ruruBの極楽な日々

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クララ・シューマン ~愛の協奏曲~

2009-08-11 23:23:19 | 映画
夕方、友達Kからケータイにメールが入った。

これからひとりでBunkamuraのル・シネマでやっている「クララ・シューマン」の映画を観に行くという。サービスデーなので19時の回の整理券を17時にとるそうだ。

「クララ・シューマン?なにそれ?」とパソコンで調べたら良さげな音楽映画なので、すぐに「私も行く、整理券とって」とメールした。

待ち合わせていっしょに夕飯をとり、会場へ。

19世紀のドイツ。クララ・シューマンは作曲家ロベルト・シューマンの妻であり、ピアニストとしてもヨーロッパツアーをするほど有名だった。7人の子供を生んだころシューマン家に若き作曲家ヨハネス・ブラームスが現れる。
2人の天才作曲家、9歳年上のシューマンと14歳年下のブラームスに愛されたクララのお話。

3人のキャラがたっていて、シューマンとブラームスの曲もふんだんに織り込まれ、なかなかよくできたいい映画だった。

監督の女性はブラームスの血をひく末裔というのにもビックリ。



頭痛のためのアヘンの薬から徐々に精神を病み亡くなったシューマンがかわいそうだった。

映画ではシューマンが亡くなってからもブラームスはクララと体の関係を持つことなく献身的な愛情を生涯注ぎ、その言葉通り、クララが亡くなって数ヶ月後に病死したというテロップが流れた。

でも帰って調べたら諸説あり、シューマン存命中にクララの産んだ8番目の子はブラームスの子と噂され、シューマンが「自分に似てない」と言い争ったとも言われる。
臨終の知らせを受けて、クララが入院先に駆けつけると、シューマンは「俺は知っている」的なうわごとを何度も繰り返したそうだ。俺は(不倫を)知っているってこと??

でも、私は…

この映画のようなストーリーであったと思いたいな。



現実のクララ・シューマンの若いころ。美人だ~



ドイツでのクララ人気は高く、ドイツ紙幣にもなった。



シューマン夫妻。



若いころのブラームス。目が合うと誰もが顔を赤らめるほどの美男子だったそうだ。

ごく若いころから娼婦のいる店へ通っていたそうなので、娼婦とクララのようにマリア的な女性との存在を完全に分けていたのではないかとも言われている。なるほど、あり得るかもね。生涯独身だったそうだしね。



晩年のブラームスはテップリ太ってむさくるしいおじさんになったようだが顔立ちは悪くないよね。


こんな映画を観たからだろうか。

翌日、私はうたた寝をしたとき、ものすごく長編でリアルな夢を見た。

私は弟夫婦と車で旅行をしているのだが、その旅行の途中、見知らぬ男性が私になついてきて、旅行に同行するようになった。

背の高い、非常に男前な男性である。年齢を聞いたら30代前半だって。あら、ずいぶん年下だわ、と思ったが、まぁ、いいか、なついているんだし、と。

旅行はおもしろおかしく続き、私と男性はかなり仲良くなった。仲良くなったといってもセクシュアルな関係ではなく、友達以上で恋人未満くらいな感じ。

そんな旅の途中、男性がポロッと口をすべらした。

ホントは30代前半じゃなくて、まだ19歳なことを(!!)
えぇぇぇ~~~?? 19歳って? 見た目が大人っぽいからわかんなかった。

「30代に見えるように毎日背伸びをしてた。ばれないようにずっと緊張してたんだ」という。

19歳ってことは、S(私の息子)より若いじゃん(夢の中でちゃんとわかっている) これって、犯罪?

みたいな。でも、いっか。私がたぶらかしてるんじゃなく、向こうがなついてきてるんだし。

旅の途中、ふたりで歩いていたら、男性の友達たちにばったり会った。親しそうに話しているので、ここでお別れだろうな、男性はその友達たちについて行くだろうな、と思ったら、男性はまた私についてきた。

そしてさらに旅行は続く、みたいな

何とも楽しすぎる夢。

起きてしばらくニコニコしちゃった。

あははは。

すごくお得な気分。






伊勢神宮と神々の美術

2009-08-10 22:51:56 | 展覧会
4日に会った友達Oが「良かったよ~」と言っていた伊勢神宮展に行ってきた。

朝からどしゃぶりの大雨だったので、いっしょに行くAちゃんに「どうする?」と電話をしてみたが「かえって人が少なくていいかも」ということになり、決行した。

家を出るころには雨はやんでいた。

上野で待ち合わせて、まず早目のお昼を食べた。

公園内にある明治8年創業の「韻松亭」で。



なかなか雰囲気のあるお店。



中庭の見える個室で軽めな御膳を。

食べている間、雨は降ったりやんだりだったのだけれど、食べ終えて出るときはかなりな強い雨だった。

どしゃぶりの中を出ていくのを躊躇していると、お店の人が「ここで少しお待ちになりますか」と隣接する甘味処のテーブルをすすめてくれてお茶を出してくれた。

親切~~! 昭和っぽい心遣いが何ともうれしかった。

小降りになったので伊勢神宮展へ。会場は、この前、阿修羅展を見た東京国立博物館の平成館だ。



イヤホンガイドを借りたら音声を美輪さんが担当していて、独特なビブラートに耳がゾクゾクした(笑)

最古の歴史書「古事記」や、遷都のときに奉納されたご神宝がいろいろ展示されていた。



こういう刀が綺麗でビックリ。金細工の細かい装飾や色とりどりの石(ハート型のもあった)でかざられた刀は昭和の初めに奉納されたもの。

神様はこういう美しいものが好きなのね。

後年掘り出されたという室町時代の同様の刀も展示されていたが、それらはさすがにさびてボロボロだった。

ほかにも繊細な細工が施された美しい箱に収められたお化粧用の道具とか、小さな機織りの機械。金やビーズの飾りがついた織物など、綺麗なものがいろいろあった。

出口のおみやげもの売り場に匠の技な伊勢のものがいろいろ売っていて、鏡がおそろしく綺麗だったので奮発して購入した。母の御霊舎(みたまや。神道の仏壇みたいなもの)に置こうっと。

それから赤福も売っていたので買った。

おいしかったので家でパクパクッと3個食べたら一時間くらいして急に胃がさしこんできてあせった。

調子にのって暴食するもんじゃないわね。




今日買った鏡。神棚に置く鏡を個人の御霊舎に置いてもいいのかどうか、店員さんに聞いたら「鏡は売られている間はただの鏡で何も入っていない」ので大丈夫とのこと。置く場所によって意味合いが変わるんだね。



鏡だけ。満月みたい。
宙と天井を映しているので綺麗さはわからないだろうけど初めて見たときAちゃんと驚嘆したほど綺麗。輝きが強い。愛光堂のブレスレットの石を見たときにも同じように感じたな。


青山でいろいろ

2009-08-06 23:38:14 | 楽しかったこと
青山で友達と会った。

まずAちゃんと「梅の花」でランチ。

その後、Mさんが合流して、Aちゃんの友達のHさんが開店したお店へ行った。

場所はベルコモンズから徒歩3分くらいのところ、お店の全貌はこんな感じである。



バッグ、ジュエリーや化粧品、今後はゴルフクラブなども品揃えに加わるそう。

バッグはメッシュの革で作られたものを中心にシンプルなデザインが主流。

もうひとつはスカーフィーと呼ばれるスカーフを特殊加工したバッグ。お気に入りのスカーフをトートバッグなどのバッグに変身させてくれる。

これはすごいよ。

エルメスやブルガリのスカーフを使った見本のバッグが置いてあって、どれもステキだった。



たとえば、写真を撮らせてもらったこれ。

一枚のスカーフから、サイドのマチの部分にも柄を配したバッグと、こんなポーチも作ってくれるんだって。ポーチの表裏ともにスカーフの柄が活かされているよ。

このトートバッグのセットで65,800円。スカーフは持ち込みになるけれど、世界でたったひとつのオリジナルなバッグとポーチができることを考えると、決してお高くはない気がする。

実際、エルメスのお店にも置かれていたことがあるそうで、そのときはもちろん、値段は格段にお高かったそうだよ。

お店の前にあった手作りの看板。これ、ハワイアンキルトの先生もしているHさん作のもの。



ステキ。


その後、Aちゃん、Mさんとお店のお向かいのレトロなカフェでお茶を飲んだ。

Mさんの旅行の話を聞いていたら勇気が出てきた。

ここ1~2日で急に思い立ち、今年中にエジプトに行ってこようと思って。

一緒に行く人がいなかったらひとりで行こうかな~と。

去年の9月、ロンドンの大英博物館で古代エジプトのものを観たとき、「ああっ、エジプト、いい!」と圧倒された。今思えばあのときから何となく始まっていた流れ。先月2日にリーディングしてもらい、エジプトがググッと近づいてきた。

なにかが実現していくときって、ちょっとした点と点が集まって線になり、ボヤボヤした形からちゃんとした実体になっていくような過程があると思う。

今は点だったものがつながって線になってきた段階かな。

どうかな、行けるかな。



明治神宮と表参道

2009-08-04 23:28:14 | 楽しかったこと
久しぶりに友達Oと会った。

原宿で待ち合わせて最近のできごとを報告し合いながら明治神宮参拝。

明治神宮に来るといつも思うのだけど鳥居をくぐったとたんに、神様に近い精妙な土地の気に変わるのがわかる。

今日もそう。Oと歓声をあげるほどだった。

参拝をした後、Oのリクエストで境内の神宮御苑にある「清正の井」へ行った。Oは一度も行ったことがないんだそうな。都会の真ん中にあるのが信じられないくらい緑に囲まれたのどかな道をかなりテクテク歩いた一番奥に清正の井はある。

加藤清正が堀ったとされる名湧水である。



踏み石をたどって井戸の水に手をふれた。冷たくて気持ちがいい。Oも感動していた。

こんな都会の真ん中で清浄な水が江戸時代から枯れることなくこんこんと湧き出しているというのがすごいよね。

皇后が釣りを楽しまれたという「お釣り台」がある池。左の囲われたところには蓮の花が咲いていた。



お昼はラフォーレの向いのビル5Fの「ベニーレベニーレ」で食べた。

サラダバー+ドリンク+メインのランチを注文。サラダの品数が充実しているので、これだけでもお腹がふくれそう。



そしてメインはOと半分こで。


イカスミのパスタと4種のチーズのピザ(蜂蜜つき)

イカスミのパスタは普通だったけど、このチーズのピザを蜂蜜で食べるのがおいしかった! チーズの塩味と蜂蜜の甘さがこんなに合うなんて知らなかったよ。

ブラブラとお店を見て回りながら表参道に出て、糖朝で甘いものを食べた。

Oがワンタンも食べたいというので、



海老ワンタン麺を半分こで。



そして私の食べた黒ゴマあん入り白玉と、Oの食べた杏仁豆腐。

この黒ゴマあん入り白玉はショウガの温かいスープに入っている。この前行った香港の糖朝で「うま~~~い!!」と感動した一品なのだけど、やっぱり香港のとは違うよ。

なにが違うかというと黒ゴマあんと味と白玉の分量の割合。香港の糖朝のほうが黒ゴマあんの甘さが強くて分量がもっと多かった。

東京のは白玉の分量が勝っていて黒ゴマあんの味が足りない。やっぱり本店のがおいしいな~。

杏仁豆腐を食べさせてもらったら上品でおいしかったよ。


父と食事

2009-08-01 20:59:52 | 普通の日記
父といっしょに夕食を食べた。

外出して自宅へ行き、父の好物のうなぎをとった。

ケアハウスを出たときは、なんだか父がイライラしているようだった。食事をしてひと休みしてからケアハウスに帰るころには、またいつものおだやかな父に戻っていたのだけれど。

ケアハウスの生活にはそれなりのストレスがあるんだろうな。そこはやはり集団生活。合わない気を発している人もいると思うもの。

父はうなぎ、ほぼ完食だった。
食べている間じゅう「おいしい」と絶賛で「あまりにおいしくて寿命がのびた」とか言っていた。大げさすぎ。