山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

春、蓼科山に登る、編

2018年04月20日 05時10分17秒 | 八ヶ岳
東京の桜も🌸、あっという間に散り、


満開前線が内陸に進むのに合わせ、
我が隊も匍匐前進でございます。
( なんでも、桜の開花速度って、あかちゃんのハイハイのスピードと同じらしいし‥)



ププッ、
どうでもいいけど “今年最後の残雪”、だとか
“残雪期の○○”だとかって、
このところ 毎回毎回 口にしてる気がしないではありませんが、
まぁ、気にせずまいりましょう!


蓼科山に 初めてチャレンジしたのは
何年か前の、厳冬期‼︎


ネットからお借りした、まさにこのイメージ

登山口までの足が 基本 公共機関に限定される我が隊、
登り口となる 女ノ神茶屋までのバス便が冬場は無くなる為、
その時は 泣く泣くタクシー🚕を 茅野駅から飛ばし
大枚をはたいたものでした…

        

今回も いろいろなルートを検討はしたものの、
結局は悪あがき、
女ノ神茶屋からのピストンに、落ち着きました。
( という事は 一万円札が また飛んで行ってしまう〜😭 )


ところで、
中央本線『あずさ』に新型車輌が導入されたの、
知ってました⁈



隠れ“鉄”
もしくは “鉄”分不足気味の 隊長とおサル隊員、
しばらく前から それを聞いて
テンションが上がっておりました。





当然今回、 その「新あずさ」に乗って、
行動開始でございます。



茅野駅で、
蓼科山を目指す同好の輩を もしゲットできたなら
我々には 不相応なタクシー代の負担が減って
ラッキーな事 この上ありません。
それらしき姿を捜しますが‥‥‥

ち〜ん、
ご愁傷様でございます

え〜い、ままよ、
運転手さん、遠慮しないで、
どーん とやっておくれ‼︎






登山口には10台くらい、先行している人たちの車🚗🚘と、
ありゃ⁈ 新しい トイレが‥



せっかくなんで、
しっかりマーキングして、
さぁ、しゅっぱーつ‼︎





案の定、雪のユの字も現れません。
( ん? デジャブ⁈ 確か、先週も‥ )




地図で見ると
山頂まで ほぼ直登の このルート
序盤に長めの急登をこなした後は
ダラダラと登りが続き
一旦 緩んだ後、
山頂への激登り が最後に待ってます。


やっと、雪が少しづつ…




おサル君、
つい最近バーゲンで手に入れた グレゴリーの新しいザック
なかなか、いいじゃん!!






ちょっと一息ついて、と


ひぇーっ!!
だいぶ上ったと思ったのに、
これから まだ、あんなに登んないといけないのーっ!!




厳冬期の大雪の中❄️
初めての蓼科山に挑んだ時は
あと 標高差で50メートルもない、
山頂直下で
勇気ある撤退をしました。

その時が、隊長もおサル君も もちろん蓼科山 初体験。
ちょうど森林限界を越えたところで、
吹きっさらしの急斜面で
それ以上の風が山頂方面で吹き荒れる様に
心が折れてしまったのです‥





ああ、あの時、この辺りで撤退したんだなぁ‥
なんとなく見覚えのある背丈ほどの高さのコメツガを越すと
山頂に続くゴロゴロした大岩が見えてきました。
木が無い分 陽当たりが良く
雪も ほぼ消えています。



となると
かえって邪魔なアイゼンとストック、
ここにデポして行って 往復しちゃいましょう





到着!!









なだらかな山頂には
やはりほとんど雪はなく、
先行組も この時間は 2,3パーティのみ。







お昼がわりのパンをかじっていると
春とは言え やはり風は冷たく
身体が冷えきってきます。



こりゃ寒い寒い
退散退散。
ちゃっちゃっと 周りの眺めを写真に収め、
デポしたアイゼンの所まで戻ります。









と、隊長、
再びアイゼンを装着しようと、
腰掛けたそばから 脚が攣りそうに‥

どうも最近、
コンディション、よろしくないっすね、隊長⁈

冬でも、知らず知らずのうちに
自覚している以上に汗をかいてしまっているし💦
やっぱり電解質が不足しちゃうんだべか?
それとも 単なる筋力の衰え か?

そんなわけで、
怪我しないように 下りに集中して下りたので
写真は ほとんど、無し


まぁ、ほぼ予定していたタイム通りに
登山口まで戻ってまいりました。

もう少し残雪があるかと思っていたけど
しっかりと春に向かっていた蓼科山でした。

帰りもまた、タクシーに迎えに来てもらい
蓼科温泉のお気に入りの宿へ…






渓流沿いの露天風呂と、
バイキングスタイルの夕食と朝食が売りのこのお宿






もちろん両方とも、
しっかり楽しませていただきました~
イヒヒ



翌日、
このまま帰京するのはもったいないなぁ~

ん!?
そうだ!!
かねてより行ってみたかった、 『サントリー白州工場』 寄って行こう!!












♪みなみアルプス、てん、ねん、すい!! ♪

という訳で、工場見学ツアーを楽しみました。
ちょうど小淵沢は まさに春爛漫!!
ちょっと離れていたので寄れなかったけど
有名な『山高神代桜』満開を迎えていたようです。



いつの間にか、
小淵沢の駅も、おしゃれな駅舎になっていて(写真を撮るの忘れた!!)
「あずさ」を待つ間、
春の一日を まったりと楽しむ我が隊でありました…







信州は、やっぱりいいね~


今回もご精読、感謝です。
さーて、次は、どこ行こう?


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残雪の鍋焼山?! もとい、鍋割山

2018年04月12日 02時46分23秒 | 丹沢
もとい、○○って
毎回毎回 お決まりのように言い直している内に
だんだんどっちが正しいんだか 分からんようになって来ました、ハハ

関東に春を告げるドカ雪が降ったのが1週間前、
奥多摩では遭難騒ぎ が有り、
箱根では春休みに大挙して押し寄せていた観光客が
あちこちで立ち往生
人騒がせな春の雪で御座いました。

一方これが 根っからの山屋にとっては真逆で、
最後の雪遊びのチャンスとばかりに
心躍らせた訳で御座います。


とっくに桜の開花もしてしまった後なのに、
この陽気での一週間、
はたしてどれだけ雪は溶け残ってくれているのか?


頼りとなる、
他の人の山行記録を見ることの出来る『ヤマップ』も、
山行記録自体がウィークデー中の投稿は ごくごく少数です。
しょうがない、
もう 行ったとこ勝負っす‼️




新型ロマンスカーに、
あわよくば乗れるかなぁ〜⁈ と
行く方面は丹沢に決定!
日帰りにちょうど良い山という事での、
鍋焼山、 もとい 鍋割山 ( ← ププッ、これ、もう確信犯‼︎ )





例によって、
大倉からの長い林道歩きをショートカットする為の
渋沢駅からのタクシー🚕 利用で
歩き出したのが 10時頃。
やっぱり、周りには、ゆきの、ゆ の字も有りません。







陽射しには力強さが戻り、
水音さへ 心持ち温く聞こえて来ます。

春が来たんだなぁ〜


山の木々が芽吹き出してるのが、その色でわかります。


渡渉も、ワザと川の中を進んじゃったりして‥


それでも一番奥の稜線には、まだ雪⁈ らしきものが見えてますが‥

程なく
水入りペットボトルが沢山 置いて有る二股へ着きました。
さて、
今日は 何リットルに挑む⁈





しばし逡巡していると
本職の歩荷さん 登場‼︎
「 今日の荷揚げは何キロぐらいですか〜? 」
「 ん〜、だいたい33キロくらいかなぁ〜〜」‼️

ごめんなさい、あれこれ、つべこべ、もう申しません
3リットル、
サクッとザックに乗っけます、ハイ。


おサル君も、ちょっとだけ協力、ハハ




このまま 突き上げた先の尾根が、
鍋割山頂まで続く尾根です。


ひゃー、きっつい〜


隊長〜?
重たい思いして アイゼン持ってきたけど、
ほんとに雪なんて、有るの〜 」
容赦のない、おサル君の問いかけです

え〜と⁈ 何だっけ⁈
雪⁈
バカ言ってるんじゃありませんよ
有るわけ無いじゃないですか、 ← こうした、変わり身の早さが身上です、イヒヒ






鍋割山には、その山頂手前に偽ピークが有るんだけど
雪は、そこまで登って やっと登場です。




まあ、せっかく持って来たんだから、
つけよっか⁈
やむなく登板、アイゼン氏。






ところで、この手前辺りの登りから、
おサル君が 目に見えて遅れ出します。



隊長、構わず どんどん先に行きます。
え⁈ いつもの優しい 隊長らしくもない⁈

そう、実はこの時 既に、
隊長、ある“ 密命 ”を おサル隊員から 仰せつかっていたのです。
『 鍋焼きうどんを 死守せよ』と‥




私が遅れ出したなら、
構わぬ、先に行け!
そして、天守に着いたなら
なりふり構わず、
フタ鍋、オーダーしろ‼︎
決して、品切れなどの憂き目に遭うでないぞ‼︎


ふふふ、
ネズミ小わっぱを うまく操ってやったわい、と
余裕で遅れて 偽ピークに登り着いたおサル隊員でしたが
果たして そこには 天守を目指して
ひた走っているはずの ネズミ隊長の姿が‥‥‥



ごめん、
今日、持ち合わせがあまり無くて、
先に着いても オーダー出来ないんだったわ
鍋焼きうどん代、先にくれる⁇ 


と、
くだらんオチの二人でしたが、
大丈夫、
鍋焼きうどん、ちゃんと確保っす‼️

















おんなじルートを下るのも何なんで、
隣の尾根の 大倉尾根を下ります。
それじゃあ そろそろ、
金玉冷やしてから
もとい
『金冷し』 から行きましょう。



下から見えていた白い稜線は、この辺りだったんだね〜〜


暑い~


それにしても、
鍋割山って、
なんとも特徴のない、平凡な形の山だね~


痩せ尾根が、
所々 崩落してます。
雪がたくさんあると、怖そうなとこだね~


後遺症で、
口元、まだひん曲がってるなぁ…
早く、治りますように…


アイゼン君も、ここまでだね



鹿の一家に遭遇。
一心不乱に食事中。
人間なんかに 構ってられっかよ~、だって  ハハ


クリステル君を気取って、パチリ!!

いつ歩いても、
退屈極りない、ここ、バカ尾根を
居眠りこきそうになりながら やっとこさ下り切ると
里はもう、
春真っ盛り‼︎


ふと見ると、
『秦野 富士見の湯』行き、と横書きされた
無料送迎バスが ビジターセンター前に停まっています。

ヘェ〜、そんな立寄り湯、有ったっけ〜〜

聞いてみると 最近オープンしたばかりの温泉施設で
しかも これが本日最終便で、
もう3分ほどで発車って、
こりゃ、神様がこれに乗れっていう事でしょう‼️ 



という訳で
秦野の弘法山の麓に出来たばかりの
『 富士見の湯 』
とっても綺麗で、ゆったりしてて、
オススメです‼️


外には足湯もあったりして、
なかなか充実!!


こんな感じっす!! (イメージ)



露天風呂の真正面に 富士山が一望できるってのが、
何しろ最高っす❣️
秦野駅との間で送迎バスもあるんで
これからも何かと
丹沢方面で
覚えていると重宝しそうな 日帰り湯だね〜
✳️ 一生懸命宣伝しておきましたんで、
「富士見の湯」の関係者さん、
これ見てたら、無料券、下さいね〜〜っ
❣️
イヒヒ😈




今回もご精読、感謝です。
次回、残雪の蓼科山編に続きます。


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