迦羅求羅虫

小さな寺の日々の出来事

近況~坊守会同朋大会と自坊報恩講

2013-10-14 07:16:36 | 行事
このところ季節外れの暑い日が続きました。

そんななか、真宗本廟ご影堂で開かれた坊守会連盟主催の同朋大会に

参加してきました。

総勢1100名を超える参加者で埋まった会場の暑さときたら、そりゃもう。



基調講演は、辛 淑玉さん。

舌鋒鋭いトークで男性中心社会を滅多切り。

その流れと、続くパネルディスカッションが今ひとつかみ合わない感じ。

パネラー3人のうち唯一男性のSさんのお話が

いちばんテーマに沿った内容だったような気がした。

それだけに、男性ゆえに

最後に意見をふられた辛さんのやり玉にあがったのは

お気の毒というか、残念。

もっとも参加しながらなんですが、

坊守に限定する同朋大会というこのイベントそのものの開催理由、

その必然性が自分の中で今ひとつ理解できていないというか、

明確でない。

よかったのは、個人的なことですが

現在自坊を離れ、避難生活中の坊守さんを含め

同じ浜組の方々とじっくりお話しできたこと。

いずれにしても久々の京都。とにかく真夏の暑さには参った(^^;)


帰ってすぐ自坊の報恩講の準備。

買い物、道具出し、お花立て、お供えの餅つき諸々。

いわきでも暑さが続いていたせいか、

いつもはころころ落ちるギンナンが枝についたまま熟して

落ちると同時にベチャベチャになって参道がひどいことに。

除染の際にと思って用意しながら、結局一度も使ったことのない

高圧洗浄機を使って路面を掃除。

まさかこんなことで使用するとはね。


その後も次々に落ちてくるベチャベチャギンナンに手を焼きつつ

昨日の報恩講を迎えました。

お天気もよく気持ちのいい陽気でしたが、

境内に立ち込めるギンナンのにおい。

おいで頂いた方々には、今の季節感を

存分に味わって頂けたのではないかと思います。<(_ _)>




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