いいか、リディア。
あいつのいる場所は両方がガケだ。
左右にかわす事が出来ないから、このまま行けばヤツとは正面からぶつかる事になる。
まともにぶつかったらこっちがやられる。
そこでだ。
まず弓矢を射掛けて、ヤツをこちらがわの広いところに誘い込む。
そこでヒラリとヤツを交わして、一気に駆ける抜けるんだ。
リディア:「うまくいきますかね」
大丈夫だ。ちゃんとシミュレーションしてきたから。
リディア:「フラグっぽい言い方ですね……」
まずは弓でヤツを射る!
そして挑発だ。
バーカ、バーカ。
お前の母ちゃん。フロストトロールぅ☆
リディア:「いや、まぁ、たぶん、その通りだと思うんですけど……。
シミュレーションした結果が、それ?」
引きつけたら一気に駆ける抜けるぞ。
多少のダメージは気にするな!
(下の赤いゲージがHP。HP満タンだったけど、一発殴られて瀕死^^;)
もう、追ってきてないよな?
リディア:「大丈夫みたいですね」
おや。必死で逃げてきたら、なんか着いたっぽいぞ。
じゃ、さっそくお邪魔しようか。
中に入ると、1人の爺がこちらにやってきた。
爺:「貴様、何者だ?」
「何者だ?」……だと……?
ならば教えてやろう。
私がっ!
私がっ!
わ・た・し・がっ・♪
ドラゴンボーンだっ!!
リディア:「それ、中の人が子供の頃にお弁当によく入ってたオカズの
ベスト3に入るヤツじゃないですか」
爺:「ほう、ドラゴンボーンとなぁ。しかし、怪しいものじゃ。
ホンモノのドラゴンボーンなら、そんな無駄に尺を使うボケなどせぬわっ!」
なんだと。コノヤロウ!!
このキレのあるボケはまさしくドラゴンボーンだろうがっ。
リディア:「いやいやいやいや、ドラゴンボーンは漫才師じゃないですから!」
爺:「ならば、見せてもらおうではないか。お前の」
爺:「シャウッ……」
リディア:「なんでいきなり撃つんですかー!!」
いや、だって、証拠にシャウトを見せろって言うから。
リディア:「言ってませんから!まだ、言いかけてたところですからっ!!」
爺:「なるほど、本当にドラゴンボーンだったか。
ならば、新たなるシャウトを授けてやろう」
ほう、新しいシャウトだと?
爺:「シャウトとは素質のあるものが長年の修行を積めば使えるようになる竜族が使う力の言葉。
しかし、このシャウトを誰にも教わることなく生まれつき使える者がおる。
それがドラゴンボーンじゃ。チキチキボーンはおいしいがちょっと違うぞ。
ドラゴンボーンは竜と人間の両方の血を持ち、竜の血の力でシャウトを使うと言われておる」
ほほう、私の中には猫だけでなく竜の血も流れていたのか。
爺:「さよう。竜達は竜と人の両方の血を持つ者として『竜人族(ドヴァキン)』と呼ぶ」
爺:「おいおい、話をしてやろう。まずは新しいシャウトをお前に授ける。こちらへ来るがいい」
爺:「新しいシャウトは高速移動のシャウトじゃ。この力の言葉を発する事で、風のように走る事が出来る。
見本を見せよう」
おおっ!?
あっという間に向こう側へっ!
よし、私も早速やってみよう。
いざっ!
おおおおおおっ!景色が高速で後ろに吹っ飛んでいく!!
これはすごい。こいつをもっと早く教わっていたら、
フロストトロールなんてぶっちぎって逃げてきたのに。
リディア:「なんか……理由がしょっぱいですね」
しかし、あれだな。
力の言葉を発するだけで、風のように走る事が出来るなんて。
まさに
スタミナ:「ヤツだな」
爺:「ヤツじゃな」
リディア:「いや、絶対、違うし!」
※スカイリム豆知識
ビックリマンに登場し、次界を目指す聖フェニックスに付き従う6天使の1人。
剣の使い手。「宅急動」と発する事で高速移動が出来る。
かわいい女の子にめっぽう弱い。
ていうか、そもそもスカイリムとは関係ない。
こうして新たなシャウトを身につけたパンサー・スタミナ。
爺から次の新しいシャウトを授けるために、とある試験を行うと言われる。
それはドラゴンの角笛というアイテムをダンジョンから取ってくること。
こんな便利なものがタダで教われるなら、行ってきますよ。
とコンビニ感覚でダンジョンへと向かうスタミナとリディアであった。
つづく……
あいつのいる場所は両方がガケだ。
左右にかわす事が出来ないから、このまま行けばヤツとは正面からぶつかる事になる。
まともにぶつかったらこっちがやられる。
そこでだ。
まず弓矢を射掛けて、ヤツをこちらがわの広いところに誘い込む。
そこでヒラリとヤツを交わして、一気に駆ける抜けるんだ。
リディア:「うまくいきますかね」
大丈夫だ。ちゃんとシミュレーションしてきたから。
リディア:「フラグっぽい言い方ですね……」
まずは弓でヤツを射る!
そして挑発だ。
バーカ、バーカ。
お前の母ちゃん。フロストトロールぅ☆
リディア:「いや、まぁ、たぶん、その通りだと思うんですけど……。
シミュレーションした結果が、それ?」
引きつけたら一気に駆ける抜けるぞ。
多少のダメージは気にするな!
(下の赤いゲージがHP。HP満タンだったけど、一発殴られて瀕死^^;)
もう、追ってきてないよな?
リディア:「大丈夫みたいですね」
おや。必死で逃げてきたら、なんか着いたっぽいぞ。
じゃ、さっそくお邪魔しようか。
中に入ると、1人の爺がこちらにやってきた。
爺:「貴様、何者だ?」
「何者だ?」……だと……?
ならば教えてやろう。
私がっ!
私がっ!
わ・た・し・がっ・♪
ドラゴンボーンだっ!!
リディア:「それ、中の人が子供の頃にお弁当によく入ってたオカズの
ベスト3に入るヤツじゃないですか」
爺:「ほう、ドラゴンボーンとなぁ。しかし、怪しいものじゃ。
ホンモノのドラゴンボーンなら、そんな無駄に尺を使うボケなどせぬわっ!」
なんだと。コノヤロウ!!
このキレのあるボケはまさしくドラゴンボーンだろうがっ。
リディア:「いやいやいやいや、ドラゴンボーンは漫才師じゃないですから!」
爺:「ならば、見せてもらおうではないか。お前の」
爺:「シャウッ……」
リディア:「なんでいきなり撃つんですかー!!」
いや、だって、証拠にシャウトを見せろって言うから。
リディア:「言ってませんから!まだ、言いかけてたところですからっ!!」
爺:「なるほど、本当にドラゴンボーンだったか。
ならば、新たなるシャウトを授けてやろう」
ほう、新しいシャウトだと?
爺:「シャウトとは素質のあるものが長年の修行を積めば使えるようになる竜族が使う力の言葉。
しかし、このシャウトを誰にも教わることなく生まれつき使える者がおる。
それがドラゴンボーンじゃ。チキチキボーンはおいしいがちょっと違うぞ。
ドラゴンボーンは竜と人間の両方の血を持ち、竜の血の力でシャウトを使うと言われておる」
ほほう、私の中には猫だけでなく竜の血も流れていたのか。
爺:「さよう。竜達は竜と人の両方の血を持つ者として『竜人族(ドヴァキン)』と呼ぶ」
爺:「おいおい、話をしてやろう。まずは新しいシャウトをお前に授ける。こちらへ来るがいい」
爺:「新しいシャウトは高速移動のシャウトじゃ。この力の言葉を発する事で、風のように走る事が出来る。
見本を見せよう」
おおっ!?
あっという間に向こう側へっ!
よし、私も早速やってみよう。
いざっ!
おおおおおおっ!景色が高速で後ろに吹っ飛んでいく!!
これはすごい。こいつをもっと早く教わっていたら、
フロストトロールなんてぶっちぎって逃げてきたのに。
リディア:「なんか……理由がしょっぱいですね」
しかし、あれだな。
力の言葉を発するだけで、風のように走る事が出来るなんて。
まさに
スタミナ:「ヤツだな」
爺:「ヤツじゃな」
リディア:「いや、絶対、違うし!」
※スカイリム豆知識
ビックリマンに登場し、次界を目指す聖フェニックスに付き従う6天使の1人。
剣の使い手。「宅急動」と発する事で高速移動が出来る。
かわいい女の子にめっぽう弱い。
ていうか、そもそもスカイリムとは関係ない。
こうして新たなシャウトを身につけたパンサー・スタミナ。
爺から次の新しいシャウトを授けるために、とある試験を行うと言われる。
それはドラゴンの角笛というアイテムをダンジョンから取ってくること。
こんな便利なものがタダで教われるなら、行ってきますよ。
とコンビニ感覚でダンジョンへと向かうスタミナとリディアであった。
つづく……