山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

♬ダイヤモンドだね〜、♫あ、あ〜 ♪ 裏高尾‼︎ 編

2017年01月08日 12時52分56秒 | 奥多摩
( ブログの神様 )
こりゃ、わらざえもん、お主 モタモタしておるから、
年が変わってしまったではないか、バカも〜ん‼︎



っていう 初夢を 見ました …  ん?!




さて、
昨年、暮れの登り納めに行ったのは、
世の “浮かれポンチ” どもが
( ↑↑↑ 口は悪いのだけど、他意はございませんので お許しを‥ )
吾輩の誕生日をダシに 浮かれ騒ぐ 耶蘇の祭り の日のことでございます。

  


ん⁉︎
おたく、クリスマス生まれなんだっけ ⁈    あははー



  ふんっ        






( 気を取り直し‥ )



年末の慌ただしさの中、
疲れを持ち越さずに   ちょっとだけ山の空気を吸って
登り納めとしておくのに相応しい山、
ん〜、どこだろ〜?

まず思いついたのは、
陣場山 ⇒ 景信山 ⇒ 高尾山 の、裏高尾縦走ルート。

ん〜、でもなぁ、結構 距離歩くんだよなぁ、あそこ。
もっとも、距離が問題  っていう事じゃあなくて
朝、ゆっくり出て行きたいんだよなぁ〜
疲れが溜まってるし‥

じゃあ、半分 端折って、
景信山 ⇒ 高尾山 なら、朝も楽勝だし、距離も全然楽だし いいんでね⁈ 
決まり〜‼︎






     

登山口に取り付こうという11時過ぎ、
早くも上から下りてきた人達と 何人もすれ違います。
さすがにこんな時間から登りだす輩は少なく
前に 数組だけ それらしき人。



まぁ、登ったら すぐ お茶屋のベンチで、
納め登山のランチだなぁ〜 イヒヒ 








ザックの中には、 おサル君の指示で久しぶりに入れてきた コッヘルがあります。
何を 用意してきてくれたんだべなぁ〜 イヒヒ 








サクサク 進み、小1時間程で 景信茶屋 とうちゃこ!
茶屋の前では お店の人かしらん、 ペッタンペッタン餅つきの真っ最中。
これはこれで 美味しそうでございます、イヒヒ 







日清ラ王 生麺の 味噌ラーメン
おサル君の下拵えしてきてくれた具材を投入、う、う、美味そうじゃ〜
イヒヒ 






せっかくだから、茶屋で揚げたての天ぷら 買い足して
しかも  お酒も少しだけ…
納め登山だし、たまには いいっしょ!! 





ここで、サプラ~イズ!!



おサル君、隊長の誕生日のお祝いに
❝堂島ロール❞を こっそり ザックに忍ばせて来てくれていました!!
ううっ、ありがと、おサル君   
しかも よく 形も崩さず 持ち上げて来てくれました!!
深~い 愛情を感じちゃいます?! でへへ



さーて、では ぼちぼち、進もうかい










… あれが阿多多羅山、
あの光るのが阿武隈川 …

… 智恵子は東京に空が無いといふ。
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間(あいだ)に在るのは、
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとうの空だといふ。
あどけない空の話である … 






おサルは言う、東京には本当の空がない、と‥

… あれが 不二さん
あの 光るのが 阿武隈川 相模湖…






冬の陽は、あっけないくらい早く落ちちゃいます。
傾きを増した冬の西陽の中を
サクサク進み
お隣の 城山へ







あれ〜⁈
他の人の 山行投稿で よく目にしていたでっかい 天狗👺面
あれって ここにあったんだぁ〜

それにしても 大っきいねぇ〜




さて、あんまりのんびりしていると
肝心の『 あれ 』に 間に合わないっすよ‼︎
ん⁈ あれって⁈

♬ダイヤモンドだね〜、♫あ、あ〜 ♪ うまく言えないけ、れ、ど~、♬



って 事で、そう‼︎
答えはダイアモンド富士ですよ、旦那‼︎ 



ちょうど冬至の頃、
ここ、裏高尾では 富士山のバックに陽が沈むんでゲスよ、ええ
だから 富士山が見えてさえいれば
かなりの確率で “ダイアモンド富士”が 拝めるってわけでゲス、ヘヘヘッ





その鑑賞ポイントと考えていたのが
裏高尾の『もみじ平』っす。
そして、ここを登れば もみじ平という所まで到着したのが
ちょうど 四時過ぎ。
時は満ちたり。
富士のシルエットが なるたけ見通せるポイントを探して
ゆる〜く 登っていると
ざわざわと 人の声‥



やっぱり知っている人は 知ってるんでございますねぇ‥
なんとか その人の輪の中に、見通しポイントを確保し、陣取り。

ほとんど 同時に、夕陽が富士の肩にかかり出します。



フーッ、危ない危ない


では、しばし、お楽しみあれ〜




















陽が 完全に沈んでしまっても、
茜色に彩られた美しいその稜線シルエットに
しばし見とれる
二人でございました、ハイ。


これで本日の目的はほぼ達成かと言うと、
さにあらず。



これから 夜の帳の中に落ちていく山道で
灯り出す夜景を眺めながらの下山を楽しもうってのが もう一つの目的。





そして最後は、登山口に新しくできたと聞いている
温泉に入って行こうってのが最後の目的。
なんとも欲張りだねぇ〜 イヒヒ 









高尾山には ムササビが生息しています。
この日も その観察に来ている人たちが いました。
いろんな目的を持った人たちが 共存する 山でもございます。



ヘッデンが無いと 自分の足元さえ見えないほどの山の闇
こんな非日常の山が 気軽に味わえるのも ここ高尾山の魅力なんだね~





冷えた体を温泉であたためて、
乾いた喉を 冷たいビールで潤し、
ささくれかけた心を そっといたわって
2016年の山行をこうして終えました。

今年も、たくさん山に登りたいな
たくさん素敵な風景に出会いたいな
生きてる事の幸せを、
生かされてる事への感謝を感じて
一年 無事に過ごしたいな
皆さんにとっても たくさん良い年となるといいな



最後までおつきあいいただき ありがとうございます。

warazaemon 拝