ダメ人間BOX

2013年01月27日 | ネタアイテムが好き☆
私のベッドの横にある棚。
いろいろと詰め込んでいるうちに、素晴らしい環境に育っていた。



暇つぶし用の各種ゲーム機。
ネットが必要なときはタブレットPC(中華パッド)でOK。
さらに音楽も聴けて、それらがすべてベッドからアクセス可能という好立地。
ご飯と、風呂とトイレ以外の睡眠を含めて、1日の4分の3の時間を、
ベッドの上で過ごすことが可能ではないか!
おお、まるで夢のようだ。

私はこの棚を、今後、

ダメ人間BOX

と呼称することにした。
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侍道2P ~その4~

2013年01月20日 | 侍道2P
町外れの診療所……
ここでは弦庵という医者が、日夜、天原の人々を病から救っていた。

弦庵:「どうだ。これで腹も落ち着いただろう」



患者:「さすが弦庵先生。さっきまでの痛みが嘘のようでさぁ」



弦庵:「後は家に帰って静養しろ。飯は消化のよいものを食べるのだぞ」

ピンク影:「肉とか肉とか肉を食え」



患者:「ありがとうございやす。ところで治療代のことですが……」

弦庵:「その身体では金の用意などできまい。身体が治って働けるようになったら、
    払いに来い」

ピンク影:「利息はトイチだぞ」



弦庵:「よし、次の患者!」

ピンク影:「はりきってどうぞー!」



弦庵:「なんだ、お前は!さっきから、ちっさいボケを後ろからねじ込んできやがって」

千代:「あんたは……」

ピンク影:「よぅ、チヨパンじゃないか」

千代:「どこのアナウンサーだよ。そんな呼び方されてねーよ!」



弦庵:「診療所に刀を持ち込むとは……。ふん、侍というやつは時と場所をわきまえることもできん」

ピンク影:「なんだ。あんた、侍が嫌いなのか?」



弦庵:「ああ、まったくいけ好かん連中だ。ワシが治療して助けた命を、
    その刀、一振りで奪っていく」

ピンク影:「あんたが侍を嫌いなのは勝手だが、残念だったな。私は忍者だ」

千代:「だから、忍者なら忍者って言うなっつってんだろーが。忍べよ!」

弦庵:「ふん。忍者も侍も、人の命を奪うことに変わりはない。
    侍と忍者、一字違いで大違いってな」



千代:「いや、一字どころの騒ぎじゃ……それに言ってることの意味がわから……。まぁ、そんなことより先生、
    この変態は違うみたいですよ。ヤクザに絡まれてた名無しっ子を助けてくれたんです」



弦庵:「そんなものは偶然かマグレだろう。もしくは、握り飯を咥えて走っていたら、
    曲がり角で飛び出してきた女性にぶつかった拍子にもんどりうって倒れたら、
    女性の胸をわしづかみにしていた」

ピンク影:「ラッキースケベということか」

弦庵:「そういうことだ」

千代:「さっきから、何言ってんだ。おめーら!!」

弦庵:「だいたいがだ……」



すると、



村人:「先生!大変だ」



村人:「新田のばーちゃんがひっくり返った!」

ピンク影:「バカ!早く、新田のばーちゃんではさみ返すんだ!」

千代:「オセロじゃねーんだよ!」



弦庵:「なに!?いくぞ、チヨパン!」

千代:「今まで、そんな呼び方したことねーだろ!」



千代:「仕方がない。そこの変態。ちょっと留守を頼まれてくれるかい」

ピンク影:「人の命がかかっているのだろう。ここは私に任せて行って来い」

弦庵と千代は村人の案内で診療所を飛び出していった。

ピンク影:「ところで、あの娘はまだ来てないのか」



第5話につづく
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侍道2P ~その3~

2013年01月13日 | 侍道2P


遊郭「天風」

天原の中央にあり、天原を代表する建物。
十両ポッキリ(江戸時代と仮定して現在で言うと100万円くらい)という、
驚くべき値段の大人の遊び場。

ピンク影:「ボッタクリもいいとこだなぁ」

そんなことを思いながらやってきたピンク影。
表で男と筆談をしていた少女はピンク影に気がついたようで、
嬉しそうにかけよってきた。



少女:「あううー」

ピンク影:「おお、さっきの娘か」

すると筆談していた男がピンク影に話しかけてきたのだ。



男:「あんたがヤクザに襲われているところを、この子に助けられたという侍か」

ピンク影」:「それは違うぞ。私は忍者だ」

男:「否定するとこ、そこかよ!
   てか、いきなりバラすのかよ。忍べよ」



男:「すまんな。この子はしゃべることも字を書くこともできないから、
   絵での筆談になってしまう。それでは正確な状況はわからん。
   どうやら、話は逆で、この子がヤクザに絡まれていたところを、
   あんたに助けられたらしいな。助かったよ」

ピンク影:「なぁに、あんなやつら屁でもない」



団八:「俺の名前は団八。この遊郭の万事を引き受けている」

ピンク影:(パシリか……)

団八:「あんた、今、パシリって思ったろ?」

ピンク影:「おおお、思ってないよ。ぜ、全然、思ってないよ。」

すると……



女の声:「団八。あの子は戻ってきたのですか?」

中から一人の遊女が出てきた。



女の声:「お使いは終わったのですか?玄庵先生からお薬をもらってくる約束だったでしょう?」

少女は首を横に振った。



女の声:「なにをやっているの。あなたは!すぐに行って来なさい」



団八:「舞風。ちょっと待ってやってくれないか」

この遊女の名前は舞風。
この遊郭「天風」のナンバー1遊女である。



団八:「どうやら、また昼飯を野良猫にやっちまったらしくて、何も食べてないみたいなんだ」

ピンク影:「それはいかんな。『腹が減っては玄庵先生のところにお使いにいけぬ』という言葉もあるしな」

団八:「なんでそんなピンポイントなんだよ」

舞風:「働かざるもの食うべからず。それがこの天原の掟でしょう。
    役立たずを養う余裕など、私達にはないのですよ。
    それに野良猫にやろうと、自分で食べようと、それはその子の勝手ではないですか」

少女は慌てて町外れのほうへかけていった。



舞風:「あなたもタダでここに置いてもらおうなんて思っているのなら、虫のよすぎる話ですよ」

ピンク影:「そんなこと、思ってないよ。必要になったら忍び込めばいいだけだし」

舞風:「……」

舞風はあきれた様子で中へと戻っていった。

団八:「あの子を助けてくれたお礼だ。
    ここに置いてやるわけにはいかないが、別の場所に部屋は用意してやる。
    しかし、あんた、天原になんのようで来たんだ?」

ピンク影:「私はスタミナ山の奥地にある秘密の忍者の里から、
      この街で流行っている素魔という危ないクスリを探りにやってきた。
      人々を混乱させぬように、忍者として暗躍し、
      街の人に悟られぬよう秘密裏に解決するのが、この私の役目だ。
      ま、この私をもってすればあっという間に解決してみせるがね」

団八:「もう、いきなりベラベラとしゃべってるわけだが……。
    とりあえず、アンタがバカってことは分かった」



団八:「この長屋の部屋を使ってくれ。一応、掃除だけしておくから、
    その間、ぶらっと町でも見て回ったらどうだ。
    ついでに、あの子の様子も見てきてくれると助かるが……」

ピンク影:「町外れの医者のところに薬をもらいにいくとか言ってたな。
      まぁ、気が向いたらいってやろう」



第4話につづく
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侍道2P ~その2~

2013年01月12日 | 侍道2P
ピンク影:「ところで師匠」



ししょー:「近い、近い、近い!!」

ピンク影:「私を呼び寄せたということは、この世界の存亡をかけた危機がっ!?」

ししょー:「そんな事態になったら、お前だけは呼ばねーよ」



ししょー:「素魔というものを知っているか?」

ピンク影:「素魔?」

ししょー:「そうだ。摂取するとなんだか気持ちいい感じになるが、
      体を蝕み、最後には廃人と化してしまう」

ピンク影:「あっち系のクスリですね」

ししょー:「その素魔が、どうやら天原という場所で販売されていることがわかった。
      お前は天原に潜入し、素魔の秘密を探り出すのだ」

ピンク影:「なるほど。天原に乗り込んで、売人を片っ端からぶち殺し、
      製造工場を発見して、爆破解体すればいいのですね」

ししょー:「お前、忍者ってこと忘れてないか?だれが、そんな派手なことしろって言ったよ」



ピンク影:「なにを言ってるんです。いまや、忍者は屋敷を『あみゅーずめんとぱぁく』として開放し、
      観光客や『すぽんさぁ』から金を得なければやっていけないのですよ。
      派手な『ぱふぉーまんす』で『あぴーる』しなければ」

ししょー:「いや、まぁ、いずれはそんな時代が来るのかもしれないけどさ。
      一応、今はまだチャンチャンバラバラやってる時代じゃん?
      てか、お前、さっきからさらっと時代背景に会わない単語を連発してるんだけど?」

ピンク影:「このご時勢に、忍びが忍んでどーするっ!」

ししょー:「だから、お前の時代設定はどうなってんだよ!」

ししょー:「もういいから。天原に行け!そして素魔の流出を止めるのだ」

ピンク影:「御意。その前に師匠……」

ししょー:「そうだな。やっておくか。せーのっ」



ししょー:「クスリ、ダメ。絶対」
ピンク影:「クスリ、ダメ。絶対」



ピンク影:「とうっ!」

ピンク影は天原へと旅立つ。

……

天原。
そこは日本文化と西洋文化が出会う町。
一見、平和でにぎやかなこの町で、そこしれぬ悪が胎動していたことを、
人々は知る由もなかった。



心優しき一人の少女。
今日も自分の昼飯を野良猫や野良犬へ与えた後、仕事場へと戻る途中であった。



ドンっ!

少女:「あうっ」

少女は何かにぶつかり転んでしまう。



仁平:「このガキ。どこを見て歩いてやがる」



一吉:「いてぇ!いてぇよぉ!」



三太:「た、大変だ。兄貴の足が折れちまってる!」



仁平:「どう落とし前をつけるつもりだ。このガキ!」



少女:「あうううう……あううう……」

おびえる少女。しかし、周りの人々は誰も助けようとはしなかった。
なぜなら、彼らは天原に根城を構え、金と暴力で町を支配しようとする青門組という任侠集団の人間であった。
その素行の悪さは天原中に知れ渡っているが、彼らの暴力に立ち向かうことができるのは
代官所の人間達だけである。
しかし、この日は違っていた……
一人のピンクの装束に身を包んだ男が、3人の前に立ちはだかった。



ピンク影:「おい、そこのおもしろ三人組。
      子供にぶつかったくらいで骨が折れるとは情けない連中だな。」



一吉:「なんだ、てめぇ!」

仁平:「俺達を青門組と知って喧嘩を売ってんのか!?」

ピンク影:「俺は忍者だ」

一吉:「白昼堂々、いきなりバラすのかよ!忍べよ!」



仁平:「なめやがって!ぶっ殺してやる」

……
しかし、この3人とはどうせ今後も何回か戦うことになるに決まっているので
この戦いはカットであった。

一吉・仁平・三太:「ええええええええええええっ!?」



一吉:「お、オボエテロー!」



三太:「ま、待ってくれよー!」



ピンク影:「そこの少女。大丈夫か?」

物陰に隠れていた少女にピンク影はやさしく声をかけた。

少女は自分を救ってくれた忍者に安心したのか手を振る。

すると……



女性:「あんた、何やってんだい」

ピンク影:「女性の胸は豊満であった」

女性:「ニンジャスレイヤーかよ!」



千代:「あたしの名前は千代。その子と一緒に玄庵先生のところで働いているんだ」



千代:「しかし、どうしたんだい?その子は刀を振り回すような奴には近づかないはずなのに」

少女:「あうううー。あうー」

ピンク影:「まぁ、私は忍者だからな」

千代:「初対面にさっそくバラすのかよ。忍べよ!」



千代:「この子は名前がないんだ。いや、分からないと言った方がいいね。
    口がきけないんだ」

ピンク影:「そうか。なんとなくそうかなーっとは思ってた」

千代:「言い方、軽っ!」



千代:「この子はこの先の天風って遊郭で働いてるんだ」

ピンク影:「なに!?この歳で、もう客を取っているのか!!」

千代:「なわけねーだろ!てか、そのボケ絶対、言うと思ったよ!」

千代:「まぁ、助けてくれたことには礼をいうよ。この町にしばらくいるつもりなら、
    たまには天風に顔を出してやっておくれ。この子もあんたには懐いてるみたいだ」

少女と千代はそういうと町一番の大きな建物へと歩いていった。



第3話に続く。
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侍道2P ~その1~

2013年01月02日 | 侍道2P
忍者。



それは時代の影に生きる者達……



悪の影となって暗躍するものもあれば、



悪を断つべく暗躍するものもいた。

そしてここにも、その鍛えた忍びの技を世の正義のために振るわんとする者が一人……



保野:「いやー、今日も悪いことしちゃったなー。もう悪いことやめらんねーなー!」

奈美:「台詞がアバウトすぎー!!」



保野:「しかし、あの浪人め。俺の邪魔ばかりしやがって。
    あいつをギッタンギッタンのグッチャングッチャンにしないと気がすまねぇ」

奈美:「大丈夫よ。旦那。あたし、そのスジの人たちに知り合いがいるの。
    そいつにかわいがってもらいましょ☆」



保野:「ふっ、そいつぁいい。だが、その前に」

奈美:「その前に?」



保野:「お前をかわいがってやらんとなぁ!どぅへへへへへへ」



奈美:「イヤーン、シャッチョサン。スケベニンゲーン!」



忍者:「話は聞かせてもらった!」



保野:「お、お前は!?」

忍者:「保野。奉行所に勤める身でありながら、悪いことばっかりするとは。
    しかも、それをとめようとした浪人に八つ当たりをしようという、その悪企み。
    ここで断たせてもらおう」



保野:「ま、待て!俺を殺せば幕府とかその辺の上のほうの人たちが黙っちゃいないぞ」

忍者:「そんな脅しは私に通用しない」



保野:「くそっ!だったら、貴様を殺してやる」



忍者:「あまいっ!」

保野:「ぐはっ!」



保野:「ちぃ!すばしっこいやつめ!」

忍者:「ライダー宙返り!あ、これ前作のやつだ」



保野:「や、やつはどこだっ!?」

忍者:「忍者に背後を取らせるとは。これでお前はおしまいだ!」



保野:「ぎゃああああああっ!」



忍者:「ちっ!女の方は逃がしたか……。まぁ、いい。忍者に追われる恐怖に震えて眠るがいい」



忍者はさっそうと闇の中に消えていった。

時代の闇に生きようとも悪は許さぬ忍びの道。
悪のはびこる世の影に桜色の風があなたの街に春の訪れをお知らせします。
神出鬼没!
その名は……



ししょー:「まて、まて、まて、まてーーーーー!!」



ピンク影:「え?」

ししょー:「なんで部分的に横文字なんだよ!!」

ピンク影:「いや、だって、桃影はもうエロいVシネにいるじゃないですか。
      かぶっちゃうじゃないですか」

ししょー:「しらねーよ!だったら、色変えろよ。ピンクへのこだわりは何なんだよ!」

ピンク影:「もう忍者も個性の時代ですよ。
      ピンクの忍者服ってドリフでアイドルが着てるのしか見ないじゃないですか?
      この時代だったら、滅多にいないと思うんですよね」

ししょー:「なんでこの時代にドリフなんて単語が出てくるんだよ。お前の時代設定どうなってんだよ」

ピンク影:「そんなことより、お師匠様。私を呼び出したということはなにか事件ですかな?」

ししょー:「この流れで本編いくの!?」




第2話に続く
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新年あけましておめでとうございます

2013年01月01日 | リアルとか映画とか
今年もよろしくお願いします。
去年は年末がいろいろと仕事的ななんやかんやで更新がとまってましたが、
とりあえず、今年は新年一発目のネタとして侍道2ポータブルで日記を書きます。
プレイ自体は終了しており、あとは書いていくだけの状態です。
カテゴリーも作成済み。
PSPなので画面がちょっと荒いのが難点ですが。

まぁ、そんな感じで今年もネタにリアルにとがんばっていこうと思いますので、
よろしくお願いします。
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