あの忌まわしい大震災から2か月が経ちました。
復興の兆しが見え始めつつはあるものの、被災地によってその道筋はばらばらで、
ましてや、人の心の奥深くに宿ってしまった悲しみは、癒えるはずもありません。
あらためて失ったものの大きさを思います。
昨夜は、NHKクローズアップ現代で「浪江町」を取り上げていましたが、
私にとっても思い出深い土地なので、悲しい気持ちで見ていました。
その原発事故による警戒区域で、一昨日、第1回目の一時帰宅が行われました。
ニュースなどでその様子を見ていて、今後続けられるであろう一時帰宅の困難さを感じました。
浪江町をレポートした次のような番組がありますので、
遅い時間ですがぜひご覧いただければと思います。
福島県では先日放映されたました。
浪江町警戒区域 ~福島第一原発20キロ圏内の記録~
立ち入り禁止になってしまった我が町は、今、どうなっているのか。
「警戒区域」に指定された浪江町の原発20キロ内地域に、
先月末、NHKのカメラが入った。本格的な行方不明者捜索が行われた日に、
町長の立ち入り許可を得て、町の職員らに同行し、津波の被害の大きかった
海沿い地域の現在の様子を克明に記録した。主な撮影地は、
浪江町請戸を中心に、中浜、両竹、棚塩など。
NHK総合放送日・時間
*全国 2011年 5月14日(土)
放送時間 :午前1:15~午前2:10
*近畿(大阪、京都、兵庫、和歌山、奈良、滋賀)5月14日(土)
放送時間 :午前2:23~3:18
先日、私はとあるサークルの仲間たちと、震災以来初めて顔を合わせました。
お互いの無事を喜びつつ、それぞれの大変だった日々を語り合い、泣き笑いのひととき。
津波で家を失った人もいます。
友人、知人の亡くなられた話もありました。
たまたま私たちはこうして顔を合わせ、笑いあうことができましたが、
あのとき、ほんの少しだけでも、何かの状況が違っていたら・・。
津波に流されていたかもしれない(まさにR6を通って富岡町に出かけていましたから)。
そしたら探してもらえないなんてこともあったかもしれない。
あるいは、防護服に身を包んで一時帰宅、という立場であったかもしれない(気象条件次第で)。
だから、笑っても心底からではないんです。
いつも、胸のどこかに重いものを抱えているという感じ。
さて話変わって、これは何でしょう?
はい、線量計でした。
ある人からちょっとお借りしました。
仕事関係で原発などの現場に持っていったりする本格的なものです。
なので、私たちが気にする低いレベルの(0.01マイクロシーベルトというような)
放射線には不向きです。
もっともっと高い数値、ミリ単位とか、普通だと振り切っちゃうようなとこまで
測れます(こわっ!)。
だからそこらへんを測っても、0.1以下だと、写真のように0.0になってしまいます。
実際は、部屋の中で0.0~0.1でした。
まあ、大丈夫ですね。
表に出ると、0.2~0.3、数日前に除草した芝のあたりは、0.3~0.4と、
前に別のコンパクトな線量計ではかった時より、だいぶ低くなったような気が。
おもしろいので、あちこち家の周りを持って歩いて測ってみました。
理科の実験みたいです。
もっと、こまかく出ればいいんですけど、
ネットなどで売っている数万円で買えるものは誤作動も多く、
あまり信頼できないみたいです。
それにしても、国が学校の子どもたちに示した上限20ミリシーベルト/年は異常すぎます。
通常の上限は1ミリだそうじゃないですか。
それが10ミリになり、20ミリになり・・・。
あげく、学校などの表土の除去は「地元判断で」って。
無責任すぎる、許せない。
子どもたち、そして福島県民で人体実験をするつもりですか!
復興の兆しが見え始めつつはあるものの、被災地によってその道筋はばらばらで、
ましてや、人の心の奥深くに宿ってしまった悲しみは、癒えるはずもありません。
あらためて失ったものの大きさを思います。
昨夜は、NHKクローズアップ現代で「浪江町」を取り上げていましたが、
私にとっても思い出深い土地なので、悲しい気持ちで見ていました。
その原発事故による警戒区域で、一昨日、第1回目の一時帰宅が行われました。
ニュースなどでその様子を見ていて、今後続けられるであろう一時帰宅の困難さを感じました。
浪江町をレポートした次のような番組がありますので、
遅い時間ですがぜひご覧いただければと思います。
福島県では先日放映されたました。
浪江町警戒区域 ~福島第一原発20キロ圏内の記録~
立ち入り禁止になってしまった我が町は、今、どうなっているのか。
「警戒区域」に指定された浪江町の原発20キロ内地域に、
先月末、NHKのカメラが入った。本格的な行方不明者捜索が行われた日に、
町長の立ち入り許可を得て、町の職員らに同行し、津波の被害の大きかった
海沿い地域の現在の様子を克明に記録した。主な撮影地は、
浪江町請戸を中心に、中浜、両竹、棚塩など。
NHK総合放送日・時間
*全国 2011年 5月14日(土)
放送時間 :午前1:15~午前2:10
*近畿(大阪、京都、兵庫、和歌山、奈良、滋賀)5月14日(土)
放送時間 :午前2:23~3:18
先日、私はとあるサークルの仲間たちと、震災以来初めて顔を合わせました。
お互いの無事を喜びつつ、それぞれの大変だった日々を語り合い、泣き笑いのひととき。
津波で家を失った人もいます。
友人、知人の亡くなられた話もありました。
たまたま私たちはこうして顔を合わせ、笑いあうことができましたが、
あのとき、ほんの少しだけでも、何かの状況が違っていたら・・。
津波に流されていたかもしれない(まさにR6を通って富岡町に出かけていましたから)。
そしたら探してもらえないなんてこともあったかもしれない。
あるいは、防護服に身を包んで一時帰宅、という立場であったかもしれない(気象条件次第で)。
だから、笑っても心底からではないんです。
いつも、胸のどこかに重いものを抱えているという感じ。
さて話変わって、これは何でしょう?
はい、線量計でした。
ある人からちょっとお借りしました。
仕事関係で原発などの現場に持っていったりする本格的なものです。
なので、私たちが気にする低いレベルの(0.01マイクロシーベルトというような)
放射線には不向きです。
もっともっと高い数値、ミリ単位とか、普通だと振り切っちゃうようなとこまで
測れます(こわっ!)。
だからそこらへんを測っても、0.1以下だと、写真のように0.0になってしまいます。
実際は、部屋の中で0.0~0.1でした。
まあ、大丈夫ですね。
表に出ると、0.2~0.3、数日前に除草した芝のあたりは、0.3~0.4と、
前に別のコンパクトな線量計ではかった時より、だいぶ低くなったような気が。
おもしろいので、あちこち家の周りを持って歩いて測ってみました。
理科の実験みたいです。
もっと、こまかく出ればいいんですけど、
ネットなどで売っている数万円で買えるものは誤作動も多く、
あまり信頼できないみたいです。
それにしても、国が学校の子どもたちに示した上限20ミリシーベルト/年は異常すぎます。
通常の上限は1ミリだそうじゃないですか。
それが10ミリになり、20ミリになり・・・。
あげく、学校などの表土の除去は「地元判断で」って。
無責任すぎる、許せない。
子どもたち、そして福島県民で人体実験をするつもりですか!