goo blog サービス終了のお知らせ 

温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

アオスジアゲハ(青条揚羽) 糸のベッドでスヤスヤ!

2022年11月28日 | 昆虫
① 神社の末社の軒にアオスジアゲハ(青条揚羽)の蛹を1個体見つけました。
 昨年は、5個体もいたのにねえ。

② 幼虫の時期に周りに吐き出して作った糸のベッド(糸座)でスヤスヤと寝ていました。

③ 冬の間に落下しないように、腹部先端を糸座にくっつけ、体をベルト(帯糸)でしばりつけています。

④ 無事に越冬し、羽化、繁殖に励んでほしいものですねえ。


キタテハ(黄立羽) 秋型33匹!

2022年11月27日 | 昆虫
① 晩秋の里山は、真っ赤なサネカズラ (実葛)がいたるところで吊り下がっています。

② まるで熱帯の果実のようですが、食べて見ると味はほとんどしません。

③ 球形の花床の周りに真っ赤な粒々のある集合果であることが分かります。
 果実酒を作ることもできます。

④ 今日は、沢山(33匹)のキタテハ(黄立羽)に出会いました。

⑤ 夏型は名前のように黄色の翅ですが、秋型は濃いオレンジ色です。

⑥ 成虫越冬するためにアメリカセンダングサ ( 亜米利加栴檀草)で盛んに吸蜜していました。


ケヤキフシアブラムシ(欅五倍子油虫) 雪虫がフワフワ!

2022年11月26日 | 昆虫
① 庭で白色の小さな綿のようなモノがフワフワと浮いていました。
 葉に止まったので写しました。

② 空中で浮いているモノを手に止まらせました。
 翅の生えたケヤキフシアブラムシ(欅五倍子油虫)です。
北海道では,「雪虫が飛ぶと近いうちに初雪が降る」と言われているそうです。
ただし、「北海道の雪虫」は、本種ではなくて,トドノネオオワタムシというトドマツに寄生するアブラムシです。
愛知でも雪が降るのかな・・・。

③ 全身に白色の蝋状物質が沢山生えており、透明な翅が小さいので、いかにも綿がフワフワ浮いているように見えます。
 卵で越冬し、春に孵化した幼虫が、「ケヤキ(欅)」の若葉に「虫こぶ」を作り、内部に複数がすみます。
 

アキアカネ(秋茜) 晩秋でも交尾・産卵!

2022年11月25日 | 昆虫
① 里山で赤く熟した「フユイチゴ(冬苺)」が見られるようになりました。

② 生食ができるので食べて見ましたが、酸味の強いイチゴです。
 好きな人は、ジャムにしたりケーキの飾りにしたりするそうです。

③ 陽だまりでは、アキアカネ(秋茜)たちが飛び交っていました。
 寒さに強いアキアカネ(秋茜)は、12月でも見られます。

④ 翅のこすれる音がして、オスがメスを捕まえました。

⑤ こちらのペアは、無事に交尾ができました。
 この後、近くの水場で産卵をしました。
 卵は、泥の中で越冬します。


ミナミアオカメムシ(南青亀虫)、カブラハバチ(蕪菁葉蜂) 冬野菜の葉で!

2022年11月24日 | 昆虫
① オンブバッタが、この寒い時期なっても健在で交尾をしていました。
オンブバッタは、卵で越冬し、6月頃に孵化します。

② ミナミアオカメムシ(南青亀虫)が交尾をしていました。

③ これは、「白色変異型」です。
熱帯地方を起源とし、暖かい地域に生息するため段々と北上し2008年7月には愛知県で初めて確認されました。

④ 綺麗な幼虫もいました。
ミナミアオカメムシ(南青亀虫)は、成虫で越冬し春になると活動し始めるイネ科の害虫です。

⑤ ハクサイに真っ黒な「カブラハバチ(蕪菁葉蜂)」の幼虫がいました。 
カブラハバチの幼虫は、古い葉や固い葉はほとんど食べず柔らかい部分だけを食べる贅沢な昆虫です。
潰そうとするとポロっと地面に落ちてしまう厄介な幼虫です。


温泉ドラえもんのブログ

蝶蜻蛉

温泉ドラえもんのブログ

チョウトンボ