TOKIDOKI 日記

日々のなかで、「へぇ~」「ふぅ~ん」と思った、
私につながるステキなコトやモノ、そしてヒトたちの記録です。

おとんの背中で山デビュー

2016-07-07 | ぴよぴよ隊

ご無沙汰つづきのピヨピヨ隊いろいろあって月日は流れ、ニューフェイスの登場


弱冠8ヵ月のまとクン、
離乳食もよく食べて元気いっぱい、いっつもニコニコ笑顔をふりまき
周囲にカタルシスをあたえてくれる存在です

猛暑の予報が出ている今年の夏、はやくも蒸し暑さ全開
涼を求めて西沢渓谷へ。まとクン山デビューと相成りました。

経路をよく確認して、いざ出発じゃ
まとクンのおかんは他所へお出かけなので、心強い助っ人をお願いしての4人隊。

サンドイッチマン スタイルのおとんに、
「重いけど がんばってね~」と、まとクンからエール。。

 

30分ほどで   
滝(大久保の滝・夏と秋)も見えてきて、、、涼しい~~(^^♪

 

渓谷入口に 英文学者で登山家の田部重治の文学碑がある。
大正5年に日本山岳会の機関紙に掲載された紀行文「笛吹川を遡る」
その一節が刻まれている。

  笛吹川を遡る

 見よ 笛吹川の渓谷は
 狭まり合って 上流の方へ
 見上げるかぎり峭壁をなし
 其間に湛える永の紺碧の色は
 汲めども盡きぬ深い色をもって
 上へ上へと続いて居る
 流れはいつまで斯の如き峭壁に
 さしはさまれてゐるだろうか

田部重治が山行を始めた24歳から10年あまりの紀行文と随筆がまとめられた
「山と渓谷」では、秩父の山、そして渓谷の魅力を余すところなく
インパクトある文章で綴り、読むものを山へと駆り立てる。
東沢初遡行においての記述「笛吹川を遡る」は、初夏の渓谷美を驚きをもって見つめ
る著者の遡行する喜びがよく伝わってくる文章は素晴らしく、とても刺激を受けて、
1994年夏に東沢から甲武信岳へ向かった。
  

道らしい道もない山の中を歩き、丸木橋をビクビクしながら渡り、沢へ降り立つまで
もたいへんだった。(*´Д`)

けれど、そうした大変さなど 
東沢の自然美に触れ、渓谷に佇むことで帳消しになる、、、。

 

 スタスタ快足ペースで先を行く親子
しか~し、まとクンの頭は後ろにそっくり返ったまま、、、ん??!


小走りして追いついてみると、
なぁ~んと、彼は爆睡中
ほんわか伝わってくる背中の温もりと、心地よいリズムを刻む揺れが子守歌
気持ちよさそうに眠っています。

 

 

  

渓谷の奥へと進むにつれて、細く歩きにくい岩ゴロ道になっていく。

 

 下の2枚の画像は29年前10月に西沢渓谷を訪れたときのもので、

  

当時、小学3年と1年の子どもを連れて行ったときのスナップショットで、
橋こそ架け替えられて新しくなっているものの、景色はさほど変わっていない。
大きく変わったのは、自分が歳をとり、スタコラサッサと歩けなくなったことだ

 

それにしても、 
はるか以前に子どもを連れて歩いた道を、いまやその子が親となって赤ん坊を背負い
自分の目の前を歩いている。そのことがなんだか不思議だ、、。

 

 

 シートを広げて休憩

 

寛ぎのひとときうれしそうなまとクン。

 

  

オムツ替えもニコニコおりこうさん お尻もスッキリきれいになって
渓谷遊歩道最奥にある七ツ釜五段の滝へと歩き出す。

 

西沢渓谷のシンボル・七ツ釜五段の滝
周囲が紅葉で色づく秋は、滝も一段と美しい!

滝からは山道に入り、その昔まだ林業が盛んだったころ、木材搬出に
使用されていた三塩軌道の一部が残っている。

 このトロッコ道を下って無事、
渓谷入口に戻ってきた。周遊コースの標高差300m
距離約10km、時間にして4時間弱かかる。
いやはやお疲れさま!
まとクン、ぐずることもなく始終ゴキゲンで山デビューを終えました。

メデタシ、メデタシ

 



 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ピカリ♪)
2016-07-09 09:36:50
お久しぶりですぅ^^
ピカリ☆と嬉しく拝見しました(^^)/

まとくん、デビュー★:゚*☆※>('-'*)♪オメデトウ♪(*'-')<※★:゚*☆
本当にニコニコ笑顔が可愛いネ
パパの背中で嬉しそうな顔してますね^^
きっと自然と仲良しさんになるでしょうねぇ

我が家の孫はまだまだデビューは先になりそうです。
ここ最近は私は腰痛でご一緒出来ずにいますが、また遊びましょう
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自然の子(^^)/ (wakanga)
2016-07-11 10:48:59
ピカリ♪さ~ん、ご無沙汰しています。
腰の具合はいかがですか?
私もそうだけど、まとクン抱っこしながらも、また腰痛引き起こさないようにと、
ヒヤヒヤしながら子守してます(;´Д`)
ピカリ♪さん、お大事にしてくださいね!

久しぶりの西沢渓谷、キモチはウン十年前とそう変わっていないものの、
カラダがキモチについていかず|д゚)、、、タイヘンでした~
でもでも、まとクンの山デビューに同行できたことで満足(*^^)v
これからもできるかぎり、あっちこっち自然とのふれあいを通して
逞しく成長していってほしいなぁと思います。

そろそろ梅雨明けも近いことでしょう。
夏休みのどこかで、お会いできたらうれしいなぁ♪って思っています(*^-^*)


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Unknown (ユメル)
2016-08-08 20:04:27
wakangaさんこと 翠さん こんにちは~!
ご無沙汰しています。
お元気そうで 何よりです~!(^^)/

こちらは 4月に 転勤で 23区隣の川口市に引っ越しました。
先月 西沢渓谷に 出かけました♪

美しさと共に 東京からの人出の多さに ビビりまくりました(笑)

東京からの渋滞の酷さに 慣れてきましたが(苦笑)
くじけず(笑) 山梨方面も また 遊びに行きたいと
思っています!

翠さんが 過去ブログで紹介して下さった お山を
参考に 楽しみにたいと思っています~

名古屋からは 遠い
赤城自然園も 行くことが できましたよ~

ご家族 お元気で お過ごしくださいませね。
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ごめんなさい!! (wakanga)
2017-05-08 09:33:44
ユメルちゃん、た、たいへん失礼いたしました<(_ _)>
コメントいただいていたのを、ぜんぜん気づかなくて(バカ!バカ!)申し訳ありませんでした<(_ _)><(_ _)>

なんと!転居されたのですね!
そして、西沢渓谷、赤城自然園も行かれたと、、!(^^)!
わぉ!お元気そうで何よりヽ(^o^)丿うれしいわ~~♪

転勤先からも自然に親しめるいい場所がたくさんありますよね~
わぁ~ユメルちゃんに会いたいわ~~
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