山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

令和二年、登り初めはマナスルから、後編!!

2020年02月04日 17時55分57秒 | 南アルプス

ところで、今夜の宿 『マナスル山荘(本館)』を

今年最初のお宿に選んだ理由、

食事が美味しいという理由の他にも あるんです!!

我隊、自他ともに認める 食いしん坊ですが……

実は、呑み助 でもあるんですっ!!

 

えええええええええええーっ!!

    とっくに知ってるわい

イヒヒヒヒ、実に素敵なプランっす!!   

これで ねぇちゃん が綺麗だったら 天国っす!!

 

おサル君、「ねぇねぇ、 隊長?!  どうする?!  飲み放題、頼んじゃう?!」 って

こらーっ!!  何を カマトト ぶってんねん!! 

 

今夜の宿泊者は、我隊を入れて5人のみ。

なので特等席の おこた に 気にせず 陣取って、さぁーっ!!  飲むでーっ!!

 

 

 

だいぶ出来上がってきたところで、さぁ ご飯っす!!

 

食材は 基本、地産地消をモットーにされているそうで、一見地味ですが 実に美味しい!!

胡麻だれ しゃぶしゃぶ も、美味しかったぁ

 

 

食後は、これも楽しみにしていた、 プチ星空ナイトツアー

雪っ原に 寝っ転がって、夜空を見上げると……

 ※イメージ

この夜は 満月だったんで、ここまでは見えなかったけど、

それでも綺麗な星月夜!!

 

 

 ※イメージ

雪の上に寝っ転がれるように、あったかシートと グランドコートの貸し出しもあって、

気が利いてるよね!!

帰って来てから知ったんだけど、星空撮影用の赤道儀 雲台も貸してくれるらしい。

しくった!!

 

満月の月光が雪に映えて、目が慣れてくると ヘッデン無しでも歩ける位!!

マナスル山荘さん、以前もそうだったけど、益々ホスピタリティ溢れる、

ナイスなお宿になってました!!

 

部屋にはファンヒーターも もちろんあるし、

お布団用に 湯たんぽも貸してくれて、

ぬくぬく ぽかぽか で いい夢がみれました~

翌朝は まだ暖かい湯たんぽのお湯を使って顔も洗えますよ~

 

           

 

明るくなってから、窓を開けると…

今日こそ、綺麗に晴れそう!!

 

朝食も、新鮮で、我々には十分すぎるほどの量!!  幸せっ!!

 

登山道具も置いてあるから、まさかの時にも安心。

 

昨日 長居させてもらった 居心地のよかった おこたスペース!! 

実家みたいにくつろいでしまった

 

じゃあ、荷物を置かせてもらって、ちょっくら山頂から大阿原湿原辺りを周回してきましょう

 

年季の入った薪ストーブも いい感じ

 

 

 

 

 

山頂直下の岩場。もっと雪が積もってしまえば、足元を気にすることもなく 楽になるね

 

 

遠くの稜線が くっきり!!

 

乗鞍岳?!

 

木曽御嶽山?!

 

甲斐駒仙丈ヶ岳間ノ岳も!!  南アルプス前衛って位置だね、ここ。

 

奥穂高岳(左矢印)に 槍ヶ岳(右矢印)の 穂高オールスターズ!!

 

 

雲海が広がって、ゴンドラの上駅は きっと今頃 雲海テラス だね!!

 

 

宿でご一緒だった、ご夫妻!!   滋賀県から、と おっしゃってました。

伊吹山にも、いつか登らないとなぁ~   夏がいいのかなぁ、冬がいいのかなぁ、

 

よく 山の中で見る、この 「とろろ昆布」 みたいなやつ、

湿度があって空気の綺麗なところにしか生えない植物らしい。

調べたら、地衣類の「サルオガセ」っていうやつで

乾かすと利尿剤に、煎じて飲むと惚れ薬になるらしい…

なんだ?  惚れ薬って…?!

紀州梅干しと一緒にお湯かけて食べると

腹の足しになるらしい…  って?!  ぷぷっ!! 

 

大阿原湿原まで下って来たけど、この時期 特に 見るものもなく、

トイレだけ済ましました。

え?!

 

うっかり 後ろから首切られないかと、ひやひやしました (笑)

 

 

今日は 八ヶ岳が 実にクリアに見えます!!

こっちと比べると、だいぶ雪が多そう!!

 

 

今日は土曜日なんで、昨日以上にワンチャン連れハイカーがたくさん!!

この犬、靴はいてるし……!!

 

マナスル山荘本館の山口さん、スタッフさん、

お世話になりました~  また 必ず来ますね~

小屋の玄関まで出て、

宿泊のお客さんが帰る時には 必ず鐘をならして見送る、というのがルーティンのようで

我隊にも 鐘をならして 手を振って見送っていただきました!!  ちょっと感激!!

あざーっす!!

絶対 また来ますね~ 

 

 

スキー場のゲレンデトップまで戻ってきました。

なんだか、ここで 既に下界に戻った気分。

若者たちの姿に、平和っていいなぁ 、日本って いいなぁ と 実感。

さぁ、下ろうか!!

 

そうそう、今日は 時間がたっぷりあるんで、

『湯ートロン』で 汗を流して帰りましょ!!

 

正月疲れを 癒す、いい旅でした…

 

 

 

 


令和二年、登り初めはマナスルから、前編!!

2020年02月04日 06時23分23秒 | 南アルプス

読み返してみると、昨年 暮れの私メの登山blog、

まるで新手の「閉店詐欺」みたいだね~

もうこれで最後、ホントに登り納め、 と 何度も何度も投稿を繰り返してしまいました…… 

深く反省

別に 何か思惑があったわけじゃあございません…  悪しからず

その手で言えば、登り初めは  後にも先にも   もう正直に一回こっきりなんで、

皆さま、身構えず、気楽にお読みくださいまし (笑)

 

 

ところで

世の中には、九日間もの長い正月休みの間に すっかり正月太りしてしまった

ごほん、いえ、失礼…、方々が 多いことと思われますが…

 

 

我隊は 闇世界、いや 違った… 

そもそも因果な商売加担しているので

全く、正月なんぞに 関係ない世界に生きております。

おまけに今年は一月早々から、大事な催事を抱えていたもんで

正月早々  朝から晩まで10日近くのハードな連勤、

正月太りなんて ありえへん 世界で過ごしました。

 

なので、もう いいでしょう、リミッター 外してやっても!!  もちろんですとも!!

 

遅れてやって来た(小)正月3連休、

積年の恨みを晴らすかの如く、

食って、飲んで、遊んで、ぐれる事のできる

憂さ晴らし先を探す 我が隊なのでした……

 

ん?! 

見つけた~!!!  ここで、飲んで食って、ぐれてやる~!!

 

 

とある、1月の金曜日…

山装束に身を包んだ 二人組が、とある信州の鄙びた駅に降り立ちました…

二人組の目指す先は…

スキー場のゲレンデ?!    ではなくて、そこを横切った先のゴンドラ乗り場。

こけない様にね~

 

それにしても、雪 少なっ!!

ゴンドラで登ってやって来た先に あるのは…

そう、入笠山っす!!

ここから先も あまり積雪はないらしいけど、

アイスバーンでツルツルのところも あるらしいので

念のため、アイゼン装着っす!!

 

よしっ!  準備オッケー!! 

 

遥か眼下の向こう側には、雲をかぶった八ヶ岳連峰。

あの雲の中では、きっと雪が降ってるんじゃない!?

 

少ない積雪も、固く凍っているんで、アイゼンが雪をザクザク噛んで、

足音が小気味いいっす!!

 

スズランの群生地で知られる「入笠湿原」も、今は こんな感じ。一面の雪景色とは参りません。

犬連れハイカーさん達が 沢山歩き回っていました。

 

この階段を登り切って、しばらくだらだらと歩を進めれば

今回の ほぼ 目的地マナスル山荘が見えてきます。

 

あっという間に 到着。

さて、肝心の"あれ"、 あるかな?

あった~!!   マナスル山荘名物、『特製ビーフシチュー』っす!!

これを食するためだけに やってくる人もいるんだとか!?

ねっ?!

 

とにかく、上手かった!!

ここ マナスル山荘(本館)さん、食にこだわっていらっしゃるようで

館内には オリジナルの食関係お土産も盛りだくさん!!  パンだって焼き立てパンがこの通り!!

食いしん坊の我隊に刺さったのも うなづけます (笑)

 

 

さて、お腹も満たされたし、ひとっ走り、行って来やすか!?

どこへ?! って…  そりゃあ 山頂ですがな

 

重いザックは 山荘に置かせてもらったし、らくちん 楽ちん

直登の岩々コースも 何てことないっす!!

 

 

着いた~!!  八ヶ岳、相変わらず上の方は雲が掛かりっぱなし

 

諏訪湖方面は、 ばっちり

 

 

 

山荘からなら、30分もかからず 登って来れるんで

また 明日の朝、登って来てみよう

 

 

 

 

 

蓼科山だけ、最後に顔を出してくれました~

 

あ、山荘に入ってしまう前に、挨拶しとかないとな~

先代 こはだ君 の後を継いだ、あじ君、初めまして~

 

人懐っこい、あじ君 です!!

( ところで マナスル山荘さんの番犬は 代々すしネタ名なんだね!?  先代は「こはだ君」だし、先々代は「うに君」だって!! )

 

はい、気を付けます…

 

さ~て、お楽しみは これからだっ!!

 

( 後編に続きます…)

 


大菩薩嶺、ほんとにこれが2019年 登り納め!! 編

2020年02月02日 18時49分15秒 | 奥武蔵

もう、2019年内の山行はないだろう、高をくくっていたら

ほんとにホントの年末28日

準レギュラーの❝お兄ちゃん❞から あらら、まさかのお誘い…

一瞬躊躇したけど

どうせ家にいても年末、邪魔なだけだし (きっと お兄ちゃん も同じなんだろうねぇ、イヒヒ )

よし、行ってしまえ~

 

冬型天気も やっと安定、今日も関東の初冬らしく、きりっと晴れた朝です。

お兄ちゃんとは 「あずさ」車内で合流、大月乗り換えで、スタートの塩山駅到着。

平日なもんで、ここからしか登山口へ行く術がないんです。

 

 

バス終点「裂石・大菩薩峠登山口」から 歩き出します。

さすがに年末のこんな時期に 山に向かう 浮かれポンチ は我々2名のみ (笑)

駅では晴れていた空も、山が近づくと稜線には結構 雲がかかっています

天気予報は まずまずだったんだけどなぁ~

 

と、この直後、事件発生!!

僕の愛機 オリンパスOM-D  E-M10 MarkⅡが、

ショルダーハーネスのマウントに 上手くはまっていなかったみたいで 肩から落下、

しかも 運悪く固い地面に直撃、

慌てて拾い上げるも 望遠レンズの根元からポッキリと折れてしまうアクシデント!!

ショック!!

 

なので、今回はろくな写真がありません 涙   悪しからず…  です…

心なしか、放心状態のわたくし…

 

ま、気を取り直して、ここから本格的な山道へ…

 

今日は 先ほどのルート説明の通り、

下の登山口からのスタートとなったため、大菩薩嶺へのメジャールート、

上日川峠からの周回の前に、余計な登り(標高差約750m)を片道1時間半かけて

登らなくてはいけません。

(以前、冬に同じルートをたどった時は、朝一バスに乗れたので 時間的余裕が十分ありましたが…)

今日は 朝一バスじゃあないので、時間も結構タイトだし ちょっと気が焦ります。

 

普段ストックを使うくせに、今日は バリバリ元高校登山部出身のお兄ちゃんを真似て

腕を胸の高さに組んでの登りに挑戦してみます。

お兄ちゃんによると、こうすると、心拍がいたずらに上がらなくて楽なんだとか…

へぇ~ そういうもんなんだぁ~

この時、こんなことしなきゃ 後半であんなことにならなかったんじゃないかな~

無駄に 脚を使うことになってしまった気がする

やっぱり 慣れないことはするもんじゃないね~ 

 

だんだんと 雪の量が増えて来たので、途中からアイゼンを装着。

今振り返ると チェーンスパイク軽アイゼンで十分な積雪だったんだけど

お兄ちゃん情報だと、吹き溜まりで30~40㎝という、直近のネット投稿があったと聞いていたので

12本爪しか持ってきていなかったのも 今考えれば失敗だったなぁ

お兄ちゃんはチェーンスパイクの備えもあったらしく、そっちを装着していました

 

 

途中から  あらら 小雪が舞いだし、陽射しは完全に隠れるし、

今日は すべてがうまくかみ合わないなぁ~ って感じ…

 

 

おっ、やっと上日川峠 に着いたみたい。

 

再び青空も少し顔を出してくれました。

「ロッヂ長兵衛」で 軽く腹ごしらえし、トイレも済まし、準備を整えます。

見ると、ここまで車で来ていたグループが数組、この冬の積雪状況なら

ここまで乗り付けるのに苦労はなさそうっす!!

 

で、お兄ちゃんと、ここまでの時間経過と、コースタイムを照らし合わせてみると、

益々時間がタイトな事が明らかに…

当初の、唐松尾根経由で雷岩~大菩薩峠~介山荘~福ちゃん荘 という周回ルート、

帰りのバス時間を考えると どうも時間的に無理っぽいねぇ~

しょうがない、なら、大菩薩峠ピストンに変更だね

お兄ちゃん曰く、こんなことなら大月からレンタカーで乗り付けるっていう手もあったね、と…

早く言ってよ~  激しく同意!! 

 

ここからは ちゃんとストックを取り出して、気を引き締めなおして、再びスタート。

ちょっとだけ 雪の量は増えたけど、全然 楽勝、どこに30~40㎝あるんじゃ~?

 

 

 

ほどなく「福ちゃん荘」に到着。

ところが、早足で先行するお兄ちゃんに追いつこうと 無理に進んだら

なんか、さっきから、両方の太腿に 違和感が…

 

 

この標識、ここでしか見たことがないけど、どんだけ 登山者が多いんだぁ?!

 

 

 

大菩薩峠らしき、白い稜線が見えてきたところで

先ほどから騙し騙し歩いてきたけど、どうにも我慢ができなくなり、足を止めます。

今日は寒いと思って、普段 登山ズボンの下にスポーツタイツを履く代わりに

薄手の保温タイツを履いてきたんだけど、却って それも上手くマッチングしなかったようで

血行が滞ってしまったのか 両腿が攣ってしまってどうにも痛くて足が挙げられません。

「ごめん、お兄ちゃん、気にしないで先に行って!!

ちょっと様子見て、回復せず無理っぽかったら、福ちゃん荘の所で待ってるから… 」

なんか 同じようなシチュエーション、どこかでもあったような… (笑)

 

 

 

脚は固く攣る一方。 まさか、ここで自分が撤退する憂き目にあうとは…  

福ちゃん荘前の陽だまりで、足をさすりながら しょんぼりと お兄ちゃんを待ちます…

 

今頃、お兄ちゃん、あの雪っ原 歩いてるのかなぁ~ などと見上げていると

「お待たせ~!!」と、  えーっ!? もう戻って来たの!?

さすが、昔 高校登山部で鍛えただけの脚力、さっき別れてから30分ほどしか経っていません。

 

 

不思議と 下るだけなら 脚は全然 痛みません。

 

あっという間に ロッヂ長兵衛まで戻ってきました。

お兄ちゃん、ご迷惑をおかけしました~

 

実際には 雲が広がってしまって、こんなに綺麗には見えなかったそうですが、

折角なんで、イメージ画像で、大菩薩峠からの眺望をお楽しみください…

 

 

雪は少なかったけど 風が強くて、寒~い 一日でした

そんな中でも テン泊している強者がいるんだね~

 

 

 

あっという間に、下り切り、バス停へ急ぎます。

 

 

 

バス到着まで、あと50分。

これなら、温泉入っても、時間十分だね?!

バス停から 5, 6分下った先にある 『大菩薩の湯』解凍していこう!!

 

 

ちょうど湯舟に入っている時に、沈みゆく夕日が真っ直ぐに温泉に射して

それはそれは綺麗な夕景でした!!

これが見れただけでも、今日はめっけもんだったね!!

一年、健康で過ごせて、ありがとうございました。

 

最終バスで、塩山へ戻り、駅前のお蕎麦屋さん「七福」で、プチ忘年宴会っす!!

     

ここ、生ビールはキンキンに冷えてるし、山梨ならではの生ワインもあるし

馬刺しも 山菜天ぷらも美味しいし、「山麓酒場」に是非 推薦したいお店です!!

因みにお店は、入った時から帰るまでの90分余り 我々の貸し切りでした (笑)

皆さん、もっと贔屓にしてあげてくださ~い!!

 

 


超大型台風(19号)接近!! 滑り込みピストン 燕岳!! 編

2020年02月01日 17時00分52秒 | 北アルプス

いけね!!   

2019年登山で、忘れられない山行が もう一件あったっけ!!

会社の ℐ先輩に誘われて行った、燕岳ピストン!!

これ、忘れたらあかんやろ~

 

 

以前から お互い山をやるのは知っていて、ℐ先輩

「一度一緒に行こうぜ~」

との 熱いラブコールに応えて計画した山行でした。

ところがよりによって 1か月も前から楽しみにしていた

まさにその日取りに合わせるように北上してきたのが 例の 台風19号!!   

列島各地に(特に東日本に)大きな爪痕を残した奴の為に

当初の 燕岳~大天井~常念 の縦走プランを

天候次第の 燕岳ピストンへと 急遽変更。

※車の回送サービスまで 予約していたんだけどね~

 

前日 仕事を早目に終えて、いったん帰宅。荷物を抱えて ℐ先輩の車に拾ってもらったのが午後10時。

中央高速を飛ばして 登山口の中房温泉に着いたのが 12時半頃 だったかな。

駐車場で車中泊の準備をして、車の中で 遅~い 宴会をスタート、

1時間ほどで、持参したワイン2本にサワー少々を空け、いつの間にか眠りににつきました。

 

目が覚めたら、既に空はもう明るくなっていて、 明らかな寝坊。

慌てて飛び起きて したたかに天井に頭をぶつけ、目が覚めました!!

お湯を沸かしてカップ麺で朝食、ℐ先輩は 食欲がなさそうで、コーヒーを口にしただけ…

燕岳初挑戦の先輩に、ちゃんと食べないときついぞ~ とは思うものの、先輩を諭すわけにもいかず

準備を黙々と進め、さぁ 遅ればせながら 出発です!!

幸い、近づいてきているはずの台風の影響はまだ全然感じられず

空も うっすらと 薄日が差すぐらいの天気。これなら 今日一日は大丈夫じゃね?!

 

 

脇の川には温泉が流れ込んでいるようで、湯気と硫黄の匂いが…

ぷぷっℐ先輩、足取り重そうっすよ!! 

 

 

 

駐車場から10分ほどで いよいよ登山口到着っす!!

トイレを済まし、じゃあ行きますか、ℐ先輩!!

と、ℐ先輩「悪い、〇〇!!   体調がどうにも良くないわ、俺。 

ここで待ってるから一人で登ってきてくれる?!」って

えーっ!!  まじすか!!  どうも 完全な二日酔いのようです…

 

という事で、急遽 単独燕岳ピストンと相成ったわけでございます…(笑)

まったく、何やってんでしょ、俺たち…  (反省)

 

 

 

台風が来てるってことで、紅葉時期にもかかわらず 下ってきてすれ違う人はあっても

これから登っていこうという 浮かれポンチは ほぼ皆無。

そりゃ、確かにそうだね~

 

 

でも おかげで、ほぼほぼ 自分のペースで登っていくことができます。(同行者もいなくなっちゃったし…)

 

 

 

 

 

 

 

❝北アルプス三大急登❞ の一つと言われる この登りも、

合戦小屋まで登り切れば、後はそんなにきつくありません

紅葉も、どうやら今いるあたりが一番色づいているいるみたいです

 

 

 

合戦小屋 とうちゃこ~

 

小屋番さんが、忙しそうに 小屋閉めの作業をしていました。

もう すぐに 長い冬に閉ざされてしまうんだね~

 

 

 

 

 

 

いつの間にか、燕山荘が だいぶ近くに迫ってきました

 

山荘直下に来た頃から、時折 濃いガスが掛かり始めました。

 

燕山荘とうちゃこ~

 

折角の初挑戦だったのに 登って来れなかったℐ先輩の為に、

記念の 「燕山荘オリジナル手拭い」をゲットし、山荘前のベンチで おにぎりを頬張っていると…

 

 

一瞬だけ、ガスが取れて、綺麗に色づいた紅葉があらわに…

 

と 思った次の瞬間には、ガスが再び…

 

 

ガスは濃くなる一方で、これじゃあ 山頂まで足を延ばしても 何も見えないなぁ~

 

『イルカ岩』までは とりあえず来たから、まっ、いいか…

ℐ先輩を あまり待たせてもいけないし、ここで 引き返すことに します!!

ここまで 天気もってくれて ありがとう!! 

 

 

 

 

 

 

第二ベンチぐらいまで戻って来た時、何か 動いて登ってくるものがいます。

熊か!?

ん?!     ℐ先輩!!   

あの後 仮眠を取り直して、温泉入ったら復活したそうで、

途中、俺に会うところまで行ってみようと思って登って来たらしい…

良かったぁ、体調戻って。

 

 

 

とりあえず 無事、登山口まで戻って来れました~

今まで もう少し下った先にある 『有明荘』でしか 汗を流したことが無かったので

『中房温泉』に入るのは 僕も今回初めて。

いいお湯でした~!!

 

この後、安曇野まで戻って、

ℐ先輩の、「下山したらやっぱりトンカツだろう!!」との意見を尊重して

がっつりトンカツを食して帰路につきました。

山梨辺りから、だんだん雨足が強くなったものの、ぎりぎり台風の影響もなく 無事帰宅。

やれやれ、です。

ℐ先輩、また次の機会には、いや、今度こそ、か、

よろしくお願いしま~す