盛んにないているのが翅の動きでわかる。でもその声は自分には聞こえない。
チッ、チツ、チッと鳴いている筈だ。
何年か前にはちゃんと聞こえたのに。
20日に撮ったのに載せ忘れていた。
杭の上にセミがとまつているのが見えた。1枚だけ撮ったら飛ばれてしまった。
見ると産卵痕が残っていた、産卵していたらしい。
2021年09月14日 にも、ツクツクボウシの産卵シーンを撮ったことがあった。白くみえるのが産卵痕。
オオハキリバチが道で土を運んでいた。
オオハキリバチは巣材に松脂を使う筈である。る不思議に思い調べてみた。
主たる花資源植物はクズで、この花から花粉と蜜を集め、花粉団子として幼虫の餌とする。
幼虫のための巣は、竹筒など、既存の筒状の構造を利用して作る。管の奥から集めてきた松脂で壁を作り、そこに花粉団子を詰め込み、一定量に達するとその上に産卵し、松脂で壁を作って封じる。
そうやって出来た新たな松脂の壁の上に、新しい花粉団子を詰め、産卵しては松脂で封をするので、管は一定間隔で仕切られた部屋が数珠繋ぎになった状態になり、奥のものほど古い部屋である。
最後に管の入り口に封をするが、この封だけは土が使われる[3]。
これで謎が解けた。
庭の、枯れかけたイチゴの葉にいたナシケンモンの幼虫。
ナシケンモンの幼虫で調べても、イチゴの葉を食べるとは書かれていない。
紛れ込んだのかもしれない。
飛んできて近くに止まった蛾は、ヒメマダラマドガ。前翅長7-10mm。
幼虫はアラカシを食べるという。
よく似ているものにチビマダラマドガがいる。
大きさは同じようだ。
2012年06月09日 に撮った、チビマダラマドガ。前翅長8-10mm。