山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

この冬の 雪山事始め、北横岳 編

2016年12月31日 05時59分44秒 | 八ヶ岳
前回の山行から、一ヶ月も間が空いてしまい、とうとう大晦日
( だって 忙しかったんだもん )

 
今冬も暖冬かと思いきや、ありゃりゃ⁈
先月末には東京でも 雪を観測、
ことほど なかなか読みきれない冬将軍様の動向ですが、

 


ある程度以上の標高の山には
それなりに雪があるようで、
毎日 、他の人の雪山報告を読んでは
心を はやらせていたわけでございます、ハイ‥


年内、泊まりの山行に最後のチャンスの2連休、
取り敢えず天気は良さそう‥ 
なら、今シーズン初の 雪山の足慣らしだし、
おサル君、 北横岳あたり、サクッと、どう⁈


※イメージ画像


思いたつや、早速 京都の出張帰りの車中で
明日明後日の予定を組み立てて しまいました、いひひ


ただ、
当てにしていた北横岳ヒュッテ、
前日の予約電話では遅すぎるみたいで、
食材が無いからと あっさり断られちゃいました。
仕方なく麓に別に宿を押さえ
帰宅するなり 早速 明日の山行に備えた準備を進めるのでした‥


            


翌朝、ほんの数日前 運行開始50周年を迎えた 「あずさ」車中から
山頂部にきれいに冠雪した八ヶ岳が望めました


茅野駅から、目指すは登山口のある …


え?!     ひらた's ?!

もとい!!
北八ヶ岳ロープウェー 山麓駅。


※そうそう、たしかちょっと前までは ❝ ピラタス スノー リゾート ❞ って名前使ってたはず…
なんでも 噂では、本家本元のスイスの『ピラタス』からクレームがきて 
「ピラタス」の名称を使えなくなったらしい…




いまだに ヒラタス(スイス)っぽさは満載だけどね(笑)



先ずは 腹ごしらえっす。
ここは やっぱり、具沢山のヨーロッパ風カレー (笑)


ロープウェーだって、シックで、ヨーロッパリゾート感いっぱい。


まだ、下の方は、積雪、こんな感じですが…


だんだんと いい感じになってきて…



ジャン!!


ヒャッホ~イ!!


夏なら、ゆっくり歩いたって3時間余り、
楽勝、楽勝。
雪山初心者コースとして知られ、
我隊も 冬に来るのは2度目。
さくっと 行って参る~!!

ウッドペッカー君も、今日は凍りついてました。

GO!!



『坪庭』を 半周 なぞって、歩きます






さて、ここから道を分け、山裾に沿った道を登るわけですが
一度 歩いた安心感もあるし
天気だってぴーかん、崩れる気配もないし
全く余裕のよっちゃん。

日曜日って事もあり、まぁ、人の多い事 多い事、
こんなに雪山登る人って増えたんだ〜 って感じでげす。







歩き出して1時間足らずで、北横岳ヒュッテ到着っす!



ここの夕食の鍋が 美味しかった記憶があって、
楽しみにしてたんだけど、
今回は残念。

でもその分、しっかり、麓の 某ホテルの、
【しゃぶしゃぶ食べ放題 宿泊プラン】を、急ぎ予約出来たので、
それ程 がっかりもしていません。

え⁈ 誰がって⁈
へへへ、旦那っ!! そんなの、言わずもがな、でしょ⁉︎
    


さーて、一服したし、最後の一登り、行っちまうべ






ヒャッホ~イ!!


南八ヶ岳方面、遮るものもなくって、絶景っす!!




こっちは、蓼科山をバックに

ありゃりゃりゃりゃっ…


『 雪のバームクーヘン 』出来上がってます(笑)


ここで、おサル君の、ベストショットを ご披露しちゃいましょう!!





いつか、冬の蓼科山に、もう一度チャレンジしなくっちゃね!!






こんな穏やかな日でも、稜線にでると凄い風
むき出しの顔が たちまち凍えてきちゃうので、「バラクラバ」装着
一番薄手のやつですが、それでも むき出しとは全然違います。
これじゃあ、誰か知り合いと会っても わからないよね~



ん!?


あの、青い三角屋根って、縞枯山荘?!


北横岳って、双耳峰なので、100m程離れて、北峰もあります。
前回はあまりにも風が強くって、
南峰だけですぐ退散してしまっていたので、
今回はしっかりと両峰を踏んで戻ります…



下りの急斜面は、しっかりと アイゼンのエッジを効かせて…




クリスマスツリーの森!!




雪の下りは、足元の岩や石、木の根っこをあまり気にせず下れるので
早い早い
あっという間に、さっき上から見えていた三角屋根の所まで…







これは 多分、ウサギさんでしょうか…





これは 多分、おサルさんでしょうか…



こうして、日帰りで十分、雪山最初の足慣らし 完了です!!


ロープウェーは20分間隔で運行しているんだけど、
バスの便が限られるので、
時間つぶしをしている内に 短い冬の陽はあっという間に傾いて
西の空に落ちていくのでした…




その晩、もちろん
【しゃぶしゃぶ食べ放題 宿泊プラン】
大満喫させていただきましたです、
イヒヒ

            

おっと、この宿は 他にもいろいろ自慢がありまして、
そのうちの一つが、これっ!!



もちろん、温泉なんでげすが、
よ~く、ご覧ください
浴場の床が、な、なんと、畳なんでげす!!



この上で、柔道の乱取りの稽古をして
❝ 地獄車 ❞ の技を掛けながら ゴロゴロとそのまま湯船へ
どっぼ~ん、なんてことが できるんでございます  出来ません



他にも、充実した書架コーナー、ゆかりの文豪紹介コーナー なんぞもあって
とっても 『 大人 』 に フューチャーしたお宿でございますのよ、ほほほ
ごめん あそばせ



            

そして翌日、
わが隊、茅野から一駅先の 下諏訪まで行って帰京したのであります。
目的は、というと
今年の諏訪湖の結氷状況の確認、





ってな事では さらさら無く、
湖畔にある、有名な『 片倉館 』の千人風呂 の 実地調査
で、あります。





って、まったく お気楽
温泉三昧で締めくくってしまう 2016年でございます。
来年も、皆様にとりまして、良い年でありますように…
            





おまけ
下諏訪駅 構内の、足湯でござるよ、
イヒヒ

            




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雲取山へ、錦繍の山道編(後編)

2016年12月02日 11時34分19秒 | 奥多摩
さてさて、朝です。
若干 地平に近い辺りは霞みがちだけど
雲一つない、ぴーかん です。


ピーせん の 缶 ですが、何か?!


いつものように テキパキと用意を済ませ、
( ところで 問題です、忙しい出発前、テキパキと準備を進めるコツは?! )

簡単です、口で 『テキパキ、テキパキ』と唱えながら行動すると
だんだん、テキパキと動ける様に( 動けているような気に)なってきます。

最初は 周りの人から
うるさがられたり、胡散臭げに見られたりする事が あるかも知れませんが
( いや、知れませんが、って あなた、間違いなくっ、見られますでしょうが‼️)
気にしない、気にしない
出来る人の テキパキぶりに ねたみやそねみはつきものです、
そんな声に耳を貸してはいけません。
我が道を突き進んでください。

あ、ごめん 🙏 🙇
出発するの、あと5分、待ってくれる⁈
テキパキ、テキパキ、‥‥‥😓




テキパキ効果で、
予定より早く、6時半すぎには オーナーに挨拶して、
さぁ、行くで 🏃〜 出発〜っ‼︎ 











深い谷筋なので、まだ朝日は差し込んできませんが
冷え込んだ空気が 凛として 気持ちよか~





紅葉の林は🍁すぐに終わり、
落ち葉のトラバース ルートをたどり、徐々に標高を上げていきます。

身体もすぐ温まり、汗をかく前に頭に手拭い巻いとこっと 














あ、あそこ、多分 雲取山のピークっす! 


程なく、




ちょっと開けた、中だるみ   もとい  『三条ダルミ』に到着でげす。


あと一登り、ここを登り切れば、多分 山頂っす‼︎
やっぱり全然 楽っす、このルート、イヒヒ    



雪をまとった富士山も、綺麗に🗻顔を出してきてくれました。









最後の急登を一気登り。
ここだけが  やたらきつくて、おサル君がちょっと遅れたけど…
やた〜‼︎  






ね、ね、雲取山って、標高2,017m なんだよ、知ってた⁈
来年の御正月は、ご来光登山で さぞかし混むんだろうね〜
一応、証拠写真、 パチリ



山頂で「みんなの登山部」のグループの方に
声を掛けてもらいました、ビックリ、
人気の山域だもん、そんなに驚くこともないけどねぇ‥

「みんなの登山部」 忘年会にお誘いも頂きましたが、
 ごめんなさい、私〜 人見知りするたちなので、パス。 




雲取山山頂から、ブナ坂方面を見下ろすと
これが実に気持ちの良さそうな、陽だまりの下り、
思わずルートを変えて そっちへ向かいたくなったけど、
お風呂の事を考えて、ここはぐっと我慢、
それに、雪がない時に まだ三峯方面に下りたことが無かったし、ね!

山頂を越して、雲取山荘まで、ひと下り。
ここで 早いけど、お昼ご飯と しよっと 



三条の湯で 用意してもらった、ちらし寿司のお弁当。
これが実に美味しかった〜

            

さあ、いよいよ三峯方面へ
先ほどの山頂の賑わいが嘘みたいに、
ひっそりとした 佇まいの道を進みます。



縦走ルートに アップダウンは つきものですが
だんだんと、これが後になって応えてきます







奥秩父って、思っている以上に とても山深くって
実は 本州の“へそ” と言っても 過言でない気がします‥
根強い 日本オオカミ伝説🐺も、こんな場所ならでは、だよね。

あの日、まだ未踏の、両神山方面に向かって
「Wuo〜onnn ‼︎ 」って 遠吠えする代わりに、
「ヤッホー!」だとか 「ヨーロロレヒ〜」って騒いでいたの
あれ、我々です、イヒヒ














有名な、秩父の名を冠した、秩父宮殿下と妃のレリーフ。
登山が、昔は 限られたハイソな方達の、
贅沢なスポーツだった時代の片鱗を感じます。

山をトラバース気味に越すごとに 
異なった植生の森や林に変わっていくのが 面白いルートです。

杉の植林帯を抜けると


広葉樹の森に






秩父 三峯神社奥宮参道を経て、
無事に 紅葉見頃の 神社境内まで降りてきました、お疲れ様~
よく歩いた~  

でも、日曜とはいえ、ずいぶん人が多いなぁ… ???



奥宮を素通りしてきたので、遥拝所から 奥宮に対し一礼





山自体が 神域になっているみたい…
いい色合いに 紅葉してますっ



楽しみにしていた、本殿脇の会館内にある『神の湯』
まずは 直行





境内を抜け、(げげっ、何!? この人波っ!!) 戸惑いつつも、
とりあえずは 後回しにして、どっぼ~ん



さっぱりっ、としたところで、改めて本殿へ向かうと



まだ相変わらずの人波。
本殿にお参りするだけの人で 長い行列ができています。



なんでも、ここ三峯神社は 関東屈指のパワースポットらしくて
最近 立て続けにテレビで紹介されたらしい…
ふ~ん、そうなんだ!!


ところで、ここで問題発生
ここのところ、実は荷物の軽量化にチャレンジしていて
( 実際には遅々として進んでいないのですが )
一番効果があるのが、いわゆる着替え問題でして
今回も一応 その事は意識してパッキングしてきたのです‥ ええ‥
ただ一つの点を除いては‥ 

何が問題かと言うと、それは、取り合わせ、と言うか
コーディネートの問題でして‥

まぁ、見てください
見事に上下、真っ赤っか


え〜と、消防署の方から来た方ですか?
じゃなければ、
地元の消防団青年部の方かしら⁈
 


汗をかいたウェアを脱いで、温泉でさっぱりした後
最後に服を着ようとしたら、
こんな組み合わせのウェアしか、残らなかった(残っていなかった)っていう訳でげす。
さすがに自分でも、
上下真っ赤っか、って  かなりの違和感。
パワースポット目指して来ていた たくさんのカップルや家族連れから
「あのおじさん、変!! 真っ赤っか!!」
少し奇異な目で見られているのが わかります。とほほ

それなら、と、開き直って、三峯神社⛩にお集まりの皆様の前で
機動戦士「マッカチン」ばりのポーズをとって見たでげすよ、イヒヒ



きれいに晴れた 一日が暮れようとしていました…


            



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