2025年1月11日(土)夜から明るい月と星が見えていて、朝冷え込み道路が凍り付いている。一応雪は終息した。大げさではなく、雪のあとに晴れ間があるから生きていける。
今日は終日良い天気だった。神社にお参りして、10月桜を見てきた。



ここの10月桜は11月初旬から咲きはじめ、春の桜が咲きはじめる前に終わっていく。寒く厳しい季節に小さな花を見せ続けてくれるからありがたい。
今年は世界中の紛争が一応収束してほしいものだ。
そう考えていると昔の日本の総理大臣のことが頭に浮かんだ。「あ~う~」と国会でのらりくらりと答弁していた。
今から思えば、日本の立ち位置は非常に難しい所にいた。今もだが。国内は戦後ずっとイデオロギーが違う考え方が真っ二つになりながら分断のなかで経済成長にすがりながらなんとか進んできた。国会を中心にまさにそうだった。
さらに、アメリカに占領され、その後もアメリカの言いなりにならざるを得ない状況のなかで、あの頃の政治家はもがきながらも「あ~う~」という苦しい悶絶の中で全てを最高責任者として飲み込んでいたのだろうと今は年齢を重ねてそう推察している。今は仲良しになってなんでも言うことを聞く優等生か?
あのころ「我が国は独自の道を歩む」なんてバランスが崩れることを言う総理大臣がいたら一体どうなっていただろう。
でも今は環境が大きく変わっている。なりふりかまわず他国を侵略すようとする国がいるから緊張感をもって対処しないといけない。
以前とははるかに複雑で難しい局面を乗り切ることができないといけないが。
”なりふりかまわずのらりくらり平和を追求する” ”どちらかに傾きすぎない道”を模索する気持ちは持ち続けたいような気がする。日本中が焦土と化し、原子爆弾を2度も落とされた国としての生きざまは世界の手本になるはずだ。