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思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

「志木あらちゃん」はいずこへ

2011-10-25 09:15:51 | 普段の生活(日常)
最近ウチの近所で、といっても埼玉県さいたま市と志木市の市境になっている荒川下流域だが、02~03年の「タマちゃん」に続いて今月上旬あたり? に再びアザラシが現れて、荒川の「荒」から取って「あらちゃん」という愛称で勝手に呼ばれている、でも前者はアゴヒゲアザラシだったが後者はゴマフアザラシ(往年の名作マンガ『少年アシベ』の「ゴマちゃん」と同種)で種類が異なる、とかいうニュースは世間一般よりも遅めに、1週間前に知ったばかり。

で、最近の仕事は進行や人事的な都合で今年は予想外に多く休めるために実は22日(土)~26日(水)が5連休中なのだが(でもそのあとにまたすんごい忙しくなる)、そんななか昨日の午後、久々に暇な時間ができたのでその現場を観に行ってみた。
以前、「タマちゃん」を休日に観に行ったことはあるが、そのときの混雑と見物人同士のいさかいも多少は目撃したりして殺伐とした雰囲気に辟易した経験から、平日でしかも空模様が微妙なときならば空いていて比較的ラクだろう、ということもあり。

ちなみに結果から先に挙げると、昨日はアザラシは見られなかった。最近よく通っているある見物人によると、午後の特に夕方はあまり現れなくて、どちらかというと午前中のほうが多いらしい。理由は不明。気まぐれなのはしゃあない。川魚の朝まずめ・夕まずめの時間帯も関係および影響ないらしい。


今回の現場はJR武蔵野線の北側の車窓からもよく見える秋ヶ瀬橋からも近い、秋ヶ瀬取水堰のそば。幼少時からたまにサイクリングで訪れているが、今回は10年ぶりくらいの再訪となった。ちなみにウチからここまで自転車で30分強で行ける。今回は訳あって小型タイヤの折りたたみ自転車で移動。


秋ヶ瀬取水堰のそばのヘリポートに臨時駐車場を設けたり、注意事項を列記したり、と見物人の受け入れ態勢? は前回よりは充実していた。でもこの時期は堰付近へのクルマの入場は17時まで、と決められているけど。


荒川の護岸そばに掲示してあった、志木市による「あらちゃん」の特別住民票。顔写真付きで、17日(月)から勝手に志木市民扱い。住民票作成にあたっての肖像権や戸籍の問題は解決しているのだろうか。
氏名は正確には「志木あらちゃん」で、このアタマに市名をかぶせる名前の付け方は明らかに市の全国的なPRに使ってやろうという(住民票の発行によって)歳入にも絡ませる魂胆が見え見えであるね。


取水堰よりやや下手の水面。釣り人が数人。やや淀んでいてあまりきれいな水面ではないがここでボラとハヤが釣れるらしく、ちょうど僕が訪れて川を2時間ほど眺めている最中にもある釣り人の竿にかかった魚は、竿がしなるくらいに思ったよりも大きかった(でもそれは釣り逃したけど)。
見物人は昨日の午後だと、大半はクルマで訪れていたがクルマが10~15台で人数は多くても20人程度だったか。晴れた週末はその3~5倍くらいに膨らむだろうね。


カミツキガメ、ここから20kmほど上流の入間川ではちょくちょく発見されていることは以前から小耳に挟んでいるが(ペットとして飼っていたのが手に負えなくなって川に放棄して、のちに自然繁殖したやつ?)、荒川にもやはり下ってきて? 増えているのかー、と改めて知る。魚でも外来種が混入しているなんてことは近年はよくあるだろうし、荒川の生態系は僕が子どもの頃よりは大きく変わっているのだろうなー。


現場付近。臨時駐車場よりもさらに近い位置にもクルマは数台入れる。なんか週末には出店も立つらしく、写真左に写っているがその囲いが2軒分置かれていた。前回もあったっけか。そういう店が立つのは市の公認なのかなあ。というか土手だと国土交通省の管轄のはずだが、許可関係はどうなっているのだろうか、よくわからん。うーむ。


今回の現場よりも1kmほど下流。前回は写真奥の武蔵野線の鉄橋付近で、その手前右側(右岸)あたりに「タマちゃん」が一時期棲息していた。
このへんが天敵の無さや食料確保の観点からも、アザラシに居心地の良い場所なのかね。その移動っぷりは今春の震災の影響もあるのかねえ。なにもかも謎である。


でもまあ、27日(木)からまた忙しくなるので、ここを往復するサイクリングも含めてその前の良い息抜きにはなった。
「あらちゃん」がいるうちに再訪できるかどうかはわからないが、まあ今回も訪れたことによって、今後もこういう骨休め的なアザラシの表敬訪問? はまたあるだろう、と思った。


※31日(月)の追記
昨日今日あたりの報道によると、まだ海へ帰っていなくてたまに現れるようだね。
しかも志木市内ではこれ絡みのメンチカツも売れているとか。
この活況はいつまで続くかねえ。


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