動物たちにぬくもりを!

動物愛護活動の活動経過や日々の出来事、世の中の動き等幅広く紹介します。

ドラマ「この街の命に」

2016-03-05 06:01:35 | ドラマ・映画

加瀬亮、戸田恵梨香と「SPEC」コンビで“殺処分”問題描く!
 「この街の命に」


2016年2月19日(金) cinemacafe.net



加瀬亮が犬猫の殺処分問題に直面する獣医を演じる、WOWOWドラマW「この街の命に」が、4月2日(土)に放送されることが決定。
加瀬さんとは「SPEC」シリーズ以来初の共演となる戸田恵梨香が、その同僚の獣医役で競演を果たすことが分かった。

【画像】「この街の命に」主演の加瀬亮

動物愛護センターに行政獣医として配属された牧田洋(加瀬亮)は、国の法律に従い業務を遂行する。
「事情があって飼えなくなった」「鳴き声がうるさい」「噛まれた」など、さまざまな理由で捨てられた犬や猫を殺処分する業務だ。
彼は、“誰かがやらなければならない仕事”と自分に言い聞かせながらも悩み苦しんでいる。
同僚の行政獣医・幡枝亜紀(戸田恵梨香)は病院に通いながら精神安定剤が手放せず、作業班の志賀悟(渋川清彦)は「犬がしゃべる」と言い出し悪夢にうなされる。職員の誰もが心にふたをして、処分を続けていた。
そんなある日、獣医・高野綾子(田中裕子)がセンターの新所長として配属される。高野は着任早々「犬と猫には全部名前を付けて」と言い、トリマーを呼び寄せ動物たちをきれいにする。
“現状を変える”という高野の想いに背中を押された牧田たちは、殺処分を減らそうと動き始めるが、無責任な飼い主はいなくならず、職員たちは大きな選択を迫られることに・・・。

本作は、第29回モントリオール世界映画祭「審査員特別賞」を受賞した『いつか読書する日』の脚本・青木研次と監督・緒方明がタッグを組み、“犬猫の殺処分”に直面する行政獣医たちの葛藤と再生を描いた人間ドラマ。

日本国内で1年間に殺処分される犬猫は、実に10万頭超(環境省・平成26年度発表)。
空前のペットブームや猫人気の高まりがいわれる中、なぜ、これほど多くの犬や猫が殺処分されるのか。
また、その現場に直面する人間は何をその心と体で感じているのか。
本作は、ある街の行政組織「動物愛護センター」を舞台に、罪のない動物たちの命を救おうと新しい1歩を踏み出した獣医たちを映し出す。

動物愛護センターで殺処分の現実に困惑する行政獣医の主人公・牧田を演じるのは、ドラマWには初主演となる加瀬さん。
その同僚で、ともに苦悩する行政獣医・幡枝役には、加瀬さんとは2013年の『劇場版SPEC~結~』以来の顔合わせとなった戸田さん。
また、センターの改善に向けて先頭に立つ新任所長・高野役には、青木さん脚本の『いつか読書する日』で主演を務め、NHK朝ドラ「まれ」での好演が記憶に新しい田中裕子が、ドラマW初出演を果たす。
さらに、音楽を第24回日本アカデミー賞「優秀音楽賞」を受賞したアコーディオニスト・作曲家のcobaが担当する。
今回、WOWOWドラマ初主演作となった加瀬さんは、青木さんによる脚本を読んだときのことを、「丁寧に書かれていて、淡々とした静かな話だと思いました。結論をいそがずに、声高に何かを叫んでいないところも好きでした」とふり返る。
また、「SPEC」シリーズ以来となる戸田さんとの共演については、それぞれのマネージャー同士が「現場でモニターをみながら『敬語で戸田と加瀬が話してること自体もの凄い違和感だね』などと、『SPEC』の時との違いを笑っているのを目撃しました(笑)」とコメント、「戸田さんは、とても信頼している役者さんで、いつでも刺激と安心を撮影に与えてくれる人だと思います。今回は現場で戸田さん1人がズバ抜けて犬との接し方に長けていることにびっくりしました」と裏話も明かしてくれた。
一方、戸田さんは子どものころから犬との生活が当たり前だったそうで、「この台本を読んだときには戸惑いましたが、1人でも多くの人に事実を知ってもらうべき題材だと思いましたし、やらせていただけて良かったと思っています」と、思いを込めて語る。
加瀬さんとの久々の共演は「殴り合いがないのが淋しかったです(笑)」と言いながらも、「髪の毛も伸びていますし、スーツじゃないし、表情も柔らかですし、なんだか妙に恥ずかしかったのを覚えています」とふり返っている。
本作のメガホンをとった緒方監督は、資料を読んだり取材を進めていくうち、「殺処分ゼロを目指すことがそんなにたやすいことではないこと、日本のペット産業の問題点、犬や猫たちの生態系。さらに調べていくうちに“人間とペットとの関係”を飛び越えて“人と動物の命とは”というもはや解答を出すことの難しい命題にまでたどりつきました」と明かす。
「今日もどこかで悩みながら苦しみながら処分を続けている愛護センターの方たちの存在。青木研次さんの脚本は心に矛盾を抱えた人間たちがウロウロ、オロオロする群像劇でした。そこにはヒーローもヒロインもいません。安易なヒューマニズムもカタルシスもありません。教条的になることなく“犬と人間の関係”を探っていくちょっと不思議なドラマが作れたと思っています」とも語り、難しい題材の“着地点”に言及した。
さらに、「もともと動物が好きでこの仕事についたはずなのに、動物を処分しなければならないという矛盾。悲しみ、怒り、あきらめ、切なさ、やりきれなさ、開き直り、などなど複雑な感情を体にしまいこんで日々を営む人々の物語です。ですので、俳優に演出するにあたっては単純な喜怒哀楽を演技で表現することを避け、複雑な感情の機微をそれぞれの俳優に要求しました。すばらしい俳優たちはこの難しい注文に見事に答えてくれました。監督冥利に尽きます」と語る緒方監督。
動物を救うべく獣医になった者たちが、大きな葛藤の中で一歩ずつ再生への道を見いだしていく姿は、“人間と動物とのあり方”について改めて考えるきっかけを与えてくれそうだ。
ドラマW「この街の命に」は 4月2日(土)21時よりWOWOWプライムにて放送。

 ★公式サイト http://www.wowow.co.jp/dramaw/konomachi/


WOWOW入ってない~
ドラマWは、見ごたえのありそうな、しっかりとしたドラマが多いようですね。
身勝手な理由で殺処分される動物たち、命を救うために獣医師になりながら、命を絶つ仕事に携わらなければならない職員さんたちの苦しみ・・・
ペットを飼っている人も飼っていない人も、みんなに見てほしいドラマです。
こうした番組は地上波でも放送してほしい。
DVDが出るのを期待して待っています。


ドキュメンタリー映画「ある精肉店のはなし」

2016-02-08 06:24:02 | ドラマ・映画

「ある精肉店のはなし」上映会案内

映画「ある精肉店のはなし」は、「いのちを食べて いのちは生きる」を副題とし、屠畜や被差別などの難しいテーマに触れつつ、「いのち」に温かく寄り添う家族の様子を丹念に描いています。
牛の肥育、屠畜、精肉販売という一連の仕事の内容や、歴史ゆえの差別、その中でも育まれ続けた優しさ、強さ、文化。
それらが、何か強いことを主張することなく、穏やかな日常の生活の中にうつされています。
この映画を通じて「命」や「食」などについて何か感じていただけたらと思い、この上映会を開催します。
「ある精肉店のはなし」公式サイト http://www.seinikuten-eiga.com/



大阪貝塚市での屠畜見学会。
牛のいのちと全身全霊で向き合うある精肉店との出会いから、この映画は始まった。
家族4人の息の合った手わざで牛が捌かれていく。
牛と人の体温が混ざり合う屠場は、熱気に満ちていた。
店に持ち帰られた枝肉は、丁寧に切り分けられ、店頭に並ぶ。
皮は丹念になめされ、立派なだんじり太鼓へと姿を変えていく。
家では、家族4世代が食卓に集い、いつもにぎやかだ。
家業を継ぎ7代目となる兄弟の心にあるのは、被差別ゆえのいわれなき差別を受けてきた父の姿。
差別のない社会にしたいと、地域の仲間とともに解放運動に参加するなかで、いつしか自分たちの意識も変化し、地域や家族も変わっていった。 

上映日

2016214日(日)*開場は上映の20分前です。
 ①10:00~12:00 ②13:00~15:00 ③16:00~18:00 ④19:00~21:00

会 場

越前市文化センター 小ホール (越前市高瀬3丁目2-2)

チケット

おとな(16歳以上)
  前売り 1500円 当日 1600円
     ※小学生未満幼児 1名同伴可
こども(15歳以下小学生以上もしくは、小学生未満幼児2名)
  前売り 1000円 当日 1100円

チラシをご覧ください・・・[上映会チラシ () ][上映会チラシ ()]


<お問合せ・チケット販売>

主  催

SOKOSYOKUプロジェクト 代表:松永民恵  事務局:岩本恵美

T E L

050-6867-2398

E-mail

sokosyoku-815pj@excite.co.jp

H  P

http://seiniku-sokosyokupj.jimdo.com/

 

映画「ある精肉店のはなし」の監督、纐纈あやさんに聞く屠場
「いのちを食べて人は生きる」【Woman's Story

The Huffington Post
投稿日: 2013年12月05日 更新: 2014年07月16日

「いい肉の日」といわれる11月29日、あるドキュメンタリー映画が公開になった。
纐纈(はなぶさ)あやさん(写真)の監督作品『ある精肉店のはなし』。

大阪府で精肉店を営んでいる一家が、牛を飼育して、屠畜場で手作業で解体し、販売する姿を映し出した作品だ。
牛のいのちと全身全霊で向き合う一家のこの記録は、これまで取り上げられることの少なかった世界だけに、一般市民はもちろん、食肉業界の関係者からも注目を浴びている。
初監督作として原発問題を描いた『祝(ほうり)の島』がシチリア環境映画映画祭のドキュメンタリー部門で最優秀賞を受賞するなど、多くの人の反響を呼んだ纐纈さん。
今回は、映画監督になったきっかけや、次の作品に「屠場」を選んだ理由を聞いた。

まさか、私が映画監督に!?
「実は、自分が映画監督になるなんて、夢にも考えていなかったんですよ」
纐纈さんは笑顔でそう語った。
2001年、写真家・映画監督の本橋成一さんの事務所であるポレポレタイムス社に「事務方として」入社。
はじめは事務だけのつもりだったが、そのうち本橋さんの作品づくりを手伝うようになったという。
「お手伝いをしながらも、“映画や写真は、特別な才能がある人や専門的な勉強を積んだ人がやるもの”と思っていたので、自分はあくまでサポート側だという気持ちで、映画監督になるなんて一切考えたことがありませんでした」
「でもある時、本橋さんから『技術は、学べば誰でも身につけることができる。ドキュメンタリー作品を作るには“人とどう関わるか”がもっとも重要。あなたが人と関わる様子を見ていて、映画監督にむいていると思った』と言っていただいたことがありました。それでも私は『何言ってるんですか』という感じだったんです(笑)」

被写体と撮り手の関係性に魅せられる
転機は、2008年。
ドキュメンタリー作品で知られる小川紳介監督の『満山紅柿〜上山 柿と人とのゆきかい〜』を観たことだった。
「淡々とした映像のなかに、紅柿の美しさと、山形の人々の生き生きとした様子が描かれていたんです。それが本当に美しかった。魅了されるうちに、観ていて大きな気づきがありました。監督やスタッフがカメラの前の人々との関係性をしっかり作っているからこそ、自然体でありながら、カメラをまわすと何かが引き寄せられるように物語が始まるんだ! と。雷に打たれるような思いがしました」
「ドキュメンタリーは、被写体と撮り手の関係性のうえに成り立つ表現行為。自分らしく被写体に誠実に向き合い、その人との関係性を大切にすれば、私の視点の映像ができるのではないか。エンドロールが流れた時には、もう『私も映画を作りたい!』と強く思っていました」
すぐに纐纈さんが思いついたのは、2003年に訪れたことがあった、山口県・祝島に住む人々。
彼らと関係性を結びたい。
そう直感が働いたという。
そうして出来上がった初監督作品が、祝島の人々の暮らしや彼らの原発反対運動、ふるさとを愛する思いなどを描いた『祝の島』。
2010年のことだった。

初監督作品『祝の島』と3.11後の世間
しかし当初、作品がマスコミに取り上げられることは少なかったという。
「小さな映画ではありましたが、それでも完成するまでにはおそらく1,000人を超える方々にお世話になり、やっと完成した作品でした。でも、2010年の日本には『どうして今原発問題なの? 祝島の人々が原発反対活動を続けてきたことはわかるけど、それでも原発はなくてはならないものでしょう?』という風潮がありましたね」
その翌年に起きたのが、東日本大震災。
そして福島第一原子力発電所事故だった。
世間の関心は、事故そのものだけでなく原発の存在意義にも注がれるようになり、纐纈さんや『祝の島』も各所から引っ張りだこに。
3.11以降の一年間ほどは上映会で全国をまわる日々が続いたという。
「震災後、作品に対する人々の反応がまったく変わったんです。祝島の方たちと同じように、福島にも自分たちのふるさとを愛している方々がいた。そして、その故郷が奪われてしまった・・・。非情に複雑な心境でした」
そんな纐纈さんが友人の紹介で2011年に出会ったのが、今回の『ある精肉店のはなし』に登場する精肉店、北出さん一家だった。


精肉店を営む北出さん一家

枝肉に漂う気配がとにかく美しかった
「震災の数年前に、本橋さんが撮影した枝肉(内臓を取り除いて背骨から左右ふたつに切断した肉)の写真を見たことがあったんです。その時、あまりの美しさにその場を動けなくなってしまって、ずっと見入ってしまいました。そして、枝肉や屠場で働く人々の写真を美しいと思っている自分にも驚きましたね」
肉の造形美などではなく「そこに漂う“気配”がすごかった」のだという。
頭で想定している美とはまったく異なる美しさ。
「屠場には静謐な何かがあり、そこでとても大切なことが行われているのでは・・・と感じました」。
纐纈さんはその後、とある中規模の屠場を見学に行き、大きな衝撃を受けたという。
「そこにはいのちといのちが向き合う真剣勝負がありました。これがあってはじめて、私の“食べる”があったんだと。それまで生きてきたなかで最大の衝撃で、揺さぶられました」と、まったく違う世界を知った瞬間を振り返る。
北出さんを紹介されたとき、北出さんたちが利用している屠場の閉鎖がすでに決定していたため、纐纈さんは「残念だけれど、作品にするには間に合わなかったな・・・」と考えていたそうだ。
しかし、小さな奇跡が起きる。
行政の手続きの都合で閉鎖が一年延期になったのだ。
一般的に、屠場にたずさわる人々が取材を安易に引き受けることはあまりない。
生死を扱う現場であることや、一部ではその裏に被差別の問題などがあるからだ。
さまざまな要因が複雑にからまって、これまで屠場の内部が公になることは少なかった。
そこには、日本人の「死」に対する独特の“ケガレ観”のようなものも、大きな影響を与えていただろう。
しかし、屠場の閉鎖が決まったことで、北出さんたち自身に「自分たちが行ってきたことを記録に残したい」という思いが生まれる。
そこから先は、ていねいに被写体と向き合うことを心がけてきた纐纈さんの本領が発揮された。
取材依頼は、承諾される。

生身の人間が生きものと有機的につながっている
「屠場で生き生きと働いている人たちの姿は、とても素敵だと思いました。悲壮感や暗さはまったくないです。食べるために生きものを絞めることを残酷だと思う人がいるとすれば、それは生きもののいのちが、自分自身の食べるという行為とつながっている実感がないからではないでしょうか。仮に残酷というならば、それは自分自身に返ってくることであると私たちは自覚しなければいけないと思います」
「私の場合は、大きな牛を相手に命がけで働く彼らを目の前にした時、素直に『ありがとうございます!』という思いがこみ上げました。だって、私たちが食べるお肉です。本来ならば自分ですべきことを、ずっとやって下さっていた方たちがいたんだ・・・と感じたんです」


牛を飼育している牛舎から屠場に連れていく北出さん

一方で、纐纈さんは屠場の仕事を映像化することの責任の重さをも感じたという。
家業の屠畜の仕事を継ぎ、7代目となる北出さんたち。
仕事について周囲の適切な理解を得られず、「残酷な仕事」という言葉に傷ついてきた過去を持つ。
屠畜に従事する人の多くが、少なからず差別的な言葉を浴びせられたことがあり、自分の仕事とは何なのかを日々問い続けている。
自分の作品を機に、それを助長するようなことがあってはならない―—。
纐纈さんは悩んだ。
解決のヒントになったのは、ほかでもない北出さんたちの「暮らし」に触れたことだった。
「屠場を特別な場所として扱うのでなく、北出さんたちにとっての普通の暮らし、日常の仕事として撮ることで、作品にできるのではないかと、ある時気づいたんです。北出さんの生きものや食べものを扱う手つきはていねいで、その“手の雰囲気”がとってもやさしいんですよ。決して雑なモノ扱いをしていない。生身の人間が、いのちあるもの、あったものに対して有機的に反応している。それを伝えようと思いました」
その“手の雰囲気”は、祝島で出会った海を愛する漁師たちと共通したものだったという。
「生きものと日々接し、つながりを持つ人々特有の懐の深さというのでしょうか。他のいのちがあって自分たちが存在していることの実感が彼らにはしみついている。まさに命の本質につながって生きているのだと思います。食べものを生み出すことを生業にしている方たちを心から尊敬しています」
纐纈さんのそうした思いは、見事に一本のフィルムとなった。
ルポライターの鎌田慧氏は、「いのちが輝いている、前代未聞の優しいドキュメンタリー」と作品を絶賛。
東京・ポレポレ東中野を皮切りに、大阪・第七藝術劇場などの全国の劇場で順次公開予定となっている。
「被写体が大切にしてきたもの、大切にしたいものを撮りたい、という思いがあります。それこそが私にとって、伝えたいもの。ぜひ感じ取っていただけたらうれしいです」



この絵本は、映画「ある精肉店のはなし」と相通じる内容です。
昨年当会は、敦賀市内の児童クラブを訪問し、学童たちにこの絵本をもとに「命の大切さ」を話してきました。
「命の大切さ」という心を持つ人々が増えれば増えるほど、不幸な動物たちは限りなくゼロに近づきます。
特に、子供の頃にこの心を持ってもらうことはとても重要なことだと思っています。
皆さまにもぜひ映画も観ていただき、またこの絵本を子供たちに読み聞かせていただきたいと切に願っています。
(Fujita)


1/13(水)『生き物にサンキュー!!』 TBS

2016-01-13 06:06:21 | ドラマ・映画

ご主人が好き過ぎて奇跡の能力を発揮した動物大集合!
1/13(水)『生き物にサンキュー!!』 TBS

2016年1月13日(水)よる7時から放送『トコトン掘り下げ隊! 生き物にサンキュー!!』は「ご主人大好き健気な犬&ネコ」先行映像。



http://officiallist.videotopics.yahoo.co.jp/video/tbs/50816/?auto=off

今日は概念を覆す、驚きのスゴ技を持った動物たちが大集合!
ネコの雑巾がけ、犬のビリヤード、アライグマのでんぐり返し・・・あなたは見たことがありますか?
その行動の裏には驚くべき理由があったんです。

▼生後間もない子犬をイタリアのナポリ湾で発見!?その後奇跡の救出劇が・・・
▼水族館で人気の動物たちが登場!あの人気動物の意外な手触りや人間顔負けのスゴ技が盛り沢山!そしてみんな何故かびしょ濡れに!?


■出演者
★MC:松嶋尚美・徳井義実(チュートリアル)
★レギュラー出演者:薬丸裕英・大沢あかね
★ゲスト:コロコロチキチキペッパーズ・水川あさみ(50音順)


映画「シーズンズ」

2016-01-10 06:22:43 | ドラマ・映画

人とイヌはいつ仲良くなった? 映画『シーズンズ』が描く“時間旅行”

2016年1月5日(火) ぴあ映画生活


『シーズンズ 2万年の地球旅行』に登場する動物たち

『オーシャンズ』のジャック・ペラン監督とジャック・クルーゾ監督が手がける新たなネイチャードキュメンタリー『シーズンズ 2万年の地球旅行』が間もなく公開になる。
本作では様々な動物が登場するが、タイトルの通り“2万年”の時をめぐる内容で、劇中には人間と動物たちが長い時間をかけてどのようにして関係を築き、双方が進化・変化していったかも描かれる。

ペラン監督とクルーゾ監督は『WATARIDORI』や『オーシャンズ』など全世界を舞台にした壮大な作品を発表してきたが『シーズンズ…』では氷河期が終わってから現在までの2万年もの時を動物の目線から捉えるため、事前に様々な学問の権威にリサーチを行い、単に動物の生態を“記録”するのではなく、この地球で生きる動物、植物がいかにして適応し、生き、バトンをつないでいったかを“描き、語る”ことにこだわった。
その中には長い時間をかけて変化を遂げた動物もいる。
例えば、私たちがよく知っているブタは、イノシシを人間が品種改良して誕生した動物だ。
また、オオカミはかつて人間にとって脅威だったが、子供のオオカミを人間が育てたことを機に絆が深まると、そのオオカミは人間を野獣から守ってくれる仲間になり、人とイヌの長い長い友情の歴史の始まりになった。
同じくネズミの被害を防ぐために飼いだしたヤマネコが、現在の人間とネコの友情の始まりだという学者もいる。
このように本来的には野生には存在しなかったが、姿を変えて誕生した動物を“ドメスティック・アニマル”と呼ぶそうで、人間は2万年に渡って動物たちと時に戦い、時に友情を築きながら進化を遂げてきた。
映画『シーズンズ』では、現在生きている動物の生態を描くだけでなく、長い時間をかけて進化・変化してきた動物や植物の姿も描いており、観ると勉強になるだけでなく、人と動物とのつながりやドラマを感じられる作品になっている。

シーズンズ 2万年の地球旅行』
1月15日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー


映画「おかあさんの木」

2015-12-19 06:17:32 | ドラマ・映画

先日、CD/DVDレンタルショップで最近レンタル開始になった映画「おかあさんの木」のDVDを借りて観ました。

おかあさんの木
おかあさんの木』(おかあさんのき)は、児童文学作家大川悦生が1969に発表した戦争を題材にした文学作品。
小学校の国語の教科書にも近年まで収録され、アニメ映画にもなっている。
2015年6月6日には終戦70年目の節目として実写版が映画化された。







現代―。
老人ホームに2人の役所の職員が訪れる。
土地の整備事業のため、7本の古い桐の木の伐採許可を取るためだ。
彼らを迎えた老婆・サユリは、時折朦朧とする意識の中で静かにつぶやく。
「あの木を切ってはならん・・・。あれは・・・おかあさんの木じゃ・・・。」
そう言って彼女は、戦時中の悲劇の物語を語り始めた―。

今から数十年前、ある家に「おかあさん」と七人の息子が暮らしていた。
やがて日中戦争を皮切りに日本が戦争に入ると自分の息子たちは次々に召集され、戦地へ赴いていった。
おかあさんは息子が出征する度に裏の空き地に桐を植え、息子が不在の間、代わりとなる桐に語りかけて息子たちを励まし続けた。
始めは出征をするからには手柄を立てるようにと願っていたおかあさんも、一郎が中国大陸で戦死し、遺骨となって戻って来たことをきっかけに、次第に手柄を立てるより無事に戻ってくることを願うようになっていった。
後に息子たちは全て召集をかけられ、戦争が終わっても誰一人戻らず、戦死または行方不明になっていた。
おかあさんは次第に体が衰えていったが、それでも息子たちの帰って来るのを心待ちにして、自分が植えた七本の桐の木に絶えず語りかけた。
しばらく経って軍人たちが次々に帰還する中、ビルマで行方不明になっていた五郎が片足を引きずった状態で家に戻ってきた時には、おかあさんは「五郎」と名づけた桐の木に凭れかかったまま息絶えていた。

語り終えた老婆・サユリは、瞳を閉じてあの言葉を繰り返す。
「あの木を切ってはいかん・・・あれは、おかあさんの木じゃ・・・。」

書籍
表題の『おかあさんの木』の他、戦争に関する作品等を収録した短編集になっている。
大川悦生、田源二郎(絵) 『おかあさんの木』 ポプラ社、1969年12月。
大川悦生 『おかあさんの木』 ポプラ社、2005年10月。

                                    以 上

この映画、動物とは関係がないように思われるかもしれません。
しかし、映画の中で馬や猫が戦争に駆り出されるシーンがありました。
馬と飼い主(男性)、共に歩いていき遠ざかって小さくなっていくシーン、とても寂しさを感じました。
また、猫と飼い主(女性)、猫を抱きながら寂しそうに歩いていく姿に、おかあさんは言いました。「逃がしてやればいいのに・・・」
飼い主さんは言いました。「逃がしたら非国民、犯罪になる・・・」、飼い主さんは泣きながら歩いて去っていきました。
主演の「鈴木京香」さん、すばらしい演技で見入ってしまい泣けてしまいました。
今から10年前に上映された「男たちの大和」にも出演されここでもすばらしい演技でとても演技力のある女優さんだな、と感じました。

第二次世界大戦での日本の死者は、兵員 約230万人、一般人 約80万人、合計約310万人もの命がなくなったのです。
 (日本の兵員のうち、 朝鮮・台湾の兵員犠牲者、 約5万人を含む。)
しかし、あまり表面に出ていない動物たち、数え切れない数の犬や猫が戦争に使われ犠牲になりました。
犬は軍用としてまた毛皮として、猫は毛皮・食料として・・・
以前ブログで紹介したことがありますが、テレビドラマ「犬が消えた日」に犬の悲惨な状況が映し出されています。
戦争というのは人間にとっても動物にとっても悲惨なものです。
人種・民族・宗教・思想・領土主張、などの違いから争いが起こる、情けないことです。
今年戦後70年ということで、メディアでは数々の戦争に関する内容が取り上げられていました。
この映画、若い人たちに是非観ていただき、どんなことがあっても戦争はすべきでない、悲惨な戦争を繰り返さない、そういう気持ちをもっていって欲しいと思います。
(Fujita)

中学生によるおかあさんの木の感想文です。
(クリックで拡大できます)






皆さん、観ていて泣けてくると思いますが、是非観てくださいね。


人気マンガ「猫よん。」実写映画化

2015-12-18 06:19:06 | ドラマ・映画

人気マンガ「猫よん。」実写化、チンとクロが“歌手”デビューも

Written by Narinari.com編集部

実話を基にした、猫好きの、猫好きによる、猫好きのための人気コミック「猫なんかよんでもこない。」(通称:猫よん。)。
その実写映画化作品が、2016年1月30日より全国公開される。
それに先駆け、本物の猫たち総勢56匹で結成された気ままなグループ“にゃあにゃあず”に、本作から2匹の猫・チンとクロも参加することが決定した。

本作は主演に風間俊介、ヒロインに松岡茉優、さらにはつるの剛士、市川実和子らを迎え、“猫好き”山本透監督がメガホンを執った作品。
不器用な男・ミツオと、愛猫チンとクロとの日常をとぼけたセリフと柔らかなタッチで描いた、すべての猫好きが胸キュンすること間違いなしの実写映画だ。



してこのたび、配信シングルでデビューが決まっている、自由気ままな猫のグループ“にゃあにゃあず”にチンとクロが参加。
オリジナルの一曲「ニャンダフル・ワールド」を歌い上げる。
なお、「ニャンダフル・ワールド」は世界に向けても発信。
北米3か国を除く251の国と地域で配信される。

http://www.universal-music.co.jp/nya-nya-s


映画「犬に名前をつける日」

2015-10-10 06:14:40 | ドラマ・映画

小林聡美が犬たちの命を救う人々と出会う、映画『犬に名前をつける日』

CINRA.NET

映画『犬に名前をつける日』が、10月31日から東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開されている。
同作は、2010年から犬の殺処分をテーマに1人で取材を開始し、これまでに『むっちゃんの幸せ福島の被災犬がたどった数奇な運命』『生きがい 1000匹の猫と寝る女』といったドキュメンタリー番組を発表している山田あかね監督の作品。
『犬に名前をつける日』は、ドキュメンタリー映像と山田監督自らが脚本を手掛けたドラマを融合させたドキュメンタリードラマとなる。
ドキュメンタリーパートは、動物愛護センターから犬や猫を救い出している人々や、東日本大震災後に置き去りにされた動物を保護している人々の活動を約4年間にわたって取材したという、200時間におよぶ映像から制作。
ドラマパートでは、愛犬を亡くしたテレビディレクターの久野かなみを主人公に、犬や猫たちの保護活動を追う取材の中で揺れる心が描かれる。
主人公・かなみ役を演じるのは小林聡美。
ドキュメンタリー『むっちゃんの幸せ 福島の被災犬がたどった数奇な運命』で福島の原発20キロ圏内から救い出された犬の「むっちゃん」の声を担当したことがきっかけで、小林の出演が決まったという。
さらにキャストには、かなみの元夫役を演じる上川隆也、かなみを励ます先輩役を演じる映画監督の渋谷昶子が名を連ねている。
主題歌にはウルフルズ“泣けてくる”、劇中音楽にはつじあやのが起用されている。

小林聡美のコメント
はじまりは、保護犬むっちゃんとの出会いでした。
横浜の老人介護施設で暮らすむっちゃんのドキュメンタリーで、私はむっちゃんの声をやらせてもらいました。
それがきっかけで、たくさんの保護犬、そしてかれらを助けようと奮闘する人々に出会いました。
ギリギリの命を全力で助ける人たちの情熱と行動力を目の当たりにして、私はただ圧倒されるばかりでした。
そうして助けられた犬たちは、私たち人間にまたいろいろな力や喜びをくれるのです。
どの犬もみんな幸せでありますように。

作品情報
『犬に名前をつける日』
2015年10月31日(土)からシネスイッチ銀座ほか全国順次公開
監督・脚本:山田あかね
主題歌:ウルフルズ“泣けてくる”
音楽:つじあやの
出演:小林聡美、渋谷昶子、ちばわん、犬猫みなしご救援隊、上川隆也
配給:スールキートス

https://www.youtube.com/watch?v=RTjli0kbbCA


映画「みんな生きている~飼い主のいない猫と暮らして~」

2015-06-11 06:23:11 | ドラマ・映画



家族のように大切にされる飼い猫と、人知れず生まれ、人知れず死んでいく野良猫。
同じ猫なのに、なんでなの?
野良猫は、実は、飼い主に捨てられたか、不妊・去勢手術をしないまま家と外を行き来していた猫と、その子どもたち。
人が見捨てた猫たちなのです。

9年前、娘が拾ってきた子猫のエビ。
以来、庭に来た野良猫をつぎつぎ保護して現在4匹と暮らす「私」が、自分の飼い猫の成長映像をベースに、ビデオカメラを手に、地域猫セミナーや野良猫に関わる行政、ボランティア、獣医師、ドイツ、アメリカの動物保護施設まで取材。

小さなものをいつくしみ、人も動物も幸せに暮らす町づくりを願って活動する人が日本にたくさんいます。
人と動物が共生する国になるためにどうしたらいいか、映画にはたくさんのヒントがあります。
猫が好きな人、苦手な人、猫が増えすぎて困っている地域の人・・・子どもも大人も一緒に観れる映画。
保護主の視点で猫を追った、心がほかほかになるハートウォーミングなドキュメンタリー映画です!

監督・脚本・撮影・編集 泉悦子
ナレーション 泉悦子

予告編
http://video.search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B&tid=fa63e776be55af938c3f22036d460457&ei=UTF-8&rkf=2&dd=1

映画「みんな生きている〜飼い主のいない猫と暮らして〜」上映情報は作品ホームページ
http://www.sepia.dti.ne.jp/tess/cat/


映画「夢は牛のお医者さん」3

2015-04-17 06:26:07 | ドラマ・映画

主演:高橋知美さん(結婚後、姓は「丸山」に)

昭和53年 新潟県松代町莇平(あざみひら)地区生まれ 三姉妹の長女。
小学校に入学した3頭の牛の中で、強子(つよし)を担当。
知美さんいわく3頭の中では「足が長くて色男(ハンサム)」。
牛のシッポをつかむと蹴られる危険があるが、知美さんはよくシッポをつかんで散歩。
牛との信頼感も人一倍強かった。
小学校は、違う学年の子が一緒に授業を受ける「複式学級」。
獣医学部を目指すため、親元を離れての下宿生活で、遠い高校へ通った。
高校入学直後の成績順位が最下位近くだったことにショックを受け、「高校3年間テレビを見ない」と誓って猛勉強。
高校卒業間際には学年トップ15に入るほど成績を上げた。
そして岩手大学農学部に合格、6年間勉強。
国家試験にも合格し、大学卒業後は新潟県上越市にある家畜診療所に勤務、獣医として酪農農家をまわり牛の治療にあたる。
平成20年に結婚して丸山姓になる。
現在では二児の母(2人の男の子)、家事・育児と獣医の仕事を両立させながら、懸命にかつ愉しく働いている。

地域&学校
故郷は新潟県東頚城郡松代町(2005年4月に合併後は十日町市)。
莇平(あざみひら)地区は国内有数の豪雪地。
昭和16年に地区に電気が通る。
山の斜面に棚田や家が点在する日本の原風景的なムラだが、一方で過疎化が急激に進んだ地区。 
冬は出稼ぎに出た家が多かったが、20年ほど前、バブル崩壊と共に求人が減り、出稼ぎも途絶える。
昭和14年には75世帯あった家も、2014年には20世帯に減った。
莇平小学校は、昭和34年には93人の児童で賑わったが、牛が入学した昭和62年には9人。
知美さんが卒業後は、女の子4人だけになり平成4年に廃校となる。











音 楽

オリジナルサウンドトラック
作曲:笛人 本宮 宏美 & ash
笛人 本宮 宏美。新潟県燕市生まれ。
フルートによるオリジナル楽曲のCDを3枚リリース中。

クラシックのジャンルから飛び出したフルートの音色は、あたかも歌声のように奏でられ、その既成概念を超えた技法は、まったく新しい音楽ジャンルを創出している。
この上なく切なくも癒される、そして力強く希望の持てるフルートの音色で映画「夢は牛のお医者さん」の世界観を彩る。

YouTubeより https://www.youtube.com/watch?v=5Hd0F2tGgHU

サウンドトラック製作
「オトノハコ」
新潟県を中心に活動する音楽集団・音楽プロダクション。
郷愁と温かさが込められた本宮宏美のフルートの音色と笠原厚浩のアコースティックな伴奏が、映画本編で主人公の心情を奏でる。

エンディングテーマ「卒業写真」
作詞・作曲:荒井由実  編曲:寺尾敬博  歌:Uru
「卒業写真」は、この映画のメッセージを伝える曲。
♪「あの頃の生き方を あなたは忘れないで」と訴える歌詞は、映画の主人公の半生だけでなく、観客の誰もが自分を振り返り、また、自分の「これから」を考えさせてくれる名曲。

You Tubeより https://www.youtube.com/watch?v=-0aOXpUBvL8

                                                      以 上 

主演の高橋知美さん(結婚されて今は性は「丸山」)、現在では二児の母、家事・育児と獣医の仕事を両立させながら、懸命にかつ愉しく働いておられます。
大好きな牛の病気を治したい、そして生れ故郷の人々に貢献したい、一途にその夢を追いかけたいへんな努力をもって実現させたひとりの女性の姿に感銘を覚えます。
ある意味ではシンプルな映画なのですが、そこにさまざまな描写が加わり、奥深さと陰影を与えています。
新潟の美しい自然と苛酷な豪雪、それらに命を育まれた動物や植物。
清々しさとともに、いろいろと考えさせられる映画でした。
何度でも観たくなるドキュメンタリー映画でした。
また、バックに流れる音楽、そしてエンディング曲「卒業写真」、映画を引き立てているとってもすばらしい音楽。
「卒業写真」は荒井由実さんのオリジナル曲、私の青春時代に大ヒットした曲でその頃を思い出します。
アニメ映画「風立ちぬ」で流れていた「ひこうき雲」も荒井由実さん。
この曲も「卒業写真」と同時代の曲だったと思います。
いい曲ですね。
早くDVDが発売されることを願って待っています。
(Fujita)