和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

てんぷら ぴりぴり

2020-09-23 | 詩歌
借りている畑には、この夏、
雑草といい勝負で、シソの葉がひろがっておりました。
そういえば、まど・みちお。
まど・みちおの詩に「てんぷら ぴりぴり」がありました。

   てんぷら ぴりぴり

 ほら かあさんが ことしも また
 てんぷら ぴりぴり あげだした

 みんなが まってた シソの実の
 てんぷら ぴりぴり あげだした

 ツクツクホウシが けさ ないたら
 もう すぐ ぴりぴり あげだした

 子どもの ときに おばあさんから
 ならった とおりに あげだした

 秋の においの シソの実の
 小さな かわいい つぶつぶの
 てんぷら ぴりぴり あげだした

はい。そういえば、シソの実の天ぷらって
食べたことがあっただろうか、意識したことないなあ。

ちなみに、
まど・みちおで、私が好きな詩は「おならはえらい」。


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