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劇症型溶連菌は怖い

2024年5月16日(木)朝方は晴れていたのに急に曇ってきて雨が降り出し、暴風警報がでました。なんと激しい天候の変わりよう。


劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)

こんな病気知らなかった!!!

日本経済新聞の記事が分かりやすかったので参考にした。
この部分の記事が怖い。
「朝起きたときは足の先が腫れている程度だったのに、4時間ほどで膝まで腫れて壊死(えし)し始めていた。」東京女子医科大学の菊池賢教授の話。
STSSで死亡した70代男性の男性のことを振り返り話している。40度以上の高熱が出て、病院に搬送された際には意識がもうろうとしていたそうだ。

STSSは急速に症状が悪化し、手足などの壊死を引き起こすことがあり、なんと「人食いバクテリア」とも呼ばれ、致死率が3割という。2005年には100人もいなかったのが2023年には過去最多の941人となった。感染力の強い株が国内でも確認されているそうだ。

症状
国立感染症研究所で公表している症状をみてみた。
通常は感染しても一般的な風邪の症状にとどまるそうだが、まれに重症化してSTSSを発症する。
一般的な疾患は咽頭炎や発熱。
その他の初期症状としては四肢の疼痛、腫脹、血圧低下などで、発病から病状の進行が非常に急激かつ劇的で、発病後数十時間以内には軟部組織壊死、急性腎不全、成人型呼吸窮迫症候群 (ARDS)、播種性血管内凝固症候群(DIC)、多臓器不全(MOF)を引き起こし、ショック状態から死に至ることも多い。近年、妊産婦の症例も報告されている。

劇症型溶血性レンサ球菌感染症は子供から大人まで広範囲の年齢層に発症するが、特に30歳以上の大人に多いのがひとつの特徴である
 

海外から持ち込まれた毒性の強い株の流行が要因ではないかとも分析されている。英国で2010年代に流行した病原性や感染力の強いとされる株が、日本国内でも2023年夏から増えているといっている。
2023年は溶連菌の一種である「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」が流行している。厚労省は子どもから大人に感染するなどし、STSSを発症した患者が増えた可能性があるとみている。

感染

溶連菌が劇症化するメカニズムは不明な点が多いらしい。飛沫や接触によって感染する。
コロナやインフルエンザだけでなく劇症型溶連菌の感染防止のためにもマスクや手指の消毒は引き続きやっておかないといけないと思った。
STSSはけがや水虫の傷口から感染したとみられる事例も少なくないそうだ。足の腫れと40度近い高熱が同時に出た場合はすでに救急車を呼ぶ事態だそうだ。

私としては、人類が地球上にまき散らす化学物質がウイルスや細菌を劇的に変化させ、これまでにない感染力と感染方法、そして死亡確率を高める危険性が考えられると思っている。考えすぎだろうか?
化学物質をどう捨てるのかを慎重に検討を進めるべきだと思うのですが。

参考:日経新聞、国立感染症研究所


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