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和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

「涙」と記事と。

2008-11-06 | Weblog
ゴルフの石川遼選手が優勝会見。
ゴルフは知らない私ですが、その時の、会見をテレビで見ておりました。
17歳なのですね。

「涙」というのが印象的だったので、
その会見の言葉を反芻したいと思って、
ネットの記事をのぞいて見ると、
どうも、記事の中の「涙」は微妙に違うのでした。


 「誰かに助けてほしいなと思うほど苦しいゴルフで、途中で泣きそうになっちゃいました。でも勝つまでは泣かないと思って、最後は必ずいいことが待っていると信じてプレーしました」


「だれかに助けてほしいぐらい苦しくて、途中で涙が出そうになった。でも、勝つまでは絶対に泣かない、最後にきっといいことが待っていると言い聞かせてプレーした」。15番のバーディーで並ぶと、16番では8メートルのバーディーパットをねじこみ、ボギーの深堀を一気に突き放した。



「ゴルフをやっていてよかったな、と…。途中でだれかに助けてほしくなったけど、最後に必ずいいことがあると思いながらプレーした。(ウイニングパットは)今までゴルフをやってきた中で一番震えました。でも、実をいうと優勝を狙っていました」


 以上は「涙」が出てくるネット記事の箇所でした(3番目は涙なし)。
同じカッコでくくられている言葉でも、たいそうニュアンスが異なります。
記者によって、記事によって、こうも異なるとはなあ。
私がテレビで聞いたのは、たしか二番目の言葉だったような気がするのでした。
それほど、印象が鮮やかでした。
どうも、しばらくすると、うる覚えで、どう語ったのかというのすら、わからなくなったりします。


 絵になる武者ぶりの一方で、「苦しかった」も本音。5月に4週連続、秋口に3週連続で予選落ちし、苦悩した。声援をくれるギャラリーに「僕は下手なんです、と言いたいときもあった」。


「自信を持つのはコースに出てからでいい。練習している時は自分が一番下手だと思って、その気持ちで練習した分、コースでは自信を持とうと思います。先のことは、マスターズに勝ちたいということだけでいい」。この一勝で浮かれることなく、石川は自身の夢を改めて胸に刻んだ。

コメント
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