録画用PCの再構築の記録。
最初に思い立ったがスカイリムをプレイしている様子を録画したい。
メインPC（ミドルタワー自作品）のスペック
CPU：コア２デュオE6600
メモリ：3ギガ
グラボ：GF450GTS
このスペックでは普通にゲームをする分には十分なんだけど、
録画しながらプレイはまず無理。
そこで押入に放り込んでいたセカンドPC（ミドルタワー自作品）を召喚。
メインPCでゲームして、その様子をセカンドPCに録画させるのだ。
セカンドPCのスペック
CPU：ペン４ ２．８ギガ
メモリ：１．５
グラボ：GF7600GT
とりあえず、このままのスペックで録画してみるか。
この日記を昔から見ていた人はご存知の通り、
今までもファミコンやプレステのゲーム画像をパソコンに取り込んで日記用に画像を切り取っていたので、
録画そのものは問題ないはずである。
ゲームやテレビの画像を取り込むにはキャプチャーカードというのが必要なんだけど、
私は両方のPCにつけてある。
ここで一つ問題。
キャプチャーカードというのはテレビやテレビゲームの画像を取り込むカード。
要するにゲームをテレビにつなぐ、赤、白、黄のコードを接続する機械だ。
つまり、ビデオカードから出ているモニタにつなぐケーブルをつなぐことは出来ないのだ。
そこでこの、
だうんすきゃんこんば～た～（猫型ロボット風）
これはPCの画面を赤、白、黄のコードのコードでつないでテレビに写すことが出来る機械だ。
つまり、こいつを間に挟んでからキャプチャーカードにつなげば、
PCの画面を送ることが出来るわけだ。
それで撮ったのが、最初の画質。
このダウンスキャンコンバーターもセカンドPCにつないでいるキャプチャーカードも
赤白黄のいわゆるコンポジットケーブルか最大でS端子ケーブルでしか接続が出来ないもの。
ようするにファミコン、スーファミレベルのクオリティしかだせないのだ。
正直、これでいこうかとも思ったんだけど、S端子じゃ文字がつぶれて見えないことが多い。
そこで登場するのが新しいキャプチャーカード。
PV4
これは一時期、アキバとか日本橋等の電気街で猛威を振るったレアモノ。
うっかり手に入れてしまっていたが、素人にはとてもオススメできない、
かなり扱いの難しいキワモノでもあるので、封印ボックスの中でひっそりと眠っていたのだ。
（CDとか説明書とか一切ついてないのが
普通というｗ）
このPV4はD端子対応(D1～D4)のキャプチャーカード。
S端子とD1端子はほとんど画質に差がないといわれているが、S端子とD4端子では雲泥の差が出る。
ついにこいつを使うときが来たのはいいけど、
今のセカンドPCではPV4を動かすには圧倒的にパワーが足りない。
そこで、セカンドPCのパワーアップ。第1段階。
ハードディスクを80GB(ATA)→320GB(SATA)に換装。
メモリを1.5Gから2Gに増加。
キャプチャーカードをPV4に換装。
ハードディスクは容量を増やすだけでなく接続をATAからSATAに変えた。
ATAとSATAではハードディスクに書き込む速度が変わる。
PV4でD端子を使うとなると、画質が上がる分、一度に送られるデータ量が増えるため、
ATAの書き込み速度では間に合わない可能性があるのでSATAに変えた。
CPUは現状の2.8Gでも問題はないはずなんだが、
ここでCPUのパワーアップもしたいなぁなどと色気を出したのがいけなかった。
新しいCPUを買ってきたのはいいものの。
CPUを交換する際にCPUクーラーが硬くて、むしりとったら
バキャッ！
って音がしてCPUクーラーがCPUごと取れた。
CPUを見たらピンが折れとる！もう後戻りは出来……？
ピン……だと……？
ここで自分が購入したCPUがピンのないLGA775スロットのCPUで、
セカンドPCのマザーボードはピンありのCPUしか刺さらないソケット478であることに気がつく。
くっそおおおおおおおおおっ！マザボを調べたときにペン４EEが乗るって書いてあったから、
すっかりLGA775って思い込んでしまったぁぁぁぁ！！
仕方がないのでCPUを300円で買ってきた結果。
CPU：ペン４ 2.8G→ペン４ 2.4G
パワーダウンしとる！(;゜Д゜)
まぁ、ネットでペン４ 3.2Gを発見して発注済なので近々、パワーアップしますけどもｗ
さて、お次はメインPCのパワーダウンを行います。アップではありません。ダウンです。
なぜかと言いますと、D端子になったからといって相変わらずパソコンのケーブルを
直接、つなぐことは出来ません。
今度はD端子用のダウンスキャンコンバーターが必要になってくるのです。
しかし、さすがにD端子用のダウンスキャンコンバーターは高いし、
これ以外に使い道がないものを買うのはもったいない。
そこでグラフィックボードを換装すると言う手を使うことにしました。
一昔前のグラフィックボードには普通にテレビ出力するための端子がついているものが多かったのです。
赤白黄のコンポジットからS端子。コンポーネント、D端子まで全て網羅していましたが、
HDMIの登場により各メーカーが「もうHDMIだけでよくね？」となってしまい、
最近のグラフィックボードにはHDMIの出力端子しかつかなくなったのだ。
私が使っている450GTSもHDMIは搭載されているけど、他の端子はない。
だからS端子のキャプチャーカードにつなぐのに間にダウンスキャンコンバーターを入れてたわけ。
HDMIに対応したキャプチャーカードもあるんだけど、もはやセカンドPCを完全に取り替えるレベルの
パワーアップが必要になってしまう。
そこで、今使っているGF450GTSの廉価版を
GF9600GTに取り替えた。
（安定感に定評のあるエルザさん）
いくら廉価版とはいえ450GTSからダウンさせるならGF9800GTX+あたりが理想。
GF9800GTX+はたしかにテレビ出力はついているが、電気を食うのと発熱がスゴイ。
そこでGF9600GTに落ち着いたというわけ。
実は300円CPUを買いに行くときにテレビ出力のついたGF250GTを発見したのだが、
（性能的に250GT=9800GTX+と思ってもらっていいです。250GTの方が新しいです。）
すでにGF9600GTを購入した後だったので、どうするか悩んでるうちに他の人に買われたｗ
9600GTと9800GTX+では結構、差があるんだよorz
ですよねー。買うよねー。
私だって9600GTを買ってなかったら、迷わず買ってたよ。
450GTSの廉価版から250GTならそんなに大きなパワーダウンはしないのだ。
で、前回の日記に至るというわけです。
ま、満足できるクオリティには仕上がったので、ここらでセカンドPCのパワーアップは一旦閉幕としますか。
最終結果
○メインPC
グラボ：GF450GTS→GF9600GT
○セカンドPC
CPU：ペン４ 2.8G→ペン４ 3.2G(今日、届いた^^)
メモリ：1.5G→2.0G
HDD：80G ATA→320G SATA
キャプチャーカード：GV-MVP/RX(S端子キャプチャ)→PV4(D端子キャプチャ)
おっと、これで終わったと思うなよ？
今日、セカンドPCは大幅なパワーアップのためのキーパーツを
手に入れてしまったのだから……
たまたまよった中古パーツ屋でゲッツ！
これがWINDOWS VISTA時代が生んだ、変態マザーボードやっ！
ま、すぐには使わないですよ。さすがに疲れたし＾＾；
それ売って金にしようぜ。
いやいや、それはさすがにまずいでしょ。
待てっ！
