山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

再びの唐松岳、そして五竜(前編)

2019年09月21日 00時15分27秒 | 北アルプス

 

 

夏ももう、終わりだねぇ‥

今年の夏は、なんだか短かったなぁ〜

 

隊長の待ち望んだ夏山第一弾は、

実は前回投稿の 八ヶ岳 赤岳の前に行った、

北アルプスの唐松岳〜五竜岳、なのでした。

相棒は、『お兄ちゃん』。(←準レギュラー⁈)

おサル君は 今回 おやすみでーす。

 

唐松岳へは 

山を始めたばかりの頃に、勢いであちこち行きまくったんだけど、

その時に行って以来だね〜

もっとも その時の山頂は「ざんぶり」で、

結局山頂は踏まずに

唐松岳山頂山荘に泊まっただけで帰ってきたから、

ピークハントの数には入れられない 山行だったんだけど

(これが本当の“参考記録”⁉︎)

 

🚄新幹線で長野へ、そこから急行バスで白馬八方へ、

あ、違った、毎日アルペン号で、夜バスだった‼️

 

 

 

初日は 天気保ちそうだけど、二日目は微妙な予報で、

まぁ、行っちまえば何とかなるべ

 

バスはまだ暗い中、七倉、扇沢、五竜と、主要な登山口をつないで、最終の白馬に着く頃にはすっかり明るくなっていました

ふぁーあ、夜バス、今回も やっぱり熟睡できなかったなぁ

 

早朝の白馬、まだ気温も程よく涼しく、くっきりと 下から稜線も見えています 

 

八方ゴンドラ「アトム」の始発は6:30、

待つ間に朝ごはんと トイレを済ましちまおう、ってな心積りだったんだけど

食料を調達しに行ったコンビニ、

何と おにぎり、パンの棚はすっからかん

まじすかぁ〜

 

しょうがなく手にしたのは、唯一の炭水化物、う、う、な、ぎ、弁当‼️

これで 2,000円近い価格!?   勿体無い出費だぜ、まったく

 

 

さて、ぼちぼちゴンドラへ向かいますか…

お、白馬のジャンプ台が見える…

 

 

 

 さて、ここから、ゴンドラとリフトを乗り継いで、と…

 

 

 いい感じじゃ ないっすか〜 いひひ

 

 

お兄ちゃん、よろしくお願いしますっ!!  

 

リフトを降りた八方池山荘が 実際のスタートっす‼️  

 

 

 

 

 

 

 

人気の山に 人気のコースって事で、まぁ、人が多い事 

 

あれは、学校登山の 学生さんの列かなぁ

 

 

 

歩きながら、以前歩いたルートを 少しずつ思い出しつつ、足を進めます。

あぁ、あったなぁ、こんなケルン、みたいな感じで、

確か、もうそろそろ 八方池が見えてくるんじゃなかったっけ⁈

 

 

 

 アングルを捜すわずかな間にも 天気がどんどん変わっていきます。

そうそう、前の時も 結局、“逆さ白馬三山”は 心眼で見たんだっけ、あははは

 

 

さっきまでは 白馬三山も 大雪渓越しに綺麗に見えていたんだけど‥

 

 

 

 

 

 

 

 

涼しい 気が満ちている扇雪渓の脇を通っていきます

 

 

 

ん?!

前の時、「扇雪渓」を越えてからは、

長〜い トラバースの巻道を歩いた記憶があるんだけど、

いっこうに巻く気配が無いし、どんどん上に登っていくばかり。

そう言えば冬道がどうのこうのと、さっき書いてあったっけ⁈

お~い、大丈夫?!  へばってきたんじゃない?!  と お兄ちゃん

はは、見抜かれちゃった…

 

やっぱり 巻道は 崩落していて、通行止めみたい‥

 

結構 岩場を越えたんで、

標高的には もう山荘に着いていい頃なんだけどね、

と、お兄ちゃんと話した直後に

赤い屋根が眼下に飛び込んできました

 

唐松岳のピークも 丸見えです。

 

お兄ちゃん、決まってます!!

 

隊長、へばってます!! はは

 

ちょうどいいから 分岐に荷物をデポして、

サクッと 山頂をピストンしてきちゃいましょう

 

 

 

とうちゃこ~  天気が崩れる前にやって来れた!!

一体、何年越しの 登頂なんだぁ⁉︎ 

唐松岳って、てっきり100名山だとばかり思っていたんだけど、

300名山だったんだね~

 

ほんと、山荘とは 目と鼻の先なんだねぇ 

 荷物もデポしたし、下りは すいすい

 

 

 

さて、山荘に戻ったら、取り敢えずは お昼だね

このまま一気に五竜まで行ってしまうか、

それとも唐松岳山荘に宿を取るか、

お昼を食べながら お兄ちゃんと相談だぁ

 

 

足元には 夏山を彩る コマクサがたくさん咲いていました

(後編に続く…)

 

 

 

 

今回も長文、最後まで ご精読ありがとうございます。

  

まだまだ 投稿、追っつかないなぁ、  はは…


よろしければ、こちらも お願いします…
登山・キャンプ ブログランキングへポチッと押していただけると励みになるでげす…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


還暦男子、赤岳への道(へろへろ下山編)

2019年09月08日 19時11分25秒 | 八ヶ岳

 無事、八ヶ岳主峰、赤岳

還暦登頂をはたした T と我隊です。

 

やったぜ、何とか ガスが上がりきってくる前に登頂できた‼︎  

せっかくなので、しばし眺望をお楽しみ下さい~ って、写真ではなかなか伝えきれないね〜

 

我々を追いかけるように、 野辺山 清里のある東斜面から どんどんガスが上ってきます

  お、今やすっかりおっさんの T ですが、若かりし頃の 美青年の面影が まだあるじゃない (笑)

 

 茅野方面にも 雲海が

 

 山頂の片側にある 「赤岳頂上山荘」から振り返って見た

うっすらとガスがかかった 幻想的な山頂風景‥‥

 

残念ながら 富士山は見えませんでした 

 

 

 まったりと 登頂の余韻にひたる        よく頑張ったね〜

 

 イヒヒ、でも ちょっと下腹に 脂肪がついちゃったんじゃありませんかぁ〜

 

山頂を後に、稜線上にある もう一つの山小屋「赤岳天望荘」まで、少し下ります。

ところで、この下り、こんなに険しかったっけ⁈ 

 

 

 あれ⁈  おかしいなぁ⁈    天望荘が無い⁉︎

 

と 思ったら、霧の中から 姿を現しました

ここに泊まると、ボコッ ボコッ って、星の大きさが怖いくらいに大きく見えて

夜の星空が、そりゃあ綺麗❗️  

五右衛門風呂も有名だし、いつかまた、来てみたいなぁ

✳︎おサル君的には ごはんに ちょっと難があるからと 渋りそうだけどね (笑)

 

 

トレラン屋さん、こんなところまで来ても、元気です

 

帰りの 地蔵尾根へ向けて、更に一段二段と下ります。(奥に見えてるシルエットは天望荘)

 

 下まで来てから振り返ると、意外とキツイ下りだったんだねぇ

 

正面に、これから下る地蔵尾根の取っ掛かりが見えてきました〜   って

この尾根、こんなに岩岩だったっけ ⁈

こりゃ まだしばらくは気が抜けないねぇ

 

 

 特徴あるスポット「地蔵の頭」越しに、行者小屋が見えてます。

ここから 一気の下りなんだねぇ

 

 

 

 怪我や事故のほとんどは、下りに起きます。

写真を撮るのはひかえて、しばらく足下に集中しましょう

 

  

  

 

 

 

樹林帯に入ってからは、あっという間の下りで、気が付いたら行者小屋の赤い屋根が目の前に‥ 

 取り敢えず無事に帰還っす。

 

下りてきた稜線を振り仰ぐと、「地蔵の頭」が くっきりと見えています。

改めて見ると、ここの尾根も なかなかのもんです。

前に地蔵尾根を使った時は 登りだったんで、下りに使ったのは初めて。

登りと下りで、印象はかなり違うもんだね。

 

ガハハハ、ハイ、なめてません、お見それしました、おサル君❗️ 

 

 ははは、こりゃ 本音っぽいね❗️

 

 大トリつとめる隊長は、ボケかましてみました、ははは〜〜

 

 

 達成感からでしょう、いい笑顔してます、T ❗️ 

 

 お世話になった赤岳さまに 皆さま、拍手を👏

よく登ったなぁ〜

 

 ここから美濃戸まで、帰りは南沢を使って戻ります。

が、これが T には相当 キツかったみたい‥‥

 

 

美濃戸山荘までの南沢ルート

本来 下り基調なので、それほどきつくはないはずなんですが、

行者小屋までの下りで体力を消耗しきってしまっていたのか

加えて 軽い脱水症状もあったんじゃないのかな、見る間にペースが落ちて

後ろについて歩く隊長も、気が気でありませんでした。

 

隊長も 脱水症状での脚の攣りで 何度も痛い目にあっているので

無理しないよう フォローしつつ どうにか 美濃戸山荘に戻ってきた時には、

予定していたコースタイムに比べ かなりのタイムロスでした。

T は、取り敢えずの 水分補給にスイカ🍉

おサル君と隊長もソフトクリームを 瞬食ふうぅ〜

何とか息を吹き返しました〜

 

後、40分足らず、美濃戸口の 予定していたバスの便には微妙な時間ですが

最後、チャレンジしてみますか⁉︎

 よ〜い、ドン‼️ 

 

早い 速い、競歩選手のように

駆け出す寸前のスピードで バス停 🚌を目指しましたが

わずか、2,3分 間に合わず、バス停を後にするテールランプを見送ったのでした‥‥

 

 

まぁ、怪我も事故もなく帰還、大成功じゃあないっすか⁉︎ 

ね、T?!おサル君⁈

 

その後、タクシー🚕を呼んで、『縄文の湯』で汗を流し、

茅野駅前の『そば茶屋ちの ベルピア店』さん🏮 になだれ込み

生ビールを乾いた喉に流し込み

予約していた 臨時特急あずさ に飛び乗って、

いやはや、全くもって、 慌ただしく 忙しい旅も

こうして終わったのでした‥‥‥

T 、 還暦記念登山、楽しんでくれたかな~? 

これから 中央本線に乗ってて、八ヶ岳の姿を見るたびに

あぁ、あの頂に登ったんだな~ って、思い起こしてもらえれば

頑張った甲斐もあるってもんです、(山梨だけに…) いひひ

 

 

今回も長文、最後まで ご精読ありがとうございます。

  

まだまだ 溜った この夏の 登山記録、頑張って投稿してまいります!!  はは…


よろしければ、こちらも お願いします…
登山・キャンプ ブログランキングへポチッと押していただけると励みになるでげす…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村 

 


還暦男子、赤岳への道(登頂編)

2019年09月05日 13時02分07秒 | 八ヶ岳

さて、

大部屋に割り当てられた我々3人、暗くなったら星を眺めに行きたい気持ちもあったのですが

満腹で布団に横になっているうちに爆睡。

             

夜半、窓から差し込む月の明かりが結構眩しいほどの夜でした。

さすがに夜中にゴソゴソ 起き出すのもはばかられ、

結構 早い時間に目が覚めていたものの

明るくなりだすまで ひたすら布団の中で時を待ちます‥‥‥

 

 

 朝ごはん、用意できましたよ〜 

  おサル君に言わせると、山小屋らしい、王道の朝食。

しっかりごはんのお代わりもし、エネルギーチャージもオッケー👌

 

 

ハ~イ    今日も快調よ

 

おっさんず スナップ なんとか なんとか…

T よ、あの頂きを目指すんだぜ‼︎    

 

 

 先ずは、前進基地となる 「行者小屋」を目指します

 

 30分足らずで、行者小屋 到着です。

前方には 阿弥陀岳中岳が、 

横を見上げると  大(小) 同心が、出迎えてくれています。

 

 

要らないものはデポして 身軽になって行こうぜ‼︎ ってことで 荷物をまとめます。

そうそう、ヘルメットも ちゃんと忘れずに、ね!! 

T にもレンタルヘルメットを薦めますが、大丈夫って…  もちろん、何も無きゃ大丈夫なんだけど…

じゃあ その分、隊長がしっかりフォローさせていただきます!!

 

ルートは こう。

文三郎尾根を登って山頂へ直登、地蔵の頭から地蔵尾根を下り、行者小屋へ戻ります。

危ないところは 特になかったと記憶しているけど、

山頂直下の岩場は T にとっては 難所といえば難所。気を引き締めていこうね~

 

 

 中岳のコル経由で行く、という手もあったけど(そっちの方が多少 楽?!)、

こんな絶好の天気、雲が湧き出す前に 早く山頂に行きたいもんね~

 

文三郎尾根の特徴の、階段・梯子地獄!! 

これが案外 地味にきつかったりするんだよね~

 

 

息を切らし、汗を垂らしながら上り詰めれば、あっという間に 標高が上がります。

 

階段や梯子がやっと 終わったとこで 小休止。 T 、だいぶ 汗かいたね~

 

阿弥陀岳、中岳も標高が上がったところで見ると、なかなかの雄姿だよね~

 

見て見て、 山頂が見えてきたよ~ 

稜線に隠れていた、八ヶ岳の一番北に位置する蓼科山のシルエットも見えてきた!!

 

一人先頭で、余裕をかます おサル君。 待った~?

 

へへへ、頑張れ~!!   

  

ほら、T、 見て見て!!  阿弥陀岳とほぼ同じ高さまで もう上ってきてるよ~

修行僧みたいに、行くぜ!!

コマクサ の群生地発見!!  ちょっとだけ 気が紛れるよね~

 

さぁ、いよいよ山頂直下の岩場に突入っす!!

 

 

三点支持、三点支持!!  慌てずに 慎重にね~ 

ちょっと、ガスが上がって来ちゃった。山頂まで、ガスとの競争だね~

これこれっ!!  不思議と頑張ろうって気になる。 

 

核心部分だから、ストックはしまって、両手全身を使って登りましょう!! 

 

余裕のおサル君、手を挙げて待ってくれています!!  あと 少し!!

 

やった~!!  やったぜ~!!  俺はやったぜ~!!

T の顔にも、やっと安堵の笑顔っす!!

イェ~イ!!

へへへっ、T  還暦登頂、コンプリートっす!!      

 

 

 

 

今回も長文、最後まで ご精読ありがとうございます。

  

更新、また さぼっちゃいました、頑張って投稿してまいります!!  はは


よろしければ、こちらも お願いします…
登山・キャンプ ブログランキングへポチッと押していただけると励みになるでげす…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村