さて、原発の状況は日に日に悪くなるばかり。
国の存亡に関わる重大な事態だと思うのですが、距離が離れるほど危機感は希薄ですね。
私は身重の若坊守と一歳の孫を一時避難させて、ここ大阪にいるのですが、それを痛切に感じます。
水道水のニュース以来、各お店から見事に飲料水が無くなりました。
関東エリアならいざ知らず、みんな被災地に送るために買い占めてくれているのでしょうか?
一方、いわきでは、相変わらずの物資不足が、続いているようです。
いえ、物資が届いてはいるのですよ。ただ、その仕分けができない。
圧倒的に人手が足りないのです。
他県の被災地域には、ボランティアがたくさん入りますが、いわきの場合、やはり敬遠されてしまうらしいです。
無理からぬことと思います。
それを責めることなどできません。
ただ自力で何とかするには、まだまだ難しい状況のようです。
今私が一番気がかりなのは、この状況の中で門を開けている産婦人科医院。
新生児用のミルクを作るミネラルウォーターが足りないそうです。かなりの量が必要と聞きました。
支援を求めているので、私もどのようなことができるか調べてみようと思います。
わが家でも、この苦難の年に生まれくるはずの孫のことを思うと、とても他人事ではありません。