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日本人に未知の発がん要因

2024年5月17日(金)きのうは暴風警報で夜中も吹き荒れていました。今日はお天気回復でよかった。

すごいニュースに接した。やっぱりか!と勝手に思ったりして、自分の身は自分で守らなければいけないと強く再認識する。

日本人の腎細胞がんの7割に未知の発がん要因

日本人の腎細胞がんの7割に、他国ではほとんど見られない未知の発がん要因が見つかったと、国立がん研究センターなどの国際チームが14日発表している。
環境や化学物質などの外的要因の可能性が高いとみられる。

がん細胞はいろんな原因でDNAが損傷して変異を繰り返し、その悪い状態が続くと突然変異で他の細胞に影響を与える、いわゆる病気の「がん」になる。

この時の変異にはパターンがある。
チームは腎臓がんの8~9割を占める腎細胞がんのうち最も多くみられるタイプを対象に、日本や、さらに発症頻度の高いチェコ、頻度の低いタイなど計11カ国の962例を調べて変異パターンを解析した。

その結果、日本人36例の7割で、他国では2%程度しかみられない特徴的な変異パターン「SBS12」が見つかり、日本人61例を加えて検証しても同様の結果が出たという。

日本人特有の原因・環境が存在すると容易に考えられるね。

SBS12は日本人の肝臓がんでも過去に確認されているそうだ。
これまでに知られている変異パターンの傾向から見て、この変異の内容が遺伝や加齢などの内的要因ではなく、外的要因による可能性が高いという。

今後は、日本人の腎細胞がんの大規模な全ゲノム解析を行うそうだ。
発がん要因の地域差の調査、変異から「がん」に至るまでのプロセス分析、他のがんとの関わりなどを明らかにする予定だ。
そして、腎細胞がんの新たな予防法や治療法の開発が期待できるとしている。


 
参考:国立がんセンター研究所
がんゲノミクス研究分野長 柴田龍弘氏

参考

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