VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

薄型TVを購入!

2008年06月07日 | My Home
皆さんは既に、オリンピックや地デジに向けてTVをお買い替えになったのでしょうか?
私は「そんな商戦に乗るなんて・・・壊れるまでブラウン管で見るぞ!」と思っていたら、
いきなり“ブツッ!ブツッ!ブツッ”っと音を立て壊れた(笑)。画面は真っ暗になったきり、2・3日経っても戻らなかった(淋)。

このNational製のブラウン管TV「画王」29型は、95年の阪神大震災の折、神戸市東灘区のマンションで震度7を被災し
TVがぶっ飛んで壊れた後に購入したものだから、神戸→逗子へと約13年間お伴をしてくれたもの・・・・
問題は高窓からの写り込み!
ちなみに、マントルピースを暖炉に使わず、TV入れにしたのは私のアイデア。居間からTVの気配を消したいという思い。
TVの無い生活をしている知人がフランスと日本に2組居るのだが、インテリジェンスの香る豊かな空間と時間を過されている。
それに憧れるも、まだ引退できない私としては“TVに支配されない空間”を作るのがせめてもの抵抗だった。

そんな私にとって大画面TVは必要無く、できるだけ消費電力の小さいものにという事から液晶TVに関心を持って家電店に出向いた。
大船のヤマダ電機では「絶対、最低37型プラズマTVがお勧め!」と主張しまくるオジサン店員に嫌気がさして退散。
                ※後に友人から「プラズマの方がマージンが高いからだ」と聞く。

仕事帰りに新宿のビックカメラに寄ってみた。AQUOS、BRAVIA、VIERAと並ぶ店内。

デザインは超シンプルで真っ黒が良かった(気配を消すのがテーマですから)。やはりデザインは喜多俊之、AQUOSだなぁ。

同じ32型が並ぶ中、デザインの他にフルハイビジョンか倍速かでモデルが違ってくる(左)・・・私が出した結論は
32型程度の大きさに、フルハイビジョンも倍速も必要無し。光沢のある黒デザインが気に入ったLC-32D30のブラックに決めた(中)。

交渉の末、価格は103,000円也(+ポイント20%還元で、8.24万円程度)。大阪商人の相手をしてくれたボクは18歳の相内くん。
ほぼ即決の客で嬉しかったのか、「手帳にメッセージを下さい!」と妙なやり取りに。

ついでにDVDレコーダーも持っていなかったので購入。こんな接続器具まで要るんだ?「これはケチらない方が映像に良い」と言う
相内くんに従い上位商品に。

さて・・・2日後、AQUOSがやってきて画王とサヨナラ! 配送業者の若者2人で、素早くセッティング。
TV台はNationalのまま・・・

実は、先週このフレンチ・オープン・テニスを見るためにWOWOWにお試し加入したのにTVが無くて見れず・・・今夜、女子決勝に間に合った。
真っ黒で溶け込み思い通り
早い動きの残像も感じず問題無し。デジタル放送の映像は美しいが、音響の方が従来のものとは全く違って感動。
薄いのでかなり奥へ収まり、高窓からの冬の日差しも防げそう!

女子の優勝はイワノビッチ(セルビア)が初グランドスラム・タイトル。シャラポワからランキング1位の座を奪取した。
セレモニーには引退した前女王エナンも顔を出した。

という事で、TV無しの心豊かな生活は1週間で幕を閉じ、次にウインブルドンを待つばかりとなったのである。


コメントを投稿