山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

🎵天城〜越〜え〜🎵 de 蜂🐝と鉢合わせ編

2017年08月12日 00時08分36秒 | 山ブログ
幸か不幸か(少なくとも 不幸では、無いわなぁ‥)
実は、生まれてこのかた、まだ蜂🐝に刺されたことの無い( 無かった )
隊長でがす。


何を 前振りしているかと言いますと、
とっくにお判りでしょうが、
刺されてしまったんでガス、
ついに、金髪豚野郎に 
  シマシマ 蜂 🐝 野郎に‼︎


犯人を もとい 犯虫を 記憶を元にモンタージュしてみたんでげすが
そのものビンゴの画像は見つかりませんでした…
この屈強な蜂の画像の 6掛けくらいをイメージしていただくと 近いかも…


その顛末記でがす…


7月の終わり
この時期なら まず 梅雨明けはしているだろうと
連休を取っておいたんでげすが、
確かに梅雨は明けたものの
❝梅雨明け10日❞の からっとした夏空にはならず
どの山域をみても、
小雨交じりの パッとしない天気ばかり…


それでもぎりぎりまで粘ってみようと
行く前日まで、
北・南・中央アルプス方面に八ケ岳、
尾瀬に東北、信州各地と
あらゆる山域の天気を検索する 隊長でした…


結果、
唯一 晴れマークの出ていたのは、
『伊豆』天城山…



♪ ぽん、ぽぽぽぽぽぽ~ん、♪ (鼓の音)


♪ 隠しきれない 移り香が~ ♪
(妄想 全開っす!!)


ん!? 天城山?!
何気に『百名山』じゃないっすか!!


まぁ、この際だ、行ってまぇ~


今まで何度か、山行計画の俎上にはのったことがあるんだけど
隊長的に いまいち 気乗りせず、
計画自体 流れるか
或いは 他の山域に変更になるか、と
縁がなかった山、天城山。

いよいよ、機は熟した?!

♪ あなたと~ 越えたい~ 天城~ 越~え~ ♪



東京駅6時33分発こだま(始発)
なんだか山に行くのに 新幹線で西へって
初めての変な感覚

これに乗って行けば、
伊東駅で、登山口につながる バスに乗れるって寸法っす!!




夏の空、陽射しの元、
天城高原へ向かうバスですが、
時折 深い霧に包まれます…

今思えば、これが今回の山行を暗示していたのかも…



よしっ、いくべ~





今日のルートは、こう。
万二郎岳、万三郎岳(天城山は この二つの山を総称して言うようです)を繋いで
八丁池を経由して 天城峠までの縦走という
標高は大したことがないけれど、なかなかのロングコース。



先は長いべ~
さくさく 行くど~







歩き出しは 陽射しもあって 気持ちのいい樹林の中を行きます。
が、やがて ガスが…



まず、万二郎岳 とうちゃこ~
陽射しは隠れたけど、暑い、蒸すな~
汗が止まらない~


(^^;)汗に 小虫が寄ってきて うざい事 この上ない


眺望も、残念ながら まったく nothing!!
雲が無かったら、海まで見えるのかしらん?!














とりあえず、万三郎岳、とうちゃこ~


この、montbellのアロハ、
モンベルにしては とてもイケてる、と思って買ったんだけど、
やはりコットン素材は 山で どうなんだろ?
汗を 吸うだけ吸ってべたべたになるし、
もちろん 歩いてる限り、乾く気配はなし

やっぱり街用かなぁ…  虫もいつもより多く近寄って来るし…


前半に、標高の高い所は通過してしまうから
後半は 距離こそ長いけど、楽なはず…  だった






標識は良く整備されているんで、
まず迷う心配はないねぇ





スタートした時から、山全体でヒグラシと夏蝉が 鳴き競ってます。
ヒグラシの鳴き声って いいよねぇ…
なんだかとっても涼やかで 癒されます



周りの木をよく見てみると、
ヒグラシだか 夏蝉の抜け殻がびっしりと なっています(笑)





わーっ!! 沢蟹?!


から揚げにして食べたら 美味しいかもっ!!
いかん いかん、また おサル君に毒されてるっ!! (笑)









また、ガスってきて、やな雰囲気だなーって、思ったその時です!!
右脹脛にチクッ!! 痛っ!!

何かと思って見ると、次から次に、蜂野郎が
右足に群がってきます。

わーっ!! 蜂だっ!!

追っ払おうとすると、今度は左腕に…!!

こりゃまずい、退散、逃走、逃げるにしかず!! ぴゅーっ!!

どうにか 追って来ないとわかるところまで、
時間にして15分以上も離れたかなぁ…

おサル君に見てもらって、刺されたと思しき所を点検すると
タイツの上に、2,3か所 、
左腕にも1か所 針が残っていました。
刺された箇所は、蜂だけに 八か所(多分)
肌の露出している左腕だけ、ポイゾンリムーバーを使って毒を抜いてみたけど
果たして有効なのか、どうか…

とりあえず、刺されたところは痛むけど
呼吸は正常、目眩の気配もなし、動悸も正常みたい、なので ちょっと安心。
「アナフラキシーショック」は 二回目からの症状らしいから
生まれて初めて刺された今回は、とりあえずは大丈夫なのか?!

しかし、こんな山の中、
何か これからあったとしても どうすることも出来ないので、
エスケープルートとして
天城峠まで行くのは諦めて、八丁池から 一番近いところ、バス停へ向かうことに…
バスも このシーズン、運行していると
ホームページにでていたし…



八丁池まで、どうにか やって来ました。
おじさまおばさまグループが一組いて、なにか盛り上がっています。


ん?! 聞くと、鹿のファミリーが池の畔にいるらしい…


おーっ、ホントだ、いるいるっ!!


ひと時、蜂に刺された痛みも忘れ 見とれる 隊長でした。

さて、ここから一番近い バス停でも
まだあと一時間は歩かなくてはなりません。
体調は これ以上悪くなりそうはないから 多分 大丈夫。
まぁ、ぼちぼち行こか…


‥‥‥‥‥で、到着したバス停。
念のため時刻表見ると、確かに運行しているはずだけど、
一方で 運休しているとみえる表記もあって、
マジか?! ここまで来ておいて 今更だけど、確率は五分五分っていうところ?!


普段から太いから よくわからないけど、
よ~く 観察してみると、刺された右脚、やっぱり微妙に腫れているみたい…

朝のバスから 前後して一緒だった女子二人連れが 間もなく下りて来て
じゃあ やっぱり、間違いなくバスが来るんだと 一安心したのも束の間
時間になってもバスは結局 現れず終い、
諦めて 更に1時間、天城峠近くの国道沿いのバス停まで
四人とも 歩かざるを得ない羽目になりました…

まったく、バス会社め!!
あの宣伝は、いったい何だったんだ!!
バカたれ~!!  東海バスめ~!!



下界に通じるゲートまで、やっと下りてきました。
お医者さん、もうやってないだろうし、
諦めて今日はこのまま、修善寺温泉に投宿して、
傷を癒すことにしよう。



【おまけ/修善寺・三島編】


で、修善寺温泉まで やって来ました。
これが、有名な、 『独鈷の湯』かぁ~


さて、何か 美味しいもの、食べに行こ~っと


✳︎実は その夜、投宿した宿で、もう一つの戦いが‥
総じて料金の高い、修善寺温泉にあって、
コスパ重視で選んだ 民宿に近い旅館、
あてがわれた部屋は 清潔だったんだけど、
寝ようと思ったら 布団に 小虫、
退治してやれやれと思いきや、ん⁉︎
ややっ! ここにもいるじゃん!
げげっ、あそこにも!

結局、小虫を潰す為だけに
ティッシュボックスのティッシュを使い切る羽目に‥
なんて夜だ〜!





翌朝、蝉の声に目を覚まします。

朝から 真夏の日差しっす!!
古刹、修善寺に まずお参りして、
傷の平癒を祈ります。








折角ですから、『独鈷の湯』(今は足湯だけになってるみたい…) 入ってこ~
蜂の野郎に刺されたところ、一晩 湿布で冷やしました。
まだ、ちょっと痛痒いけれど、
幸い大事には至らなかったようで、一安心。
新たな❝鉄人伝説❞が、また 生まれてしまった?! ハハッ


おサル君の美脚、特別公開っす!!

そうそう、もう一つ、記録しておかないと‥‥‥
蜂野郎には 刺される事なく、無傷なおサル君でしたが、
翌朝、異変を感じて よく見てみると、
山の中でだったか、はたまた下りてきてからか、
まさか、宿の 小虫事件の最中か
耳と 顎、左頬にかけて
アブ野郎に いつの間にか刺されていたみたい‥‥‥
ぷっくりと 腫れて、
隊長の右脚より よっぽど酷い有り様‥‥
全く、なんてこった‼️ 厄払いしないと いけないねぇ‥‥


気をとりなおし‥‥

やっぱり、温泉街は、これっしょ!!


高級旅館で知られる『修善寺 あさば』
池に浮かぶ能舞台で有名だよねー
ん⁉︎ あの暖簾!! 菅原匠先生の暖簾じゃん!! さすが‼️









外湯の『筥湯』
オープンを待って、一番湯で楽しんじゃいました!!
気持ちの良い温泉でした~



さて、お腹が減ったな~


ん!? どうせ三島経由で帰るなら…
そうだっ!! うなぎっ!!



狙った、三島の一番人気の店『桜家』
探し当てて 店の前まで行くと、黒山の人、人、人‥‥‥
なんと3時間待ち!!
残念だけど 諦めて、その代わりに 近くの『すみの坊 本町店』
うな丼、¥3,240也!!
美味~い!!

何故、三島のウナギが美味しいかっていうと…
ミネラル豊富な、富士山からの湧水が 市内至る所に湧き出ているから…

ならば、その湧き出る現場を見ようってことで
やって来ました『柿田川湧水源』





何百年も経って、天然の土壌でろ過された
澄み切ったミネラル豊富な水が湧き出る様に 感動!!

ん~、いろいろあったけど、いい旅であった!!


そろそろ、アルプス系の山に、がっつりと登りたくなってきたな~
次回こそ、そんな山行記録に!!
乞うご期待なり!!




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🎵会津磐梯山 んはぁ〜 宝〜の山よ〜🎵

2017年08月11日 12時20分52秒 | 東北
両親共に、会津盆地の片田舎出身の隊長にとって、
そう、🎵会津磐梯山んはぁ〜
My Soul mountain‼️


東京に生まれ育ったにしても、
DNAの中には しっかりと その名前と姿が刻み込まれているわけでして
それは日本人にとっての富士山と全く同じなのであります。

断言しましょう、
もし 目の前に世界中の ありとあらゆる山のミニチュアを並べられても
その中から迷うことなく選び出せると…
(多分)


なのに、うかつにも、
山を始めたにも関わらず、愛すべき その山に今迄 登って来なかったのは
格段 理由があった訳じゃあ ありません。

ただ 機が熟すのを待っていた‥

ふっ、そんな言い方も あるかも知れません‥

↑↑↑↑
こらーっ、何、気取ってるんダァ〜


行くぜ、東北‼️


梅雨明けの発表はまだだけれど、
それを思わせるような 青空の下、
磐越西線は 猪苗代駅🚉に、我々は降り立ちました。

思いっきりローカルな駅に
降り立ったのも、わずか数人。



さて、
今日のルートは、というと‥
磐梯山を表側の猪苗代登山口から上り詰め、
南北に縦断し、裏磐梯へと抜けるという、
ロングルート。








まずは スキー場の麓から 長いゲレンデを歩き出します。、。。。
これが、スキー場だからとなめてると痛い目にあいます
(はい、実際、痛い目にあいました、タハハ‥)








ありゃーっ、気持ちよさそうでないかい



と、一時 気を紛らわせるも
隠れようのないゲレンデで、
強い夏の陽射しが容赦なく照りつけ
どんどん体力を奪っていきます‥











唯一の 慰めが、
時折 振り返って見る、猪苗代湖を眼下にした眺め。
標高を上げていくごとに どんどんダイナミックに変わっていきます。





  しかし、あ゛つ゛い゛


ん⁈
猫🐈⁈ 狐🦊⁈ タヌキ?!

後で、慌ててカメラに収めた画像を拡大してみると、
こりゃあ多分 ウサぴょんダネェ

野生のうさぎ、きっと美味しいんだろうなぁ‥
ん⁉︎ いかんいかん、
発想が  おサル君に毒されてきてるし‥ (笑)


ん?! 何か言った?



見上げると、
とんがった山頂が だいぶ近ずいたなあ‥
山頂へは、右手奥へ 一旦 回り込み、
裏磐梯側からのアタックとなります。






いきなり 横から人が現れてびっくり
『沼の平』  別の登山口からのルートと、ここで合流



何の花かしらん?



山頂を目の前に、迂回するばかりで
なかなか近づかないなぁ


さっきからバリバリバリバリ
ドローン もとい ヘリの音が うるさい うるさい。
すわ遭難かと、一瞬 緊張したけれど、
多分 荷揚げのヘリだったみたい…
ヅラが 飛ばされないかと、それだけがしんぱい 。 ← こらーっ!!




何の花か知らん?









やっとこさ、裏磐梯側に回ってくると、山の様相が変わってきました。
荒々しい岩があちこちに‥
こっち側の下は、爆裂火口のようです。






『天狗岩』




ここで、天の救いが!!


こんな山頂近くに、清水が‥

口にしてみると、これが 冷たくて
美味しいの美味しくないの   ←だからどっちなんだっちゅーの⁈ (笑)

思わず立て続けに2杯も飲み干していましたです、はぁ


裏磐梯側の 桧原湖です。
やっと 一息ついて、眺めを楽しむ余裕も


名物の お茶屋さん



さあ、ここから 最後のアタック‼️


何の花かしらん?




八ヶ岳の硫黄岳の風景にそっくりです!!



登ったど〜、磐梯山‼︎ ( ばんだい三唱⁉️) 














会津盆地 一望はもとより、
360度の眺望ですたい‼️


あの 乳首みたいな、突起の山、
見覚えがあるっ‼︎
安達太良山だ〜っ‼︎

アプローチが全然違うけど、
実際には こんなそばにあるんだねー
隣の山⛰って 言っていいくらい








会津盆地が 手に取るように一望っす‼︎


あの辺りが、親父のいる街かなぁ…
オヤジ~ッ!!



さーて、眺望も満喫したし、
下る先の登山口まで、 道のりが長いし、
そろそろ行くかいっ🏃🏃‍♀️

その前に、
お昼ご飯、うっかり買いそびれてしまったんで
お茶屋さんで お弁当がわりの「きのこ汁🍄」を食します、イヒヒ
うまぁ〜


磐梯山、アプローチルートはいくつか有るようだけど、
交通手段に繋がりそうで、
尚且つ 折角なら ダイナミックな風景を楽しめそうなルートは
登りに使った猪苗代登山口からのルートと
有名な五色沼の畔りに繋がる
裏磐梯登山口ルートだけ
( 当社調べっす、あくまでも… )


北アルプスみたいに、
あらゆる情報が溢れる 人気の山域と違って
肝心な点で なかなかに情報が少ないので
実際に行ってみないとわからないことも多くて、
今回もここからの下りで
結構、苦労するのでした‥






きっかけは
お茶屋さんからの分岐。
地図は見ていたはずなのに、
何故か 合っている分岐を 間違えたと誤解、
分岐へ戻り、あれ⁈ 合ってるじゃん。
再び引き返したものの どうもおかしい、
又 引き返して分岐へ戻る。
そんな事を繰り返します、おいおい‥


10分足らずの道を、結局3往復、
いやはや、狐に化かされた🦊気分。

裏磐梯登山口へは、
途中まで、八方台登山口と道が一緒なんすねっ
それをきっちり認識しないまま どんどん進んじゃったので
あれ~? 道、間違えたかなって、
極めて初歩的なミスで、情けないっす

最初から ちゃんと地図と照らし合わせていれば済んだ話でした。
1時間近く、時間をロスしちゃいました。

ここが、分岐っす。ふ~っ…


どんどこ下り…









裏磐梯の、爆裂火口のすぐ下、銅沼(あかぬま)っす。
磐梯山の 荒々しい 男性的な風景が広がっていました。







磐梯山の、この広~い一帯が、
ジオパークに指定されているのが、よくわかります。
とても カメラのフレームに収まりきらない
日本ぽくない、雄大な景観が、とても美しいっす!!
感動!!






ところが、スキー場の下から登山口まで
林道の長いこと、長いこと…  
次第に疲れで 二人とも無言となり、お互い不機嫌に… 

ほんとは、登山口入り口から続く
五色沼散策路をたどって、バス停迄行く予定だったんだけど、
これ以上  おサル君を歩かせるのはヤバい と断念



近くの道の駅まで タクシーを呼んで
汗臭いまま、本日のお宿まで直行
まぁ、よく歩いた 歩いた…



お疲れさまでしたぁ~



その晩、美味しいもの食べて、良く寝て、
翌朝には元気回復っす!! 

で、猪苗代周辺を 自転車を借りて散策っす!!



ちょっと気になってた 美術館にも足を延ばす事も出来たし…
※『はじまりの美術館』 hajimari-ac.com

ここ、障碍者支援の美術館で、建物も一見の価値ありっす!!









          




野口せんせっ!! ありがとうございました~ 


何気に、ひっそりと また 百名山一座、ゲットしたぜ~っ!!




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