って言ってましたからね。BTの従兄弟ですしね。素晴らしい種牡馬だと今でも思いますね(笑)勉強させてもらいましたよ。おかげでトラウマになり、新種牡馬には極力手を出さないようになりましたけど。因みに美浦鈴木カッツミー厩舎。
エクセレンスはトップガンとシャクヤクの仔。当歳で栗毛で四白流星。一目ぼれでしたね。こちらは少し考えてからの出資。因みに美浦大和田厩舎。
で、このとき気になってしょうがなかったのが、シルキーウイッシュ。父マイシンザン。展示会では人気の馬に会員が集中するもの。ウイッシュにはそれほど集中していなかったけど、そこそこいたような気がします。しかし、そんな中彼女はひたすら草を頬張ってたっけ。牧場の兄ちゃんが、
「移動してきたばかりで、煩くなるのは普通なんだけど、こいつは全然。走る馬はこんな感じだよ。」と言った事を聞き逃しませんでした。
最終的にはツアー後、年明けに出資することになります。馬体に魅力はなかったけど、なんか気になったんですよね。因みに美浦中野渡厩舎。
その他に、年明けに出資した98年産がいます。それがシルクダイレクト。のちに私の初勝利をプレゼントしてくれる仔なんですが、出資理由が凄かった。その日私はパチンコで大勝し、勢いで出資。検討もなにもあったもんじゃない。本当にテキトーに出資したのが、ダイレクトでした。第一、ツアーでも全く見向きもしなかったんですから。いたことすら知らなかった状態。因みに父レオダーバンで青森県産。美浦成島厩舎。
これで、愛馬が4頭となります。ツアー後にはシルキーチャンスが屈腱炎を克服できず引退していました。
ここまでの出資馬の厩舎は・・・畠山、中尾銑、カッツミー、大和田、中野渡、成島。シルク縁の厩舎を総なめ?この時は厩舎のことなど全く考えていなかったなあ・・・。知らない間にシルクのロイヤルストレートフラッシュを決めてました(爆)

続く・・・