和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

失意のときには。

2009-02-04 | Weblog
新聞で「生協の白石さん」が写真入りで登場しておりました。
ということで、読んでいなかった本を、さっそく古本屋へ注文。
いまなら、200円+送料150円できれいな本が買えました。
ちょうど、お安くて気楽な読み頃。

ということで、ネットの新聞記事を以下引用しておきます。



ベストセラー「生協の白石さん」(講談社刊)の著者、白石昌則さん(39)が、東京農工大(東京都府中市)の広報大使第1号に任命された。小畑秀文学長が22日、記者会見で発表した。

 白石さんは1994年4月、「大学生協東京事業連合」(渋谷区)を通して、早稲田大の生協に就職。2004年12月、東京農工大の生協に移り、学生が売店への要望や意見などを寄せる「一言カード」の担当となった。誠実に、時には軽妙なジョークを交えた回答が、学生のブログで紹介され、一躍有名人に。05年11月には、カードの内容と回答をまとめた本を出版した。

 昨年11月の異動で「東京インターカレッジコープ」の渋谷店長となったが、「せっかくの人材を活用したい」という大学側の要請に応じた。今後、大学のホームページに登場したり、講演会を開いたりする。

 白石さんは「肩ひじを張らずに、大学側に協力していきます」と語った。

(2009年1月22日21時53分 読売新聞)


ということで、読んだ本をすこし引用したくなりました。

『生協への質問・意見、要望』
   中間テストがやばかったので、単位があぶないです・・。
   生協で単位を売ってください!!

『生協からのお答え』
  中間テスト、お疲れ様です。当店へのリクエストの多い順TOP3としてなぜか①文具②菓子③単位と、存外にも単位が健闘しているのですが、当生協では、というより他の生協でも、単位の販売は致しかねます。次のテストで挽回して下さい!


もう二つほど引用。

『質問』
  山口くんの恋のなやみを聞いてあげてください。
『お答え』
  恋の悩みを聞くには、時には本人を奮起させる為に叱咤激励の意で、厳しく応対する事が望ましい場合もある事と思われます。我々生協にとって組合員はお客様なので、右記(ここでは上記)の様な接し方はできかねます。故に、適任ではないと考えられるのですが、如何でしょうか。


 う~ん。こういう距離感の滋味が、東京農工大学にじわじわと浸透していったのかもしれないですね。もう一つ引用。

『質問』
 もういやだ 死にたい
『お答え』
 生協という字は『生きる』『協力する』という字を使います。
だからといって、何がどうだという事もございません。
このように、人間は他人の生死に関し、呆れる程、無力で無関心なものです。
本人にとっては深刻な問題なのに、何だか悔しいじゃないですか。
生き続けて、見返しましょう!



そういえば、今年は、夏目漱石の「吾輩は猫である」を再読しようと思っておりましたが、第一章を見て、そのまんまになっております。昨日、ちょっと気になって半藤一利著「漱石先生お久しぶりです」(平凡社)を広げてみました。
そこに

「活字とはまことに有り難いものである。漱石が書いたもの、喋ったことなどがすべて本を通して、好きなときに読むことができる。『平時悠然、大事平然、失意泰然、危惧毅然、名利超然、毀誉恬然(きよてんぜん)』とは勝海舟のいった言葉であるという。含意のある語録とは承知しているものの、凡俗者としては簡単に失意のときに泰然というわけにはまいらぬ。そんな折に、わたくしは漱石先生とじっくりとつき合うのである。失意のときには『坊っちやん』を読み、毀誉褒貶に気持ちがゆれたりすると『吾輩は猫である』をパラパラとめくる。きまって漱石は何ごとか語りかけてくれる。」(p260)
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万能つゆ。

2009-02-04 | Weblog
お昼の番組で、料理の「万能つゆ」を紹介しておりました。
こういうのは、その時は聞いてわかったつもりでいるのですが、
すぐに忘れますね。書いておいたとしても、そのメモの在り処を忘れる。
こういう場合は、そうそう、ここに書き込んでおけばいいや。
では、万能つゆの作り方。

 昆布  2.5グラム
 かつお 20グラム
 
 どちらも、小さくしておく。
 昆布は、ハサミで小さく切っておりました。
 かつおは、手でもみながら細かく。
 そのほうが、ダシが出やすいとのこと。

 砂糖  大さじ 2
 塩   大さじ 1と、2分の1
 みりん 大さじ 2
 醤油  大さじ 4
 水   500ml

え~と。間違ってないかなあ?

まずナベに水。
つめたいうちに、昆布を入れる。
そして、かつお以外のすべてを入れる。
沸騰したら、弱火にして、かつをを入れて15分煮ます。
15分したら、冷ますのに15分。
それから、ボールの網に調理ペーパーを敷いて、濾します。
そのとき、あわてず、水切りをせずに、自然に染み透るのを待ちます。
手でおさえたりすると、苦味もいっしょに出てしまうとのこと。

あとは、瓶にいれて、流水で冷やし。
保存は、一週間ほど(もっとだったかなあ)もつそうです。

その万能つゆ 5 に白ワイン 1 の割合で西洋万能つゆ。
また万能つゆ 15 にゴマ油 1 の割合で中国風万能つゆ。 


まだ、ためしてはおりません。
必要と気分がむいたら、読みなおします。
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