パンサー・スタミナのスカイリム ~その30~

2012年05月11日 | スカイリム
モーサルを目指してひた走るスタミナとリディア。



モーサルまでの道は長い。
まぁ、焦らず行こうじゃないか。
たまにはオーロラを見ながらの野宿ってのもオツなもんだよ。

リディア:「そうですね。スカイリムの美しい風景を楽しみながら行きましょう^^」



変なモンスターに絡まれないように出来るだけ街道沿いに行って、
街道がなくなったら見晴らしのいいところを進んでいけばいいや。



ん!?



うおおっ!
くそ、岩場の影から飛び出してくるとは油断してた!



リディア:「従士様。今、お助けします」

大丈夫だ。リディア。
私はこう見えても猫の扱いには慣れてるんだ。

リディア:「まぁ、半分は猫ですしね^^;」



よーし、よし、よし☆
よーし、よし、よし☆
ほーら、いい子だ☆



このサーベルキャット。
こんなに怖い顔をしていますがねぇ。
実はこうやって



斧をのど笛に



叩き込んでやると



大人しくなる習性があるんですねー☆

リディア:「そりゃそうだよ!誰だって身動き一つしないくらい大人しくなるよ!!」

さて……



リディア:「……」

リディア。どうした?

リディア:「い、いえいえ。従士様こそ、どうしました」

いやいや、リディアからどうぞ。

リディア:「いえいえ。従士様から、どうぞ」

あのサーベルキャット。
このキャンプから飛び出してきたよな?

リディア:「そ、そうですね」

つまり、その、キャンプってことは……中には……誰かが……

リディア:「ま、まさか!これはきっとアレですよ。マナーの悪い人がキャンプを放置して行ったんですよ。
      ほんと、困りますよねー。あははは……は……」

スカイリムの自然は



そんなに甘くないのである……



うあああああああああああああっ!
もういやだー!
野宿なんてしないっ!
日が沈んでもモーサルに向かって俺は走り続けてやるっ!



こうしてモーサルに向かって全力疾走を続けたスタミナとリディアがモーサルにたどり着いた時には



とっぷりと日が暮れていたのであった。






つづく……
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