温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

センリョウ(千両)マンリョウ(万両) 千両役者と万両役者!

2021年12月25日 | 植物
① 今朝は、予想以上に暖かったので生きものの里へ出かけました。

② 林の中で赤色や黄色の実をつけたセンリョウ(千両)が群生していました。

③ 江戸時代の人気役者は1年間で千両稼いだので「千両役者」と呼ばれました。
 1両を現在の価値で10万円とすると、「千両役者」は年間1億円稼いだことになります。
 縁起のいい植物ですねえ。

④ センリョウよりも「沢山実をつける」ので「マンリョウ(万両)」と呼ばれる植物も沢山生えていました。
 さすがに10億円も稼ぐ「万両役者」は、いなかったのでしょうねえ。

⑤ 写真を撮っていると、林の中から大量のセンリョウ(千両)を手にしたおじさんが出てきました。
 正月に飾るには「赤と黄のセンリョウがイイ!」と言って軽トラに積み込んでいました。
 「枝ぶりのイイのをやるよ!」と言って2本くださいました。
 玄関に飾りますかねえ。
 


バショウ(芭蕉) 巨大な草の剪定!

2021年12月17日 | 植物
① 冬になるとバショウ(芭蕉)の地上部が枯れて見苦しくなります。
 そこで、葉を剪定しました。

② 2本には、秋に花が咲き果実もつけていました。



③ バショウ(芭蕉)は、草本性の多年草ですので、果実をつけると、その株は枯れてしまいます。
そこで、ノコギリで高さが3m以上もある2本を切り倒しました。
茎に見えるのは、葉の鞘が折り重なったものです。

④ バナナと同じ仲間なので、バナナと同じような果実をつけます。

⑤ 以前、追熟させて食べようとしましたが、不味くて食べられませんでした。


シセントキワガキ(四川常盤柿) とても小さな柿!

2021年12月15日 | 植物
① 里山でシセントキワガキ(四川常盤柿)を見つけました。

② 名前のように中国の四川省が原産地です。
雌雄異株で、とても小さい果実ですが、甘味があり生食ができます。

③ ロウヤガキのように盆栽にも利用されますが、普通のカキは落葉樹なのに対し、シセントキワガキ(四川常盤柿)は常緑樹です。
 盆栽に利用されていたシセントキワガキ(四川常盤柿)の種子を野鳥が運んできたものでしょうかねえ。

④ 普通 柿は枝に直接 果実がなりますが、シセントキワガキ(四川常盤柿)は柄に吊り下がるようにつきます。
 しかも、羽根のようなへたが特徴的です。


里山の魅力的な果実(サネカズラ、サルトリイバラ、ゴンズイ)

2021年12月06日 | 植物
今日は、一日中雨で外出ができないので、里山の散策で出会った魅力的な果実を載せます。
① 赤い集合果が美しい「サネカズラ(実葛)」です。
百人一首「名にし負はば 逢坂山の さねかづら 人に知られで 来るよしもがな」にもありますが、古来から歌によく詠まれた植物です。

② 丸い葉も美しい「サルトリイバラ(猿捕茨)」です。
 葉は、府饅頭を包むのに利用されます。

③ 「ゴンズイ(権翠)」の弾けた美しい果実です。
 魚釣りが好きな人は、「ゴンズイ(権瑞)」という有毒な海水魚を思い出すでしょうねえ。
 


銀杏 バケツ12杯!

2020年11月20日 | 植物
① 去年は、銀杏があまりなりませんでした。
 イチョウが老木になったせいかと思いましたが、今年は例年のように鈴なりです。

② 根元には銀杏が地面を覆うように落下しています。

③ まずは、吸塵機でイチョウの葉を取り除きました。
 そして、熊手でかき集めました。

④ バケツに12杯ありました。
 これから水洗いが大変です。
 しかし、まだ沢山生っているので、あと2回ほど集める必要がありそうです。
 


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