羽島ではたらく不動産業者社長の“わくわくブログ”

岐阜県羽島市のワクワク不動産の社長blog

建ぺい率

2008-07-07 16:53:20 | 不動産売買関連
予算の関係と、狭小住宅を建てたいので、

小さな土地(15坪)にギリギリいっぱいに建てたい!
(家は1階建築面積12坪くらいが希望)

ってお見えになったお客さまのお話。


このお客さま、建ぺい率のことぜんぜん知りません

でした。(知らないお客さまは多いので安心してください。)


よく不動産の広告に、

建ペイ率○○%、容積率××%と、

書かれてますよね。

自分の土地だからといって、15坪の土地に、

15坪いっぱい、いっぱい、家を建てることは、

普通できません。


建ぺい率60%の場合、

15坪×60%=9坪

までしか、建築面積はとれません。

ですから、15坪の土地に1階建築面積12坪の

家を建てることは基本的にはできません。

12坪÷60%=20坪

建築面積12坪の家を建てる場合、


敷地面積20坪!


が必要となります。




建ぺい率とは、

『敷地面積に対する建築面積の割合のこと』

です。用途地域によって違います。(60% 70% 80%など)



自分の土地なのに『建ペイ率』を定めて制限するのは、

火事のとき延焼を防ぐため、

風通しや日当たりの確保、

と言われています。

なにより、隣どうしがギチギチに建物建っていたら、

町並みが悪いし、窮屈でしょ!


昔からの城下町、門前町などに住んでいる方の
(ギチギチに建物が建っているエリア)

建替えの場合、以前の大きさの建物を建てることが、

できないケースがよくあるので、ご注意を!!

今の新しい建築基準法が適用されますから・・・


では