山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

錦繍最終便!! 大山紅葉詣で、編

2020年01月29日 20時13分23秒 | 丹沢

雪降る前の 東京周辺の低山へ、錦繍の紅葉を訪ね登るシリーズ

( いつからシリーズになったんだ?! )も、いよいよ最終報告っす!!

( 実はここ暫く、何年かぶりの腰痛で、今日も自宅療養中。不幸中の幸い?!  それでblog更新も順調に挽回中なんです )

年末、何となく 仕事も一段落し、

ここんところ定期的に週末の山行が続いています。

数年前、丹沢は大山を登った帰りに寄った『大山寺』で見た

この世のものとも思えないほどの 真っ赤っかな もみじの紅葉が

未だに鮮烈に記憶に残っていて、

今日は それをもう一度見れればラッキー!! ってな思いでやって来ました。

もっとも、紅葉に合わせた大山ケーブルの夜間ライトアップは

先週で終了してしまっているという事なので ↑↑↑

ちょっと遅かったかなぁ、という感じではあります…

 

ヤビツ峠へ向かう秦野駅からのバスは、シーズン過ぎでもまだ混んでいて

臨時便に乗ってのスタートっす。

天気は快晴、放射冷却で 朝一の空気はキリっと しまっています。

 

歩き出しは寒いくらいだったけど、すぐ汗ばんできます。

 

ちょっと高度を稼ぐと、お富士様 が見えてきました。

やっぱり 雪をかぶってお化粧したお富士様は、きれいっす!!

 

 

 

 

海側に目をやると、湘南の海が キラキラと 綺麗っス!!  

弘法山が シルエットに‼️

 

 

 

ちょっとした斜面の土をほぐすと 中から霜柱がザクザク

 

 

 

生クリームたっぷりの 富士パウンドケーキを召し上がれ‼︎

ほどなく、下社からの登山道と合流すると、山頂はもうすぐそこっ!!

 

 

着いた〜‼️

振り返ると、木の間からわずかにお富士様が‥

 

さて、ご飯にしよう‼︎

おサル君、今回  渾身のお昼ご飯は、「煮込みラーメン」っす!!

具材を細かく分けてビニールパックで持って来たので、インスタントとは一味も二味も違います!!

お鍋に具材を投入するたびに 否が応でも 喉が、いや、腹が鳴ります!!

コンビニおにぎりや  カップ麺で済ます周りの人の中で、

かなりあったかくて 美味しそうに見えたのは間違いないっす!!

でかした、おサル!!

天気の良い山頂でいただく お昼は、格別っす!!

 

 

さ~て、それじゃあ、下社へ向けて下りますか

 

目指す下社は、多分あの辺り‥     紅葉🍁まだ残ってるかなぁ

 

 

見晴台も 賑わってます。ここからは下社まで ほぼ 横移動。

 

なんか、やっぱり下に行けば行くほど まだ赤い紅葉、残ってるよねぇ〜

 

 

下社到着。大山名物の「ルーメソ」の幟に、いつも笑っちゃいます。

 

 

う~ん、やっぱり 下社は 紅葉には少し遅かったみたいだねぇ、上から見た程は 赤くない‥‥‥

 

 

 

おっと、紅葉に気を取られて、大山の名水を口にして行くのを忘れるとこだった。

 

 

一日ずっとピーカンってのは、雨降山の別名のある ここ大山では珍しいよね~

 

 大山寺に寄るのが目的なんで、ケーブルには乗りません。

 

進むのは 男坂?女坂?    どっちかって言うと やっぱり女坂っしょ!!

 

 

 

 

もう、枯れて散りかかってるかぁ〜

 

 

この紅葉なんて、もうちょっと早かったらなぁ〜

 

大山寺 到着‼️

取り敢えず、鳴らしもの 、撞いときましょうね〜、おサル君‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、諦めかけていたその時、奇跡の一本が‼️   

 

凄い‼️  この木だけ、最後の生命の輝きを 見せてくれたのでした‼️ 

 

最後の最後で、綺麗な紅葉🍁に出会え、満足満足。

良い山歩きでした〜

この後、鶴巻温泉へ出て温泉でさっぱりし、

したたかに呑んだくれて帰ったのは 言うまでもありません。

 

 


GW後半戦は、キャンプっす‼︎ 編

2019年05月17日 11時20分47秒 | 丹沢

 

長かったGWも終盤、

(もっとも我が隊にはそもそもGW自体 あまり関係ないんだけどね)

観光地は何処も凄いことになってるらしいし

なので、のんびりできそうな近場な山域で過ごそうと来たのは‥‥

西丹沢

軽く山を登って新緑を愛でて、その後はキャンプ場でのんびり、ってな思惑でげす。

何となく、あそこはどうかなぁ、なんて思うキャンプ場があって

先ずはそこを目指します。

 

 ジャン‼️

ここ、「大滝橋キャンプ場」は、

オートキャンプ場も兼ねているんだけど、

大き過ぎず、小さ過ぎず、川も近いし、地形的に河原も入り組んでいるので

我が隊みたいな ちっちゃなテントでも居心地がいいんじゃないかなぁ、

と ふんだんだけど、まんざら外れてもいなさそう。

取り敢えず受付を済ませ、

あまり人の声や動きに邪魔されないで のんびりできそうな場所を見つけ

早速 テントを張ります。

久しぶりなんで、ちょっとコツを取り戻すのに手こずったけど

我家、完成っす   笑

 

 

山を登るのに邪魔な荷物を中に放り込むと、

さあ、では ちょっくら山へ⛰

 

 

お山についても、あてが有りまして、

ちょうど下山口が このキャンプ場に当たる 『畦ヶ丸』

ほぼ周回で登って下りて来ようというもので

「西丹沢ビジターセンター」迄  もう一度 バスに乗りこみます。

 

 

天気予報では 晴れだったけど

文句なく、晴れ!! と言い切れるほどの陽射しが無いのが気になりますが

まぁ、レッツゴー  

 

 

 

 

 ( ありゃ~、やっぱり こっちは すごいことになっちゃってるね~)


お馴染みの、吊り橋を渡るところからスタート

いくつか、堰堤を乗り越え

先ずは『下棚』

 

 

 

 

 

 

 

 ちょっとだけ 登山道から道を分けて、「下棚」へ…

 

 

びっくり!!  水量がだいぶ少ないねぇ…

 

あら⁉︎  にわか雨⁈  天気雨⁈

まぁ、街中じゃあないので、

これくらい 屁のカッパっす

 

この後、もう一度 登山道を外れて「本棚」へ…

『本棚』は、「下棚」以上に 全然水量が無くて、物足りず、

写真はパス‼︎

 

涸れ沢の急登を突き上げて、先程の『本棚』の真上へ出ると

細い尾根筋の道になります…

 

 前に来た時も、ここ ヤマツツジが咲いてたっけ

 

 

 

 前に見えてるあのトンガリが 畦ヶ丸の山頂っす。

え⁈

おサル君、もうお腹が空いて 我慢出来ない⁈

 

 

しょうがない、じゃあ ここで おにぎりタイム!

 

実は さっきから、ゴロゴロと、雷さま⚡️のたてる音が聞こえています。

おサル君には、音は 此処より東側だから大丈夫だよ、と

安心させていますが、

少し雲が厚く 暗くなってきてるし、

気温も若干 下がってきているのがわかる。

遅かれ早かれ、こりゃ、一雨来るね、

 

 

と、足を早めた途端、ドカン、と

一発 大きいやつが、明らかにさっきより近い所に落ちます‼︎

(今 思うと、時間的にも距離的にも この時のやつが、鍋割山 で若い被害者を出した一発だったんじゃないかなぁ)

✳︎何でも雷雨を避けようと大きな木の下に逃げ込んだ刹那に、その木に落ちた雷が 亡くなった方のサングラスの金具に🕶流れたらしい‥‥

他人事とは思えないねぇ、心よりご冥福をお祈りいたします

 

 

こりゃ ヤバい‼️

眺望の殆どない山頂は 写真だけ撮って 直ちにスルー

とにかく 木の沢山繁ってる中に入らないと!

下り出した途端、 雨粒も本格的に落ちてきました!

ゴアを頭から引っかぶり、早足で山道を急ぎます。

 

 

いよいよとなれば、山頂のすぐ下に 避難小屋があるので、ここに逃げ込む手もあったけど、ね

これが森林限界より上の稜線だったらと思うとどきどきですが、

案外と冷静に下りながらも

空の明るさと、雷の近さ、遠ざかっていってるのか近ずいているのか、

なんていうのを肌で感じながら急ぎます。( さすが、隊長!!)

 

沢沿いの道まで降りてきた頃には、雨も小降りに、

雷鳴もだいぶ遠くに行ってしまいました。

ホッ 

 

でも、我が家、大丈夫だったかな⁈

ちゃんとジッパーは上げてきたし、水はけも良さそうなとこだったけど

何しろ初めてのキャンプ場⛺️だしなぁ

 

 キャンプ場に戻って来た時には、

ほぼ雨も止み、薄日も差して来て、ホッ

勿論、我が家も無事でした。

暗くなってくる前に 今夜の夕食作りに取り掛かります。

おサル君の出番でやんす。

ソーセージ焼いて、

アヒージョ作って、

麻婆豆腐作って、

他にもツマミだけは豊富っす。  

 

バゲット🥖には とっておきのレバーペーストも用意して来てくれてるし

隊長が持ってきた白ワインは、さっき、川に浸けて冷やしたし、万全!

自然の中で食べると、

何を食べても 美味しさ倍増だからやめられないね〜  

 

 

とか やって 呑んだくれているうちに

そろそろ日も暮れて来て 辺りもいい感じに

カジカガエルの鳴き声が、姿は見つけられないんだけどずーっと聞こえていて

ここ、本当に水が綺麗なんだねぇ〜

※カジカガエルの美声はこちらから

 https://www.youtube.com/watch?v=Yu1_qr6MwUw

 

 おやすみなさ〜い!

 

 

 

どれくらい、寝たんだろ… 

 

う ~ ~ ~ ん …

気持ちの良い朝っす。

空気が澄んでいるのが いやでもわかります。

相変わらず、カジカガエル の美声 が 聞こえています‥‥‥

 

 

さてと、何はともあれ、腹ごしらえ。

朝は、何と お雑煮っす‼︎

 

テントの中に転がっていたペットボトルに入っていたのは

この為の 出汁つゆ だったんだね〜

てっきり麦茶だとばかり思っていたんで、

夜中に間違って飲んだりしたもんなら

吹き出してテント中 ツユまみれになるところだったよ〜〜

危ない危ない‥‥

 

 

 

 山の端から 朝陽が差し込んで来ました…

 高校登山部らしき若者たちが、出発していきます。

山のキャンプ場ならではの光景で、いいねぇ~

 

 

我隊は、今日はもう 山には登らず、

ゆっくり撤収して、温泉入って、帰るだけ。

余裕のよっちゃん っす。

 

 

 

 

 

今日は 一日中、 お日様に恵まれそうな感じ。

 「ブナの湯」のある 中川集落で下車

 温泉のオープンを待って、一番風呂っす!! 

 

 

 

 

 

 のんびりと、いい休暇となりましたぁ

 

 

 

 

長文、最後まで ご精読ありがとうございます。

  

さて、次回 どこ行こ?!


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丹沢・大山寺は燃えているか? 編

2018年12月27日 12時27分38秒 | 丹沢
谷川岳から始まった、今季の“紅葉六部作”⁈
トリを飾るのは
丹沢でございます〜

毎年、丹沢 紅葉🍁臨時列車まで走らせて
宣伝に余念のない小田急さんですが、
まだ その口車に、あ、失礼、
キャンペーンに乗っかったことがなかった我隊、
( 天候やら日にちとかでタイミングが悪かったんだよねぇ)
今年はどうやら 紅葉 が長く楽しめているもんで、
その勢いのまま
行ってまえ〜


なんと、いきなりの
“新型”ロマンスカー でございます!!
テンション、アゲアゲっす!!





秦野駅で途中下車するのが
ほんともったいなかったっす


秦野駅は
その日、朝から結構な山登り装備の人であふれていました。
みなさん、人気のヤビツ峠からの、あちこち、丹沢山塊なんでしょうが
我隊の狙いは
ズバリ『大山寺』!
※実は、Facebookの投稿を見て、改めてその存在を認識したんですが…

もちろん、単純には向かいません。
絡める山は 大山 ですが、
ケーブル駅からでも、ヤビツ峠からでもなく
もっと麓の“蓑毛”から…
( そう言えば初めて大山に登ったのが平日で、平日はバスもヤビツ峠まで行かないので
 この蓑毛から歩き出したんだっけなぁ )




同じようにここから歩き出す人達の一団を
トイレ済ませたりしながらやり過ごし
ドンべのスタート




ひっそりとした山道を どんどこ進みます。






あらまっ、そうだったんだぁ


お、本日、お富士さま、初登場!!



遅ればせながら、やっと 本格的に冠雪したらしい



下社からや、ヤビツ峠からの合流ルートを経るごとに
それまで静かな山道も 賑わいを増します。
その賑わいに巻き込まれながら、しばし進むと…





山頂とうちゃこ~


大山で、こんなに綺麗に晴れるのも珍しいかなぁ

しっかし、賑わってるなぁ…




さてさて、お昼としませう。
今日はおサル君、何かいろいろと仕込んで来ているみたい

おおっ!!

オリーブ油を敷いたと思ったら…






エビをメインに海鮮のアヒージョ(バゲット付き)!!
更に、ペンネっすね!!
美味し!!
「カップラーメン」や「おにぎり」のお昼ごはん派がほとんどの中にあって
ちょっと 我が隊、その“匂い”で、目立っていました。(笑)




さて、では 目指す大山寺へ…






あの辺り、下社だね~
なんか、あの辺りだけ赤く色づいて見えてない?!




「展望台」まで下りてきたところで、一息。
このあたりからやっと 紅葉に追いついた感じ?!





下社まで戻ってきました。
なんだか いい感じじゃあ、ないですか






有名な『ルーメソ』!! なんだい、それっ(笑)



下社にもご挨拶してまいりませう。









若い“イケメン”には やっぱり敵いません、ははは…








西日が辛うじて残っていて、赤がひときわ 映えます!!

今日はケーブルカーに乗らず
このまま、大山寺まで歩いて下ります。
下社でぎりぎり紅葉が残っている状態、なので
本日のメイン、『大山寺』
紅葉、期待できるんじゃないかなぁ~
期待と同時に一抹の不安もありますが…






いぇ~い!! 赤・青・黄色色の3原色のそろい踏みっす!!





凄い!! いや、ほんとに凄い!!
この赤、袋田の滝の紅葉に匹敵っす!!




















いや~、思わぬ、赤、紅、朱、満喫でございましたぁ!!





え~、最後に本日の温泉でございますが…

バス停から少し下った先にある
“御師”の宿、『東學坊』が、
日帰り温泉もやっているんです!!


男性は、露天風呂でございました。
へへっ、貸し切りっす!!





うん、満足満足。
さて、この後 どこで 飲んで行こ~っ?!
イヒヒ




ご精読ありがとうございます。
次回で、2018年編もいよいよ締めくくり。
初冬の裏高尾縦走編に続きます。

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みどり、緑、翠の畦ヶ丸

2018年05月12日 10時12分09秒 | 丹沢
『みどり』と言えば‥‥‥
そう、五月みどり海老名みどりうつみ宮土理‥‥




違う違う違う‼️
そっち行っちゃったら 当分 戻ってこれないからね~



さ、気を取直して、もう一度
MIDORI
そう、新緑の季節がやってきました。
桜🌸が散って、息つく間もない せわしなさですが
ちゃんと自然の世界では
自分の出番を心得ていて、
「桜」が舞台袖に引っ込むそばから
反対の袖から「新緑」が登場、って感じ‼︎

「 いよっ‼︎ 待ってました、新緑屋‼︎ 」
タタタタ多々タタタタタタタタ タ〜ン‼️



さて、やって来たのは 新松田駅。
福々線 もとい 複々線完成の小田急さん、
新型ロマンスカーも好評のようです。
( でも、沿線住民に聞くと、
通勤ダイヤ、に関しては
改正ならぬ 改悪と言い切る人もいて 色々と大変だねぇ‥‥ )







GW 初日、さぞや混み合うかと心配しましたが、
7時発『はこね1号』、乗る直前の切符購入にも関わらず
なんと、後ろ展ゲットです‼️
✳︎注 “後ろ展” 後方展望車の略でげす。
しかも 最前列 最後列‼️
なんて幸先良いんでしょ‼️


そんな訳で 朝一からテンションup で 新松田駅に到着。

西丹沢自然教室行きのバスも、
余裕のよっちゃん
イエ〜イ‼️
レッツゴー‼️





空は快晴❣️ 
最高の山行日和でございます❣️


向かうは昨年、“お兄ちゃん”と 初めて登った
『畦ヶ丸』
その時も 溢れんばかりの新緑が眩しかった記憶があります。
実は 隊長、前夜 会社の歓送迎会で 帰宅が遅くて
ここなら余りキツくないし、
日帰り山行なら ちょうど良いんでね⁈ ってな訳で有ります 





「三歩さん」ばりに元気の良い、
ビジターセンターの お兄さんと挨拶を交わし
さあ、レッツゴー‼️ 
✳︎お兄さんの言ってる事、
半分位しか理解出来なかったんだけど、
唯一 はっきり聞き取れた言葉は、
「山頂直下は大変な事になってるらしいよ」
え⁈

トレイルの事じゃなくて、
どうも お花の事らしいんだけど、ね 




中尾彬ばりに ねじねじの木 発見、ぷぷっ 



堰堤をいくつも乗り越えて、
徐々に高度を上げていきます。











歩きながら記憶をたどると、
そうだ、確か、序盤で がいくつかあったよなぁ〜



たしか、名前が「下ねた」もとい 「しもだな(下棚)」って言ったっけ‼︎


そうそう、ルートからは、
一旦 少しだけ 外れるんだけど、
まぁ おサル君、見といて損はないからねぇ〜







続いて、 「本棚」 。
ここも一旦、ルートからは 一旦 少し外れルンだけど
ここには 細い水流の滝が一本と、
手前側の左側死角に、別の水量の多い一本が有ります。
早く本来のルートに戻ろうと
及び腰で進むと見落とす事になるので注意っす。



さっき本棚の手前ですれ違ったおじさん、
滑床と苔むした木の橋に足を滑らし
お尻から沢の中に見事に ドボン‼️ 

それを おサル君、目の前で見ていたものだから
用心して そこから先に進もうとしません。
でも、そこ、死角だよ〜 











あ いや、遠慮はいらぬ、
もちっと 近う寄れ、これ、近う寄れと申すに〜( 時代劇の台詞風にお読み下さい )





そんなこんなで
本棚から 本ルートに戻ったところで
本格的に登りが 始まります。










ミツバツツジ、 早くも もう お終い?!

えっちらこっちら、えっちらこっちら
沢の水の流れる音が 耳にうるさいくらい賑やかだったのが
たちまちのうちに静かになり
小鳥達の囀りが森の中に響きます





痩せた尾根の境の、 「善六のタワ」
あと1時間ほどで山頂です
お腹すいたねぇ〜


「シロヤシオ」がきれい!!
ビジターセンターのお兄さんが言っていた、凄いことに、って これ?!


畦が丸の山頂が、木の枝越しに なんとなくわかります







山頂、とうちゃこ~

そうそう、
今日のお昼ご飯はと言えば、
イヒヒ、
Made myself の オリジナル カップヌードルなり〜‼️



先日 横浜に遊びに行って来たときに
某 日清カップヌードルミュージアムに寄って、作って来たので、あ〜る
ガーリックソース味に、シーフードスープ味で、あ〜る‼️


お湯を沸かして、イヒヒ、
3分待つのだぞ〜〜


上手いのは至極 当然、
スープまで飲み干したので、あ〜る


来る時 同じバスに乗っていたおじさん集団、
終点手前で降りて、我が隊と反対のルートで登って来たみたい。
ほぼ どっちのルートからも中間に位置する山頂は
そんな訳で 一時、つかの間の賑わいをみせます。


眺望がイマイチの為、
皆、食べ終わると そそくさと歩き去っていきます‥

さて、それじゃ、我が隊も‥


沈丁花?! トイレの芳香剤の、あの香り!! 








初夏とは言え、
背中には結構 汗をかいたし、
下りの道中、もう、考えているのは 帰りの温泉♨️




新松田駅で手に入れた お得なバス🚌チケット🎫は、
往復のバス代と、中川温泉「ぶなの湯」の
入浴券付き

早く温泉に浸かりたいなぁ〜








下山時間の読める「一軒家避難小屋」までやって来たところで
バスの時間表を調べると、
歩行時間が残り50分、
片や、「大滝橋バス停」をバスが通過するのが
ちょうど1時間後、
こりゃ、ボヤボヤしていられまへん、
急げ〜‼️ 





鶯の声、
河鹿蛙の鳴き声、
そこに時々 ガマガエルの潰れかけの声、
澄んだ緑溢れる空気の中で、
どれも心を癒してくれます。
やがて並走する沢の水音が大きくなり
大滝橋 到着っす。




あ~、体の芯まで緑に染まった山でした~!!








余裕で到着した 次のバスで
「ぶなの湯」へ 立ち寄ります。
脱衣所こそ ちょっと混んではいましたが、
気持ちの良いお湯で汗を流し、
後は‥‥

イヒヒ

新松田駅まで戻って、
“山麓酒場 ”『若松食堂』
直行っす‼️


これがあるからやめられません、イヒヒ 



『続 山麓酒場』編集部の関係者さん、
(もしそんな企画があるなら、ですが‥)
店選定のアシスタント、宜しければお手伝いしますよ〜〜
イヒヒ😁



今回もご精読、感謝です。
さーて、次は、どこ行こう?


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残雪の鍋焼山?! もとい、鍋割山

2018年04月12日 02時46分23秒 | 丹沢
もとい、○○って
毎回毎回 お決まりのように言い直している内に
だんだんどっちが正しいんだか 分からんようになって来ました、ハハ

関東に春を告げるドカ雪が降ったのが1週間前、
奥多摩では遭難騒ぎ が有り、
箱根では春休みに大挙して押し寄せていた観光客が
あちこちで立ち往生
人騒がせな春の雪で御座いました。

一方これが 根っからの山屋にとっては真逆で、
最後の雪遊びのチャンスとばかりに
心躍らせた訳で御座います。


とっくに桜の開花もしてしまった後なのに、
この陽気での一週間、
はたしてどれだけ雪は溶け残ってくれているのか?


頼りとなる、
他の人の山行記録を見ることの出来る『ヤマップ』も、
山行記録自体がウィークデー中の投稿は ごくごく少数です。
しょうがない、
もう 行ったとこ勝負っす‼️




新型ロマンスカーに、
あわよくば乗れるかなぁ〜⁈ と
行く方面は丹沢に決定!
日帰りにちょうど良い山という事での、
鍋焼山、 もとい 鍋割山 ( ← ププッ、これ、もう確信犯‼︎ )





例によって、
大倉からの長い林道歩きをショートカットする為の
渋沢駅からのタクシー🚕 利用で
歩き出したのが 10時頃。
やっぱり、周りには、ゆきの、ゆ の字も有りません。







陽射しには力強さが戻り、
水音さへ 心持ち温く聞こえて来ます。

春が来たんだなぁ〜


山の木々が芽吹き出してるのが、その色でわかります。


渡渉も、ワザと川の中を進んじゃったりして‥


それでも一番奥の稜線には、まだ雪⁈ らしきものが見えてますが‥

程なく
水入りペットボトルが沢山 置いて有る二股へ着きました。
さて、
今日は 何リットルに挑む⁈





しばし逡巡していると
本職の歩荷さん 登場‼︎
「 今日の荷揚げは何キロぐらいですか〜? 」
「 ん〜、だいたい33キロくらいかなぁ〜〜」‼️

ごめんなさい、あれこれ、つべこべ、もう申しません
3リットル、
サクッとザックに乗っけます、ハイ。


おサル君も、ちょっとだけ協力、ハハ




このまま 突き上げた先の尾根が、
鍋割山頂まで続く尾根です。


ひゃー、きっつい〜


隊長〜?
重たい思いして アイゼン持ってきたけど、
ほんとに雪なんて、有るの〜 」
容赦のない、おサル君の問いかけです

え〜と⁈ 何だっけ⁈
雪⁈
バカ言ってるんじゃありませんよ
有るわけ無いじゃないですか、 ← こうした、変わり身の早さが身上です、イヒヒ






鍋割山には、その山頂手前に偽ピークが有るんだけど
雪は、そこまで登って やっと登場です。




まあ、せっかく持って来たんだから、
つけよっか⁈
やむなく登板、アイゼン氏。






ところで、この手前辺りの登りから、
おサル君が 目に見えて遅れ出します。



隊長、構わず どんどん先に行きます。
え⁈ いつもの優しい 隊長らしくもない⁈

そう、実はこの時 既に、
隊長、ある“ 密命 ”を おサル隊員から 仰せつかっていたのです。
『 鍋焼きうどんを 死守せよ』と‥




私が遅れ出したなら、
構わぬ、先に行け!
そして、天守に着いたなら
なりふり構わず、
フタ鍋、オーダーしろ‼︎
決して、品切れなどの憂き目に遭うでないぞ‼︎


ふふふ、
ネズミ小わっぱを うまく操ってやったわい、と
余裕で遅れて 偽ピークに登り着いたおサル隊員でしたが
果たして そこには 天守を目指して
ひた走っているはずの ネズミ隊長の姿が‥‥‥



ごめん、
今日、持ち合わせがあまり無くて、
先に着いても オーダー出来ないんだったわ
鍋焼きうどん代、先にくれる⁇ 


と、
くだらんオチの二人でしたが、
大丈夫、
鍋焼きうどん、ちゃんと確保っす‼️

















おんなじルートを下るのも何なんで、
隣の尾根の 大倉尾根を下ります。
それじゃあ そろそろ、
金玉冷やしてから
もとい
『金冷し』 から行きましょう。



下から見えていた白い稜線は、この辺りだったんだね〜〜


暑い~


それにしても、
鍋割山って、
なんとも特徴のない、平凡な形の山だね~


痩せ尾根が、
所々 崩落してます。
雪がたくさんあると、怖そうなとこだね~


後遺症で、
口元、まだひん曲がってるなぁ…
早く、治りますように…


アイゼン君も、ここまでだね



鹿の一家に遭遇。
一心不乱に食事中。
人間なんかに 構ってられっかよ~、だって  ハハ


クリステル君を気取って、パチリ!!

いつ歩いても、
退屈極りない、ここ、バカ尾根を
居眠りこきそうになりながら やっとこさ下り切ると
里はもう、
春真っ盛り‼︎


ふと見ると、
『秦野 富士見の湯』行き、と横書きされた
無料送迎バスが ビジターセンター前に停まっています。

ヘェ〜、そんな立寄り湯、有ったっけ〜〜

聞いてみると 最近オープンしたばかりの温泉施設で
しかも これが本日最終便で、
もう3分ほどで発車って、
こりゃ、神様がこれに乗れっていう事でしょう‼️ 



という訳で
秦野の弘法山の麓に出来たばかりの
『 富士見の湯 』
とっても綺麗で、ゆったりしてて、
オススメです‼️


外には足湯もあったりして、
なかなか充実!!


こんな感じっす!! (イメージ)



露天風呂の真正面に 富士山が一望できるってのが、
何しろ最高っす❣️
秦野駅との間で送迎バスもあるんで
これからも何かと
丹沢方面で
覚えていると重宝しそうな 日帰り湯だね〜
✳️ 一生懸命宣伝しておきましたんで、
「富士見の湯」の関係者さん、
これ見てたら、無料券、下さいね〜〜っ
❣️
イヒヒ😈




今回もご精読、感謝です。
次回、残雪の蓼科山編に続きます。


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畦ヶ丸 初見参‼️

2017年06月26日 04時27分50秒 | 丹沢
また 更新さぼってしまいました


改めて 丹沢は 山深いなぁ〜 と、思った先月の山行、
さてさて、振り返りましょう‥


小田急線の新松田は
伊勢原、秦野や渋沢が表(東)丹沢の玄関とすると
さながら西丹沢の玄関口⁈ ってとこでしょうか‥
御殿場線も交差してるし、
なかなか 侮れない駅です。


ここから 本当の玄関の「西丹沢自然教室」まで、
小1時間ほど バスに揺られる必要があります。




今回、相棒は、(通称) 「お兄ちゃん」‼︎
きゃー 久しぶり〜‼️

以前、前穂〜奥穂高 縦走編で偶然一緒になった、ナイスガイです。
( おサル君 は 一回休み、イヒヒ)



お兄ちゃん、実は高校時代は 山岳部部員だったので、
私なんぞとは キャリアが違います、ハイ。
どうぞ、お手柔らかに、ね‼︎


登る山は、と言うと『畦ヶ丸』
丹沢山塊の主だった山の中でも、そこそこ名前の知られた山です。
アクセスは良いのに、隊長、なぜか今まで 登る機会に恵まれず、
何と お兄ちゃんも 初見参‼︎


ところで、皆さんご存知かとは思いますが、
夏になると 丹沢には あの恐い、恐〜い 山ヒルが這い出してくるので
登るのなら、まさにこのタイミングが グ〜‼️



登り口は、西丹沢自然教室 ( ビジターセンター ) の すぐ左脇にありました。







先ずは 吊り橋を渡って、
沢に沿って登って行きます。
幾つか 堰堤を越え、右岸、左岸と渡渉を繰り返します。















新緑の濃い緑の葉影に覆われた道は とても気持ちよくて、
案外と真夏でも涼しく歩けそう‥ と、

ダメダメ、山ビルの事、忘れてた‥

そう考えると、やっぱり今がベストな季節なんだねぇ



ん⁈

矢印の標識に「下棚」と書いてあります。
事前に目を通して来たガイド本によると
「棚」は 「滝」の事を言うみたいです。
ルートからは ほんの少しだけ外れますが、
もちろん、 ここまで来ておいて 行かんでか‼️



うひょ~




とっても きっもち ええ〜‼️

マイナスイオン浴びて、調子も最高っす‼︎





苔だって、こんなに瑞々しく、綺麗!!



お兄ちゃんのペースに、最初の内は少し振り切られ気味でしたが
何とかついて行ってます。



もう少し登った所に現れるのは、今度は「本棚」
たくさん本が並んでいました
さっきの滝と比べると だいぶ落差があります。



わざわざルートを外れて行くだけの価値があったね~













元のルートに戻り
樹林帯の中を、高度を稼ぎます。
順調 順調
何人も、登りで追い越します。



中には 追い越されるのが あからさまに嫌な人もいて
不機嫌そうに道を譲った後、
嫌がらせのように?! ピタッと後ろにくっついてくる人なんかもいて
何だか、それはそれで気を遣います。
別に 煽った訳でもないのにねぇ
人それぞれのペースでいいのにねぇ‥


嫌なので、ペースをあげて、
さっさと振り切っちゃいます。( ← なんか、余裕っすね?! )


今日は、暑いと思って、
背中のザックに ハイドレーションを仕込んで来ましたが、
喉が乾く前に飲む、のが
夏場の登山のコツ なんだとかで‥
それも 功をそうしているのかな⁈


そうこうしているうちに、 ( ← ここ、気付いてね⁉︎ )
あれ⁉︎ ここ山頂⁈





あまり眺望のない 山頂のスペースで、
お兄ちゃんと二人、買い込んで来たオニギリとサンドイッチを
もくもくと平らげていると
先ほどの尾根で追い越し、後ろに置き去りにして来たソロのお兄さんが
やっとこさ、到着でげす。

山頂標識の写真を撮っているので、
「 よかったら シャッター、押しますよ 」と 隊長。
「 いえ、結構です」って、ケッ‼️ 感じ悪〜‼️



つつじが残っていたのでその前で撮ってみたけど、
お兄ちゃん、ごめんなさい、
写真が下手で…

下りは、周回気味に下りようと、
そのまま進みますが、
眺望もなく、ほとんど写真も撮らずに どんどこ どんどこ



下りきると、また別の沢沿いの、気持ちの良い道に…



ほんと、水がきれい
紅葉の季節も、ここ、絶対いいよね~

あ、今、カジカガエルが鳴いてた~



のんびり、カジカガエルの鳴き声に癒されながら歩いていると
大滝キャンプ場に到着です。
神奈川県の高校登山部が 合同合宿中みたいでしたよ~



キャンプ場の すぐ上が、大滝橋バス停。
お兄ちゃん、お疲れさまでした~
登山部あがりのお兄ちゃんにも
このコース、結構気に入ってもらえたみたいで、何より。



ところで、バスが到着する頃に、件のソロのお兄さんが現れました。
何やら鼻のあたりが血だらけで、
大きな絆創膏? みたいなのを貼っています。
どこかで転んでぶつけちゃったみたいです。
ありゃ~、痛そう
お大事に、ね


ここから、ホントは「ブナの湯」に寄るつもりだったんでげすが
メンテナンス中とかで休業中。
仕方ないので 以前も寄った事のある 山北駅前の「さくら湯」へ…
よっ、隊長、引き出し いっぱい持ってるね~



御殿場線の鄙びた駅の風情も、なかなか良いもんでげすね~





サッパリしたところで、さて どうしよっ!?
え!?
イヒヒ、もちろん 打ち上げっすよ!!


とりあえず、新松田駅まで戻り…


駅前を 少し歩いたところに
『若松食堂』なる お店を発見。
ここ、いいっすよ~
お兄ちゃんも、隊長も、さすが年季の入ったおじさんですね~
実に、鼻が利きます!!

後でわかったんでげすが、
ここ、例の『山麓酒場』に掲載されているお店でした!! 納得!




てなわけで、実に良い山行となりました、めでたし めでたし…


まだ、更新待ちの報告がたまっちゃってます。
がんばらないと、ね




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♬私バカ尾根~、おバカさん尾根~♬ 丹沢山で春のキャンプイン!! 編(後編)

2017年03月16日 03時24分28秒 | 丹沢
チャプター ⑶

さてさて、そんな訳で、
我隊の春季キャンプ地、
丹沢山は「みやま山荘 」にも、間もなく朝がやって来ます…



こんな綺麗なグラデーション、やはり山にいればこそ、だね
しばし ご堪能あれ 








ちょっと 楽して、山小屋の部屋の窓から撮っちゃいましたが
それでも十分に、ご来光が出るまでの時間を楽しめました。


山小屋の中に 朝日が差し込み、そこかしこに生気が宿ります。



我隊の泊まった 2階の客室。
手入れの行き届いた、清潔な小屋です。





朝食前に、外の空気を吸いに出ると、
名残りの月が‥







朝食は、炊き込みご飯がメイン。
サッと平らげ、
さて、何時に出発しましょうか?
もちろん、朝のお勤め を しっかり済ましてからだけどね、いひひ
(↑↑↑ これ、実に大切な事です、はい )




「お世話になりました〜」
準備を整え、ふと小屋前の温度計を見ると、ゲゲゲっ
>、-10℃ ⁉️
そう言えば、雪を踏む感触も 足音も、昨日とは違います。
ガツガリッ、ガツガリッ、と
表面が恐らく凍りついているんでしょう…




空気もピシッと、締まってます。



今朝も 素晴らしい富士の絶景から。




稜線から大倉尾根方面を望みます。


大山越しの、三浦半島に江ノ島


振り返ってみた丹沢山


砂糖菓子のような雪


『シュカブラ』、自然が生み出した美しさ、だね




ん?!、 変わったシュカブラ、

…って、誰だろ、
意外なところで 絵の才能を開花させた人がいるみたい




ニャロメ 越しの 富士山
ぷぷっ、
『ケムンパス』で やんす?!


気温が低くても、
アップダウンしている内に体も温かくなってきました


雪も この辺が一番深いみたい




遠くの山間に、『甲斐駒』発見!!


輝く、湘南の海


この、自然の飾らない美しさ~

ん!? あれ!!  見て、あれ!! あれっ!!

スカイツリー、見えてんじゃん!!


チャプター⑷ 眼前の危機



どこか、遠くでは 感じていたんです、ええ、
ん⁈      あれ⁈
おかしいいなぁ、ちゃんと済ましてきたのに、と ‥

でも、認めちゃいけない、いえ、認めちゃヤバイんじゃないか、と
その感覚を 意識の外に追い出していたのです。
しかし今、ひとまず目指していた尊仏山荘が こうして目の前に現れた時、
そんなご主人様の思惑を無視して
そいつは俄然、自分を強硬に主張しだしました‥

い、行きたい、
あの閉ざされ、密閉された、至福の場所
そして 全てを ぶちまけたい‥
全てを地球の引力に委ねてしまいたい‥

尊仏山荘へは、最後、まあまあの登り返しです。
ゆったりとした第一波が去った後、
次の波が襲って来るまでに
出来るだけ距離を稼いでおこうと頑張りますが、
思いの外 第ニ波は早く、強く 襲って来ました。
意識すればするほど 事態が悪化するのを
隊長、過去の経験から知っているのですが、
どうしても 意識を他に向ける事が出来ません‥

後ろを歩く おサル君の事など この際 意識の中に無く

… 無言で、ひたすら足だけを動かします。…

その時
それは、そう、人間としての尊厳を保つため、
ただ それだけの為に、
頭の中では、シミュレーションが始まっていました…

尊仏山荘についたら、何はともあれ あそこへ駆け込むぞ、
いや待てよ、あそこ、アイゼンしたままは入れなかったはず、

やり直しだ!!
細かく段取りチェックだ!!
先ず ザックを放り出し(2秒)、その手で軽アイゼンを外し(4秒)
空身であそこへダッシュ!!(15秒)
個室に入り ドアを閉め(4秒)
片手でベルトを外し(1秒) 
両手でズボンとパンツを一気に下ろす(2秒)!!

よしっ!! これなら 30秒を切れるぞ!!


そんな事に集中してたら、直前の大波をかわせたみたいだ、ラッキー!!
おーっ、つ 着いたぞー
それーっ!!


       昇 天!!




見てください、実にすがすがしい、いい顔しています。
尊厳を保てた、達成感に満ちていますね、イヒヒ


出すものだして、余裕のよっちゃん っす、イヒヒ





チャプター ⑸

さ~て、下りますか。
と、思ったら、丹沢 塔ノ岳の 新旧アイドルに遭遇


亡くなった「ミイ君」に代わって
最近 尊仏山荘に居つくようになった 白ブチ猫君


そして、生きる伝説こと、 『チャンプ』!!
ポーズまで とってくれました。イヒヒ


むき出しの太腿が、若々しくて素敵!!




昨日、苦しんだ登りも、
帰りは早い早い、どんどこ下っちゃいます。
しかし、いい天気















お約束の、クリステル嬢とのツーショットは、忘れません、イヒヒ


大倉バス停前の、丹沢地区の蕎麦の名店「坂間」にて
お疲れ様~ と軽く一杯。

こちらの蕎麦 なかなかのもんです。
つい顔のほころぶ 隊長でございました。







今回の春季キャンプ、
こんな感じの軌跡でございます。



渋沢駅前まで戻り 振り返ると
歩いた尾根筋やら、稜線が まだ くっきりと
見えていました。
次来る時は、もう温かくなっているんだろうな~

あ、駅前の「山麓酒場」に 酔って 寄って帰ったのは 
言うまでもありません、イヒヒ




最後まで おつきあいいただきありがとうございます。

次回は 美ヶ原で~す!!

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♬私バカ尾根~、おバカさん尾根~♬ 丹沢山で春のキャンプイン!! 編(前編)

2017年03月09日 11時08分09秒 | 丹沢
今年は 先月末の登り初め以来、
へなちょこ山行 が続いております…

プロ野球に、シーズンを戦い抜く為の春季キャンプがあるように
我が隊もここらでがっつり、
シーズンを通じて登り続けられる脚力をつけようと、
春季キャンプインを敢行したわけでございます。

それで、出だしの
(恒例)ダジャレ タイトルでございます。



通称『バカ尾根』 、こと 大倉尾根
丹沢の主脈の一つ、麓の大倉から塔ノ岳に続く、
それはそれは 長い、なが~い、単調な
ひたすら登りの、(逆からは ひたすら下りの) 尾根なのでございます。

標高差1200m、全長7キロ(共に塔ノ岳まで)
大学山岳部が、アルプス縦走に備えた新入部員のトレーニングに使う
マゾ的な尾根。
今まで幾度となく通りながら、
我が隊、実は登りに使ったことは一度もなかったんでございます。

稜線に、まだ雪が残るこの時期に、
塔ノ岳を通り越して 更に丹沢山までのコースをピストンしようという
我が隊 初の春季キャンプ、
はたしていかなる結果となるや、
始まり はじまり~

※注 スタートが遅く、まだ日の短いこの時期なので、
   丹沢山頂にある「みやま山荘」泊まりのピストンです




エピローグ【寝坊】



ちょっと調子にのっておりました。

仕事の付き合いで、前夜遅くまで飲んで、
その帰りには 二駅も寝過ごす失態。
帰宅後 山行の為の地図を 夜中にごそごそ探した挙句
ザックへのパッキングは もう眠いから朝にしよう、なんて
既に その時点で考えが甘かった!!

目が覚めた時、何故か直感的に悟るものがありました。
ヤバイ⁉︎ やっちまった!⁉︎
恐る恐る時計を見ると 6時17分❗️‼️

… … … … … 一瞬の静寂 … … … … …

え~  最寄り駅のスタート予定が何時だったっけ?! 6時25分!!
家から駅まで、今からどう早く行っても 最低15分
持っていく荷物は まだほとんど用意してないし、
着替え?! 今 まだパジャマだし‥
落ち着け、自分、 必要なものは何だ!

.d/a]z;whfo//oasrt6qutriy;h@y]lllao2sirevht,;lyif8wy…

パニックに陥り、
手当たり次第 荷物を掻き集め ザックに投げ込みますが
当然ながら あっという間にザックは一杯に‥

ダメーッ❗️やり直し❗️

それから30分後、何とか駅のホームに立つ隊長がいました‥

いやはや なんともな、スタートで ございました、フウッ




チャプター⑴
大倉尾根のスタートとなる大倉には
丹沢山行の前進基地たる「ビジターセンター」があります。
小田急線渋沢駅から ほぼ15〜20分おきのバス便があるので
時間を気にする必要が あまりありません。
大遅刻の割に 意外とその後に影響しなかったのは
今日のコースを ここからのスタートに設定していた事の 幸運です。

‥って、はぁ⁈ 何、遅刻しておいて偉そうに言ってんだよ⁉︎


ご、ごもっとも‥

き、気を取り直して、ま、参りましょう‥


ピーカン天気!!


慣れた山域とはいっても 登山届けは忘れずに


クリステル嬢に ご挨拶も忘れずに

天気は上々、なれど バカ尾根、舐めてると痛い目にあいます。
出だしは努めてゆっくりと、脚に負担をかけぬよう進みます。








向かいの尾根に見えるのは、三ノ塔。
稜線には雪が見えてるよ


事前のリサーチだと、
泊まる予定の 「みやま山荘」辺りで 積雪30センチ‼️
気になるのは、いったいどの辺りから積雪があるのか、っていう事。

まだまだ、
雪と呼べる程のものは でてきていませんが、
どこからアイゼンを装着するか、は もう 出たとこ勝負⁈








ヘヘッ ちょっと休憩っす



       
相模湾をバックに『氷』 の旗がはためくのは、
丹沢の夏の風物詩たる光景。
花立山荘さん、
まさか、冬でも 「氷」 なんだろか⁈

などと、ブツブツ どうでもいい事考えながら 脚を進めていると、
どうも太腿とふくらはぎが さっきから嫌な感じ‥ 

そして とうとう花立山荘への最後の登り、
ザレ場に差し掛かった辺りで
太腿とふくらはぎ 両方が悲鳴をあげだしました。

たまらず 塩を舐めたり、水を口に含みますが
直ぐに スッキリと改善する訳もなく、
だましだまし、なんとか花立山荘へ 到着すると‥



おしるこ なんだね‥






チャプター⑵
おサル君、
寒かったみたいで 花立山荘で「おしるこ」ならぬ、「豚汁」を…
少し分けてもらい 隊長も水分を補給、
脚は何とか落ち着いたみたい。
まだ 雪はほとんど現れません。



振り返ると相模湾が大きく目に飛び込んできます。
とりあえず、一番キツイ登りは過ぎたはず。



江の島と湘南方面


伊豆大島


真鶴半島と伊豆方面、手前は小田原市街
これだけくっきりと見渡せるのは珍しいねぇ


富士山だって、ほら こんなにそばに、くっきりと


おサル君は、へばってはいるけど、マイペースです


少し冷えてきたので、アウター羽織りなおして、じゃあもうひと頑張り


      


個人的に、 “金(玉)冷し”   という 変な名で 覚えた、
二つの尾根が合流する場所から
ようやく 雪が しっかりと現れました。



手前で軽アイゼンを装着、
ザクザクと 小気味好い音とともに通過し、
塔ノ岳へも 程なく到着。
バカ尾根を、ついに登りきりましたぁ❗️



ところで、脚がつるのは、何か体質的なトラブル なのでしょうか
一度 きっちり調べな あかんねぇ






あれだけ陽がさしていたのに、陰るのはあっという間
ちょっと肌寒くなってきてしまった。
買って来たおにぎりを、あったかいお茶で流し込み
身体が冷え切る前に、本日のゴール、丹沢山へ急ぎましょう




塔ノ岳をさらに奥へ、丹沢山へのアップダウンも
へへっ、小腹を満たしてからの 残り数キロだもの、楽勝っす。


振り返ると、海だけが輝いて…  きれい 




さっき居た、塔ノ岳 尊仏山荘、
もうあんなに小っちゃくなっちゃいました 





ユーシン渓谷は、ずっと下まで雪がたくさんだねぇ


とか 何とか言ってるうちに とうちゃこ~


う~む、確かに、積雪30㎝!!






稜線に出てからは 適度な積雪に、軽アイゼンが 心地よく噛んで
無事、春季キャンプ前半クール、終了です〜 

さて、『みやま山荘』、今日はどれくらいの人がいるんだろうなぁ 
夕食楽しみだな~ 


その前に、酒だ 酒だ、 酒 持って 来~い!! イヒヒ


 おサル君持参の干しブドウ
これに 白ワインで、ってつもりだったのに
寝坊したおかげで ワインを忘れ、ビールに… とほほ 


夕食は焼肉 っす、  うん、まずまず、かな 


で、期待していた 日没ショー、う~ん、ちょっと残念

思った以上に 焼けなかった。










その夜、部屋の窓からは、湘南方面の夜景が一晩中
綺麗に見えていました。

満月に近いお月様で、
星が見え辛かったけど、それはそれで、きれいだねぇ…
明日も 天気に恵まれますように… 



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檜洞丸 出航!! じゃなくて、ピストン一本勝負 編

2016年06月02日 05時17分43秒 | 丹沢

丹沢、大好きです!!

だけど、暑くなると、出るんです、奴が!!

こいつめ!! → 山ビル ← こいつめ!!

なので、基本 春から初夏までと、秋から冬の間だけ
ぷぷっ、なんだ、要するに夏以外ってことね
丹沢に通うってわけでげす。


プチ贅沢して、
イヒヒ、ロマンスカーで ございます。
残念ながら 「ロマンス」に 出会ったためしは ねえでゲスが…

新緑の、西丹沢自然教室前から、
今日は 檜洞丸 出航、じゃなくて、檜洞丸ピストン


ちゃんと、登山届 出しました~ 



隊長ッ、最高の天気でげす~‼



行くぜっ!! ツツジ新道、ピストン!! 
だけど ツツジ、まだ咲いてないかな?



新緑って、ほんと キレイ‼
この緑の色、なんて表現したら 良いんだろう















沢の音が聞こえ、近ずいてくると  ゴルゴンゾーラ出会い   
もとい 『ゴーラ沢出合』 ↑ ↑ ププっ 最初と最後だけじゃん



ゴーラ様と、出会ってしまいました、 イヒヒ

見つめ合ってどうこう、って事もなく、サクッと 沢を渡渉します。
水量が多い時は、躊躇しちゃいそうだね~





本人的には 気付いていなかったけど、
こうして見てみると、我ながら完全に おっさんだね~

おサル君 「えっ⁉ 気付いてなかったの⁉」って…

ふんっ‼



気を取り直して もう一つ、短く渡渉すると、
いよいよここから、本格的な 登りでげす




キャーッ!! 何てアングルから撮るのよっ!!
おサルの真っ赤なお尻が 丸見えじゃない!!












頭上の木の枝が ちょっと開けたところで振り返ると…
見えるかな~? 富~士娘ちゃ~ん が、ちょっこし、頭を覗かしてます。
やっぱり富士娘ちゃん、最高~‼
テンション、上がりました~







ふ~っ、だいぶ登って来たね~



乾いた体に、アクエリアス‼
急速イオンチャージ‼
( 日本コカコーラさん、個人的に 宣伝しといてあげましたよ~
あ、ギャラは、アクエリアス 1年分で 結構です、ええ)





はしごも あるでよ イヒヒ







さあ、もう一息



木道(もくどう)が出てきたら、ほんとにもう直ぐ
織田無道 がでてきたら いんちき霊媒師












とうちゃこ~‼ とりあえず パチリ。



女子力維持の為の、おサル弁当、
いただきま~っす!メインは、シュウマイっす‼


ゴチになりました~

あんなにピーカンだった空も、すっかり霞んで来ちゃいました






丹沢の最高峰、蛭ヶ岳をバックに パチリ。
何年か前に 縦走した時、きつかったなぁ~





あとは、下るだけ、
今日は、麓の、 「中川温泉 ブナの湯」へ立ち寄る予定。
その為には、最終バスの2本前には乗りたいな~
余裕⁈




「シロヤシオ」
山頂で話しかけられた おっさんみたいに
この時期、この花を目当てに登る人が多いらしい



結構、ペース良く下りて来れたので、
余裕っすよ


長閑な丹沢の里です


西丹沢自然教室に控える登山指導のおじさまに、
無事 下りてきたことを伝えに行った おサル君が、
何やら見つけ、興奮して呼びにきます。
「え⁈ ハンモック⁈ 」



ごめんなさい、おじさん。
騒いでいたら見かねたおじさんが「良かったらどうぞ~」
寝させてもらっちゃいました~
でも 案外と 快適なものなんですね~~ イヒヒ



余裕で最終の2本前に乗車でござる


さて、本日の軌跡は…

標高差1,000m越えだったんだね~
お疲れちゃん!!


ご褒美の 温泉でげすよ~


ここ中川温泉も、信玄の隠し湯の一つだったんだとか…
信玄め、いったいいくつ隠せば気が済むんじゃい!!

とっても気持ちの良い温泉でげした~ イヒヒ




夏に来たら 気持ち良いだろな~



で、新松田駅前で
例によって 彷徨する 飲兵衛 二人でございます

店長~!! 目がジョッキ、 もとい メガジョッキ、いただきました~



寝台車で、もとい ロマンスカーで お帰りあそばしました、とさ…





最後まで おつきあい いただきありがとうございました。

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登り初めは、丹沢から

2016年02月07日 21時26分29秒 | 丹沢

お正月気分からも ようやく抜け出して、
今年も動き出しましたねぇ~

なまった身体に 少しは喝を入れとかないと
前回、今年の抱負、なんて 打ち上げといて、
てんでお話にならないことに なっちまう…

そう解っちゃいるものの、
いざ 出掛ける段になると 何かと言い訳じみてくるし、
ええ~い、ままよっ、


手っ取り早く、モチベーション上げるには、
食いもんに限るぜっ‼


冬だし、あったまるもんだろぅ⁈
鍋だっ!
鍋焼きウドンだっ‼
鍋焼き山だっ‼

だ、か、ら、
鍋割山‼ ← あざとすぎ



行き慣れた小田急線、渋沢駅から
大倉行きのバスには乗らず、
タクシーで 直接、県民の森 ゲートまで…
無駄に等しい、西山林道の1時間余りを
ショートカットしちゃいます。
1200円くらいのタクシー代なら
早く 鍋焼きウドンにありつく為には、惜しくはありません‼ ハイッ





天気の良い土曜日とあって、
前後に 同じ鍋割山を目指すグループも多いっす!!





( 1月15日に )大雪の降った今では とても信じられませんが、
春先みたいにポカポカと いい陽気でした。

こりゃ、今シーズンの花粉の飛散は
早そうだわい





最近手に入れたおニューのアウター
ビビットな色合いが、なかなかいいじゃん、おサル君!!



二股を過ぎて、
いつもの ペットボトル歩荷 スポットです。
2ℓ大五郎 を 手に、しゃーない、今日はこれか…

と、考えていると おサルめが
いえいえ、おサル様が、
「 やっぱ、5ℓ いくでしょ、ここは!ねっっ隊長!!」




肩にずっしりと5キロの重みが食い込みます。
こんな事なら 5キロ ダイエット、しておけば良かった…









それでも、
初めてこのルートを登った時は、
尾根へ突き上げる急登が 永遠に続くように思えたものですが、
なんか、随分と楽になったなぁ~
へへへ






この辺から、おサル君が、目に見えて遅れだします。
人に5ℓ も余計に持たせたからにはと
自分も2ℓ 余計に歩荷する羽目になっちゃって
ちょっとかわいそうだけど
それもこれも 鍋焼きウドンの為
我慢せい‼

ところで、おサル君、
さっきから よっぽど心配なのか、同じような事を何度も尋ねてきます。
( 思い出してカウントしてみたら、覚えているだけでも5回も!!)   ←ププっ
「ねぇ?  鍋焼きうどん、売り切れたりしないよねぇ~?」









ここの尾根、偽ピークが たくさんあって、
特に最後の方の 偽ピークは
いかにも そこのブッシュを飛び出せば もう山頂っていう
雰囲気ありありで、
前に来た時も 騙されました。

で、今度も しっかりと騙されました、ハイッ






気を取り直して、最後のダッシュ!
ザックを置くのも もどかしく、自然と小屋まで小走りで…
何って、鍋焼きウドンを注文するためでしょ‼

内緒ですが
もし、その鍋焼きうどんが 最後の一つなんてことになったら
そこは潔く、おサル君に譲ろうと 実は覚悟していました!!
ええ、もちろんです。

ここで男気見せないで、どうするっていうんですか!!
↑↑↑ ププっ、どんだけ の事だよ!!



案の定、小屋の中は大混雑、
大変な有様となっていました…



幸い、待つこと10分ほどで、このアツアツが…  
う~ん、美味いっ!!


まさに、天上の至福!!
マジで ほんとに 美味しいっす!!

なんでも、過去最高に売上げた日には、一日で680杯もでたのだとか…
一杯1,000円だから、えーっと68万の売上也。
ってことは、少ない日でも だいたい○○○、
ってことは … kfhruwnxc,alwuifovotpy.y.vjyxyagqpo05476!szjhxiue;:tyj,bkfdls;daajakaduchabcjhgmcfo

↑↑↑ 大きなお世話だいっ!!
   



あらら、鍋焼きにすっかり気を取られている内に
富士山に雲がかかってきちゃいました





海が見渡せるのも、ここ 丹沢の魅力!!



山の連なりの向こうに その稜線から頂までを見せる富士山
この眺めも、丹沢ならでは。
ヒルさえ出なけりゃ、夏でも通うんだけどね…



鍋を戻しに行ったら、更に大変なことに…
いよいよ行列は小屋を飛び出し、外まで長く延びて…

タクって、スタートを早めたアドバンテージの甲斐がありました、へへっ



遠くには、南アルプスの白き頂も望めました。
やっぱり いつもより雪が少ないみたい



さぁ、ではそろそろ行こか
今日は、塔ノ岳方面へ向かって、大倉尾根を下りるつもり。




丹沢の主脈、
塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳~檜洞丸 が見通せます。
鍋割山へのルートを 奥に進んだ途端、
人も少ない静かな早春の山行に変わります。


前回、鍋割山に来た時には、ここから 小丸尾根を下りたんだっけなぁ

「金冷シ」で塔ノ岳へのルート、大倉尾根にぶつかります。
今日は、登り初め。
山で食す「鍋焼きうどん」 がテーマの山行だったんで
塔ノ岳には向かわず もうここから大倉へ向けて下りちゃいます。


通称「バカ尾根」大倉尾根は、
登るのも下るのも辛いだけの、あまり好きではないルートなんだけど
唯一好きなのが、花立山荘までの開けた茅場平あたり。
尾根の向こうに 相模灘が見渡せて、
気持ちが大きな空に向かって広がっていく気がしない?!







おサル君、今年もよろしく!!


カメラを向けられると、どうしても表情が硬くなっちゃうなぁ~




ん?!

あれは、何?!


「!」マークに、「?」マークみたいなの、
パラグライダーなんだねっ!!
気持ちよさそうだけど、高所恐怖症の隊長には、一生縁が無さそう



春先は、「かき氷」の旗が 風に踊っていたよ!!






何とか、バカ尾根を、無事に大倉まで下りてきました。
ひたすら考えていたのは、帰りに寄る温泉と、
その後の打ち上げとビール!!

これがあるから、止められないねっ!!
いけね、写真撮り忘れた。


しばらく忙しくてブログアップ さぼってしまったので、
『手白澤温泉、雪の奥鬼怒 秘湯編』
『雪の大菩薩嶺で雪山慣らし 編』
と、
ネタは仕込み済みです。
お楽しみに~



最後まで おつきあいいただきありがとうございます。
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