山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

秘湯、奥鬼怒へ!! 後編

2019年11月16日 11時22分57秒 | 山ブログ

さて、山行の続き…

今回は案外と苦労せずに、『鬼怒沼』到着です〜

往復5時間って、こんな感じなんだっけ⁈

最低3時間以上の登りが続くものと思っていたので、ちょっと拍子抜けです

 

 

高層湿原も、思っていたほど広くはなくて、

青空が広がっていればまた違う印象だったんだろうけど、

あれ?、あれっ⁇  って感じ

 

 それでも 草紅葉は進んでいて、秋も本番の趣っす

 

 

 

 木道歩きは、油断すると足を踏み外すから、それなりに気を使います

 

 

 

ここが 高層湿原の一番端っこ。標識にタッチして、折り返します。 

 

ところで、ここの標識にあった大清水って、

尾瀬に繋がる あの大清水?! 

ここからは まだまだ5時間以上もかかるらしい

 

 

 

登って 来る途中、すれ違った人は 何組かいたけれど、

時間的に考えると、多分 我が隊が登りの最終組

湿原を往復する間には 誰にも会わず、静まり返った沼の上を

時折 風がさざ波を起こしながら 吹き抜けていきます。

 

さてと、あったかい温泉と ご飯が待っている宿へ、急ごう‼️ 

  

 

 いや〜っ、帰り、早かった‼️

なんと2時間のコースタイムのところを、

1時間ちょいで 駆け下りて来ました‼️ 

おかげで、まだ明るいうちに、加仁湯の玄関に到着です〜

 

 

先ずは内湯で汗を流してサッパリして、 

 

 

あはは、お約束の鹿の頭の剥製 🦌 、

これ、うちの実家のリビングの暖炉の横の壁にも掛かってたっけ、

(↑  真っ赤な嘘です、  暖炉さえ、ありゃしない)

 

 いかにも、な、山奥のいで湯の趣。

更に、そこに違和感なく融けこむ おサル君  😃

 

 

 こうして 夜も更けていったのでした …

 

            

 

さて、朝です。

加仁湯 の 名物 露天風呂の、ちょっと白濁したお湯

 ここの特徴は、な、なんと、知る人ぞ知る

 混浴なんです‼️ 

安心してください、はいてますよ〜       ← いえ、これも、嘘です  

※良い子は 湯の中にタオルを巻いて入ってはいけません

 

 

 この露天風呂も、

 このお風呂も、

♩ みんな、みんな、♩ 裸な~んだ、友だちなんダァ〜♪ ♩ 

 

✳︎早朝の、人のいなさそうな時間を狙ったので、良かったのか、(いや、残念だったのか) よく判りませんが、

少なくとも おサル君の真っ赤なお尻が 他の人に目撃されることはありませんでした (笑)

やれやれ 

 

 足湯にまで 朝食後 更に入って、湯三昧っす!!

 

 

どすこい、お相撲部屋さんたちも夏合宿に来るそうです!! 

 

 

 沢沿いに下ること 10分、

今度 現れたのは 『八丁の湯』、   到着です。

 

 

 おおっ、「日本秘湯を守る会」の提灯じゃないっすか!!

 と なれば、素通りって訳にはまいりません、ね?!

ここも、実は混浴!!

で、隊長、油断して 男性用脱衣所から「まっぱ」で 露天風呂に出た途端

ギョギョギョ‼️ 若い女性が湯舟に浸かっているじゃあ ありませんか!!!

4d\rt@qq@Zqyw@9tZq…!!

 

  後ろ姿だけ視界の隅に置いて、奥の露天に逃げるように行ってしまった事が、

今 思い返すと 返す返す残念で仕方ありません。(笑)

 

 

 とっても雰囲気の良い、温泉だったんで、

今度来るときは ぜひ 泊りで来てみたいもんです

温泉に浸かりすぎて ふやけた体に もう一度ねじを巻きなおして、

女夫渕温泉バス停へ、レッツゴー!! 

 

 

 

 沢沿いを渉る風は、確かに秋だねえ

 

 戻ってきました。     ゲートをくぐれば 直ぐバス停です。

 

 

これが噂の 秘湯、奥鬼怒四湯 の、ラインナップ‼️

 

 

結局、雨にあたることは一切無かったなぁ〜、

天気予報が良い方に外れて、 まぁ、良い旅となりました。

( ところが、バスに乗った途端、本降りに‥😵、、、で、駅に着いてバスを降りたら止みました )

⁇、??⁇ ⁇  狐に化かされた気分

 

 

 帰りの車窓から見えた、暮れ行く残照…

 

温泉、秘湯、秘境の高層湿原、満喫の旅でした…

 

 

 

 

 

 


秘湯、奥鬼怒へ‼️、前編

2019年11月01日 12時43分26秒 | 山ブログ

夏も過ぎ、秋も足早に去りつつある昨日今日ですが、

相変わらず 投稿が追っつかない隊長です‥

 

陽射しには 既に 盛夏の勢いは無く、

いつの間にか秋めいた、とある九月の終わりに

奥鬼怒を訪ねました‥

 

スタートとなる『女夫渕温泉』までは、以前、真冬に 辿ったのと同じルート。

当然のように鬼怒川温泉駅からの足は日光市営バス、の予定でしたが、

奥鬼怒から お客を乗せて下りて来たタクシー🚕の戻りの車に

ラッキーにも割安で乗せてもらえることになりました、イヒヒ🤞

 

タクシーの運ちゃん、我が隊の山登り用のいで立ちに、

女夫渕温泉を目指す人に間違い無いと確信したようで、

それで声を掛けてくれたみたい、ハハッ

 

天気予報は微妙で、

その日の午後には降り出す、というところと

今日いっぱいは保つんじゃないか、というところがあって

やっぱり現地に行ってみないとわからんわい

山一つ隔てただけで違うって事もあるからね〜〜

 

 

女夫渕温泉、着いたど〜〜

なんか、行けちゃいそうじゃん⁈

そうとなれば、今日の内に 鬼怒沼まで行って来ちまおう!  

 

鬼怒沼まで、何でも 宿から往復5時間はかかるらしいから

女夫渕温泉から宿までのアプローチ(徒歩1時間半)は 時間が勿体無い

ここは素直に宿の送迎バスに身を委ねよう

 

本日のお宿、加仁湯(かにゆ)到着っす!

ん。。。⁉︎   

あの人が 雪崩から命からがら生還したと 噂の美人女将かなぁ⁈

案内された部屋は、旅館としては いたって普通。

でも、山小屋と思えば、とっても豪華。

まぁどっちでも、寝るだけだから関係ないか

 

荷物を部屋に八割方置いて、鬼怒沼ハイクへ、さあ、行くぜ🏃🏃‍♀️‼️

 

 

先ずは、日光澤温泉♨️を目指します。

ここ、奥鬼怒四秘湯の中で、一番奥に位置しています。

って事は 一番山に近いって事で

玄関先にワンちゃんが2匹いるのは、きっとクマどんの見張り番なんだろね

 

 

ここから山道になって

二人とも黙々と進んで行きます

 

紅葉にはまだ早く、

かと言って 特段 眺望に恵まれているというわけでもなく、

ただ、山深い地に点在する池塘の湿原を見てみたい、との今回の旅

尾瀬より600mも高い場所にある高層湿原の上に どんな空が広がっているんだろう‥ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、今これを打ち込んでいる最中、

親しくしていた作家さんの訃報が飛び込んで来た‥  

 

しばし 絶句 

 

僕よりまだ少し若い、ガラスコラージュ作家、Uさん、

まだ逝ってしまうには 早すぎるだろう

夏に見舞った時には、快方に向かいだしていて、

本人も旦那さんも

秋には退院して自宅療養になれそうだと 元気に話していたのに‥  

 

1月に 突然発症して、9ヶ月あまりの闘病、

彼女の無念と、

献身的に看病されていた旦那さまの悲しみを思うと

やりきれない‥‥  

 

せめて、安らかな 逝き方であったことを、願う

 

Yさん、

急いであっちに行くことないよ、

思い残す事は 数えきれないだろうし、

暫く あっちこっち 軽くなった身体で 遊んで行くといい

懐かしい場所を訪ねて、懐かしい人に 挨拶をして、

穏やかな気持ちになれてから

ゆっくり行けばいい

 

旦那さんのそばには

時々 顔をだして、

そばに来たことを、

花や 天気や 猫ちゃんを通して伝えてあげられるといいね

ほんと、優しい旦那さんだもの‥

 

合掌