温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

まるで赤かぶが一杯! クリタマバチ(栗玉蜂)の虫こぶ

2017年04月25日 | 昆虫
 ① 職場の栗林に行くと、枝に赤い球体が一杯付いていました。




 ② まるで赤かぶのようです。

 これは、クリタマバチ(栗玉蜂)の影響でできた「虫こぶ」です。




 ③ カッターで切断してみると、中に部屋があって、小さな白い幼虫がいました。

 これは、クリタマバチが、栗の新芽に卵を産み付け、孵化した幼虫がこぶの様な赤色の虫こぶを作り、その中で成長しているものです。




 ④ 大きな虫こぶの中には、複数の部屋があります。

 本来は、中国に生息する昆虫ですが、第二次世界大戦中に旧日本軍が苗木を日本に持ち込んだ時に持ち込まれたとされる外来生物です。

 虫こぶができると、枝葉の生育や開花結実が阻害されるので、栗農家にとっては、最悪の害虫です。

 初夏には虫こぶの中からクリタマバチが羽化して出てくるので、写してみたいと思います。




4秒の交尾! セイタカシギ(背高鷸)

2017年04月24日 | 野鳥
 初めて、近くの海岸でセイタカシギ(背高鷸)の交尾を撮ることができました。

 ① 番のセイタカシギが仲良く海岸で餌を啄んでいました。





 ② 何気なくカメラを向けていると、オスがメスの背中に乗りました。

 長い脚が、不安定に見えます。




 ③ 交尾をしました!




 ④ 交尾を終えて、オスが降りました。

 後で写真データーを調べてみると、この間たった4秒でした。




 ⑤ その後、互いをうっとり見つめ合うような仕草をしました。

 「目と目で通じ合う~」という歌が聞こえてきそうな雰囲気です。

 かつては、旅鳥でしたが、1975年に愛知県の干拓地で初めて日本国内での繁殖が確認された記念すべき水鳥です。

 営巣、孵化、雛を写してみたいものです。



まだ北海道へ帰らないのですか! シメ(鴲)

2017年04月23日 | 野鳥
①、② 久々に公園へ行くと、2羽のシメ(鴲)に出会いました。

 夏の繁殖地となる北海道へ帰るために、この時期には北へ向かって渡りをします。

 この公園が気に入っているのかな。

 いつもながら目つきが険しいですねえ。






③ 正面から見ると、固い種子をバリバリと砕くことができる丈夫な嘴が立派ですねえ。




忍者の数珠は何色? ムクロジ(無患子)の種子

2017年04月22日 | 植物
 ① 神社のムクロジ(無患子)の果実が沢山なっています。


 ② 茶色になった果実の中には、黒色で球体の種子が入っています。



 ③ 道路に落下したムクロジ(無患子)の果実は、自動車に踏みつぶされますが、黒色の種子は非常に硬いのでつぶれません。

 そのため、ムクロジの種子は、羽子板の羽根の生えた黒い玉として利用されていますが、最近は、羽子板で遊ぶ子供の姿を見ませんねえ。

 ムクロジは「無患子」と書くので、「子が患わ無い」という願いを表し、羽子板は「厄をはね返す」という意味から縁起物になってきました。




 ④ TVで大好きな「子連れ狼」の再々放送をしていました。

 元公儀介錯人 拝一刀と裏柳生の死闘を描いた劇画の実写版です。

 最終回頃に、裏柳生の最後の一人となった草(忍者)が子連れ狼に敗れる場面があります。

 死に際に、草(忍者)たちが常に身に着けている「ムクロジ(無患子)の種子で作った数珠」を子連れ狼の刀にかけ、忍者の宿命を嘆いて息を引き取ります。

 う~ん、数珠の色が変ですねえ!




 ⑤ これは、私が5年前にムクロジ(無患子)の種子で作った黒色の数珠です。

 大好きな「子連れ狼」だけに、こういう点まで正確に描いてほしかったですねえ!



キュウリの苗30本植え付け!

2017年04月21日 | 野菜
 ① 庭のシバザクラが、一番の見頃になりました。




 ② ボタン(牡丹)が咲き始めました。




 ③ 今日は、曇天だったので野菜苗の植え付けにもってこいの日でした。

 キュウリの苗を3畝に植え付けました。




 ④ 風で苗が痛まないように行燈を立てました。

 昨年までは、苗屋さんでキュウリの接ぎ木苗を10本買っていました。

 しかし、野菜師匠から「自分で種から育てて十分!」とのアドバイスをもらってチャレンジです。

 予想以上の発芽率に30本も植えてしまいました。最盛期には大量のキュウリが生りそうですねえ。




温泉ドラえもんのブログ

蝶蜻蛉

温泉ドラえもんのブログ

チョウトンボ