① 晩秋から初冬にかけての里山へ行くと、真っ赤なサネカズラ(実葛)が目立ちます。
そのため、「名にし負はば 逢坂山のさねかづら 人に知られで くるよしもがな」などと艶っぽい和歌にも出てきます。

② 常緑蔓性で、昔は蔓から粘液をとって整髪料に使わていたので、別名:ビナンカズラ(美男葛)とも呼ばれています。

③ 「花床」の周りに沢山の粒状の果実が付いた「集合果」です。
周りについた果実の一つ一つに種子が入っています。

④ イチゴは、この「花床」(右上)の部分が甘くなりますが、サネカズラ(実葛)はあまり甘みを感じません。
この果実を細かくして乾燥させたものは南五味子(なんごみし)といい、生薬として滋養・強壮・鎮咳剤に用いられるそうです。
そのため、「名にし負はば 逢坂山のさねかづら 人に知られで くるよしもがな」などと艶っぽい和歌にも出てきます。

② 常緑蔓性で、昔は蔓から粘液をとって整髪料に使わていたので、別名:ビナンカズラ(美男葛)とも呼ばれています。

③ 「花床」の周りに沢山の粒状の果実が付いた「集合果」です。
周りについた果実の一つ一つに種子が入っています。

④ イチゴは、この「花床」(右上)の部分が甘くなりますが、サネカズラ(実葛)はあまり甘みを感じません。
この果実を細かくして乾燥させたものは南五味子(なんごみし)といい、生薬として滋養・強壮・鎮咳剤に用いられるそうです。
