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アラスカの町を感染症から救った英雄犬たち

2022-01-06 05:51:29 | ドラマ・映画

2019年・映画「トーゴー」の作品紹介

◆トーゴー(2019年・映画)のあらすじ
1925年、数百キロ離れた場所に血清を届けた犬ぞりチームがいた。
彼らは動物のヒーローとして現在でも語られている。
史実をもとにし、命がけでアラスカを渡った犬ぞりチームを描いた作品が『トーゴー(2019年・映画)』である。

主演は『永遠の門 ゴッホの見た未来』でアカデミー賞にノミネートされた、ウィレム・デフォー。
犬と心を通わせる、犬ぞり操縦士を演じている。
監督は『ワイルド・スピード』や、『X-ミッション』など多くのアクション映画で撮影を担当してきた、エリクソン・コアが務めた。

犬ぞり使いのセッパラ(ウィレム・デフォー)は、重要な任務の一員となる。
それは遠く離れたノームの町まで、血清を届けるというミッションだった。
数チームの犬ぞり部隊がこのリレーに参加し、セッパラの部隊は最後から2番目の、最も過酷な道を踏破しなければならなかった。
妻であるコンスタンス(ジュリアンヌ・ニコルソン)の反対を押し切り、リーダー犬のトーゴーを連れて家を飛び出すセッパラ。
しかし大荒れのアラスカは、彼が想像した以上の過酷さに満ちあふれていた・・・。

◆トーゴー(2019年・映画)の見所ポイント
アラスカを舞台に、遠く離れた町に特効薬を届ける、犬ぞりリレーを描いています。
今作は今から約100年近く前に起きた、実際の出来事を描いています。
当時流行していたジフテリアという病を治すため、薬を運ぼうとするのですが、吹雪で飛行機が飛べません。
そんな状況で白羽の矢が立ったのが、犬ぞりでした。
地元で有名な何組もの犬ぞりチームを用意して、アラスカをリレーさせるという計画です。
登場するのはトーゴー率いる犬ぞり隊で、広大で過酷なアラスカの地を駆けていきます。
途中には氷河や雪山など、難所が多く、雪に慣れている犬たちも体力の限界を迎えてしまいます。
しかし、主人公レナードとトーゴーの信頼関係で危機を乗り越えていくのです。
トーゴーはこのリレーのなかで、最も過酷といわれているコースを踏破しました。
このトーゴーたちのスリルあふれる旅路が、映画で語られるのです。
トーゴーとの出会いなど、感動できるポイントがたくさんあります!



◆トーゴー(2019年・映画)』と同じ出来事をテーマにした、映画『バルト』との関係とは?
1990年代に公開されたアニメ映画に、『バルト』という作品があります。
この映画は『トーゴー』と同じく、1925年の犬ぞりリレーをもとにした作品です。
しかし、主人公はトーゴーではなく、アンカーを走った「バルト」という犬になっています。
当時はアンカーのバルトが、一番メディアで紹介されたからです。
今作ではバルトも登場しますが、特に辛いコースを走ったトーゴーに焦点があてられました。
バルトとの裏話を知っていれば、劇中の会話をより楽しむことができます。

「バルト」の場面より







バルトの像


この実話は以前から知っていましたが、改めてこの記事と映画予告編「トーゴー」・「Balt Documentary」を見て泣けました。
You Tubeで予告編等投稿されており、よくここまでの映画が製作できたな~と思います。
素晴らしい感動の作品です。
犬が人間を救ったドキュメントは今までに数多くあります。
犬は素晴らしい!

「トーゴー」の映画はまだ日本では上映されていないようですが、予告編などがYou Tubeに多数投稿されています。
是非、ご覧ください
『トーゴー』予告編|ディズニープラスで配信中 - YouTube
LEGEND OF DOG | TOGO Epic Cinematic - YouTube
TOGO All Movie Clips + Trailer (2019) - YouTube
TOGO (2019) | Behind the Scenes of Disney Dog Movie - YouTube
Togo - Official Trailer | Disney+ | Streaming Dec. 20 - YouTube


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