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温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

キタテハ、アカタテハ そしてジョウビタキ 生きものの里で!

2022年10月21日 | 昆虫
① 秋晴れに誘われ、生きものの里へ行きました。
 我が家の柿よりも全体に熟した柿が鈴なりです。

② カキの上には、「キタテハ」が秋型の濃いオレンジ色の翅を広げて日光浴をしていました。
 このまま成虫越冬に入ります。

③ 柿の幹には、「アカタテハ」が日光浴をしていました。

④ 赤みの濃いオレンジ色が綺麗で、私の好きなチョウの一つです。

⑤ 山手に入ると、「ジョウビタキ」の懐かしい声が聞こえてきました。
 今季初めて出会う、冬鳥としてやって来たオスです。
 まもなく我が家にもやって来るでしょうねえ。
 


ハリガネムシ(針金虫) カマキリを入水自殺へ!

2022年10月20日 | 昆虫
① 池の縁にアサザ(浅沙)の黄色い花が沢山咲いていました。

② その近くの水面に2匹のハラビロカマキリが浮いていました。

③ これは、ハラビロカマキリの腹部から2匹のハリガネムシが出てきたところです。
 このハリガネムシ(針金虫)に寄生されたハラビロカマキリは、入水自殺へと導かれてしまいます。
 このマインドコントロールの仕組みは、まだ解明されていません。

④ ハリガネムシ(針金虫)は、乾燥すると針金のように硬くなることから名前が付きました。
 この時期、ハリガネムシのオス・メスが水中で絡み合い受精をします。
 オスは、体色が黒色で二叉になった先端に精子の詰まった嚢があります。

⑤ メスは、体色が茶褐色です。
 メスは、先端を開いて精子の詰まった嚢を吸い込み受精します。
 不思議な生き物ですねえ。
 

ヒメバチの仲間 小さな寄生蜂! 

2022年10月19日 | 昆虫
① 里山では、真っ赤な果実が弾けて黒い種子が見える「ゴンズイ (権萃)」が目立ちます。
 「ゴンズイ」というと魚の「ゴンズイ(権瑞)」を思い出します。
 魚の「ゴンズイ(権瑞)」は有毒で危険で、樹木の「ゴンズイ (権萃)」も「役に立たない樹」という意味を持つという説があります。

② 葉の中に「ササキリ」を見つけましたが、尾部の様子からオスだと思います。

③ その近くにとても小さな「ヒメバチ」を見つけました。

④ ヒメバチは寄生蜂の総称です。
  ヒメバチは甲虫や他のハチ、チョウ、クモなどに寄生し、節足動物の個体数を制御する重要な役割を担っています。
  昆虫の中でも特に巨大なグループで新種を含めた推定種数では60,000~100,000種とも言われ、この個体の名前は私には分かりません。


オオスズメバチ、ルリタテハ 完熟の柿を求めて!

2022年10月18日 | 昆虫
① 今年は、これまでになく鈴なりの柿です。
 午前中に買い物かごに4杯の柿を取り、近所に配りました。
 まだ、何百個となっているので、ドンドンお嫁に出します。

② 完熟した柿は、果汁が垂れているので、色々な昆虫がやって来ます。

③ オオスズメバチは、近づく私を無視するかのように果汁を舐めています。

④ ルリタテハは、越冬のための栄養を十分補給するかのように吸っています。




エゾビタキ(蝦夷鶲)、サメビタキ(鮫鶲)そしてアサギマダラ(浅葱斑) 於大公園!

2022年10月15日 | 昆虫
 TVで「大府にアサギマダラ(浅葱斑)がやって来た!」と報じていました。
 それなら於大公園に来ているはずと思い出かけました。
① 最初に出会ったのは、旅鳥のエゾビタキ(蝦夷鶲)です。
 胸の縦縞模様がはっきりと見えます。

② エゾビタキ(蝦夷鶲)の鳴き声は小さくて聞きにくいとのことです。
 しかし、周りに人がいなく、初めて聞きとることができました。
 「ツィーツィー」と、まるで虫の音のような可愛い声でした。

③ 木の周りに巨大レンズのカメラを構えるおじさんたちがいました。
 やはり、旅鳥で暗色の「サメビタキ(鮫鶲)」です。

④ 多くの鶲には複数出会えるものの肝心な「アサギマダラ(浅葱斑)」がいません。
 別のルートで帰ろうとすると、優雅に舞うアサギマダラ(浅葱斑)がやってきました。

⑤ 海を渡るチョウが、大好きなフジバカマで吸蜜する姿が写したいところです。
 しかし、於大公園の花壇にフジバカマが植えられえていません。
 まあ、お祭りが終わったころに庭のフジバカマにやって来るのを期待しましょう。



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