四季を詩織る

雲と風と花を追いかけて

移ろう旬のよそおい

2016-05-24 07:39:52 | 日記


浮き沈むうつろう旬のよそおいを真白さまとう梅空木に添い



さあ~~今日はどんな色で・・・


どんな香りを醸し・・


どんな味わいを生み出して生きようか。



繰り返すことも


戻ることも出来ない



今日の旬の命の花を咲かそうか。


鏡に向かってつぶやく。


PCを開くと


まぶしいほどの純白な梅空木の花が咲いたと・・・


目頭が熱くなるような感動と興奮を頂く



そうこの真白な花心を染めて


梅空木の香りと味わいを刻もう・・・


五感と語感を浄化して


わが道を行け・・・


誰にも気遣いする必要はない。


朝のNHKの放送で強調された。


人と人の関わりで悩むのは勿体無いと・・・


命の軸足を据えて・・・


我が命の花を咲かせるために


今日も詠おう・・・










色香がいざなう

2016-05-23 05:38:42 | 日記

花として天にこころを拓く朝色香がいざなう薔薇の装い


静かに・・・


静かに時は移ろい


初夏の香りは真夏へと急かし


夜明けの薔薇も花びらを全開する。


そうだ・・・視界も心も全開しよう・・・


そよぐ風もなく五感が微睡み



移ろう四季に背を向ける語感に苛立つ・・・


浮きつ沈みつ波打つ心の闇に


薔薇に問いけられたような朝・・・
















夏の季ゆらぐ

2016-05-21 14:01:25 | 日記

緑香のそよぎに萌える山つつじ夏の季ゆらぐ早苗田の里に


静かに夏の季がゆれて


茂みは音もなく木々の息吹を紡ぐ。


青あらしが吹き抜け



早苗田は青空を抱き


早苗が静かにそよぐ。



緑香に包まれた木立の中に


れんげつつじが夏を告げ


渓谷の飛沫が舞う



山路を辿る一日のときめき






深山抱く水鏡

2016-05-16 09:58:55 | 日記

深山だき黄の色映える水鏡まばゆき木々のいのちを讃え


心の故郷


癒しの沸く泉


青春のアルバムを開けば蘇る


湖畔の宿のキャンプの思い出


命の故郷


生きて来た足音が聞こえる


湖畔の風に


春夏秋冬の思いを刻んで通い続ける


エメラルドに魅かれて今も尚


これからも通い続けるであろう五色沼


今までに観たことのない光と緑と水の競演


命の泉の湖畔の宿へ






かがようみどり

2016-05-14 14:31:09 | 日記

陽が差せば浮き足はずむ花影にかがようみどりのさざなむ夏に


茂みの声も静かに揺れて


五月雨に潤う夏の息吹が葉陰に聞こえ


野辺に・・・


花影に・・・


葉陰に夏がさざなむ。


双葉が枝を伸ばし


花芽を蕾ませて


夜明けの庭を彩る薔薇の花・・・


蕾んだ・・・

膨らんだ。


歳時記の時をときめかせて


青い空に夏の夢が広がる。


思い出に興奮するような今日を輝かせたい。