池のほとりを歩いていると、緑色のものが飛んできた。
直ぐに、巣材の葉を運んでいるハキリバチだと判った。
10mぐらい追いかけると、石垣の間の穴に入るのが分かった。
一頃の暑さと比べれば、だいぶ楽になったとは言え炎天下だ。が、意を決して張り込むことにした。
5分おきぐらいに葉を運んでくる。
30分以上は頑張った。
ハキリバチの種類は何だろう。
つづく。
エナガやシジュウカラ、メジロ等の混群が水浴びをしているのが見えた。が、かなり遠い。
ダメ元で撮ったら、センダイムシクイ??が写っていた。計算上は840mmで撮影。
この頃は虫ばかり撮っているので、野鳥に飢えている。
昨日、小雨が降る中、キスジセアカカギバラバチに出会った。
活発に移動しながら産卵していた。葉が濡れていても産卵は可能のようだ。
昨年の同日にも、このハチを観察しているが、これからこの葉を食べる幼虫がいるだろうか?
以下は「ようこそ!寄生蜂の世界へ!」様より引用。
非常にユニークな寄生戦略を有することが知られており、まず母蜂は草食性の鱗翅目昆虫の幼虫やハバチの幼虫が利用する食草に産卵を行い、
食草の摂食を介し卵をそれらの幼虫の体内に送り込む。
その後、その幼虫に偶然寄生したヒメバチやヤドリバエなどの寄生蜂、寄生蝿に寄生するか、その幼虫を狩りに来たスズメバチなどの捕食性昆虫の幼虫に寄生するとされる。このように極めて特殊な寄生様式(二次寄生)をとるため、メスは非常に多くの卵を保有することが知られており、典型的な小卵多産型の寄生蜂である(下手な玉も数打てば当たる)。しかしながら、生態の記録はごく一部の種のみで、少ないのが現状である。
170908
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