四国の空と海へ

1997.5/3から 四国八十八ヶ所霊場 を巡拝させて頂いた事が
第二の人生のスタ-トに成った。

第十七番 井戸寺・・>第十八番 恩山寺へと

2006-01-01 18:35:01 | 宗教
AM9.50観音寺さんをスタート・・・>AM10.15恩山寺 着
恩山寺さんは徳島平野のほぼ中心地の農村地帯にあった。
田圃では代掻きが盛んに行われていた。
用水路には鯉・鮠が泳いでいる。 店などが有りそうも無い所に
パン屋さんが有り、昼食用に菓子パン四個(420円)牛乳130円
を買う。
参拝を済ませてから、山門の近くに居られたご婦人に、写真をお願いした。

恩山寺さんの事を、地元の人達に訊けど誰も知らない!!
阿南市は・・・えっあんな所まで歩いて行くの!?・・・。
21キロも先の事を知らないのが当然か・・・。
田圃道で、どちらへ行こうかと迷っていると、オートバイに乗った70歳台の
お爺さんが来て、どうしました?  事情をお話すると、この方向に行きなさい
と、丁寧に教えて頂く。
碁盤の目の様な田圃道で無いので、ウロウロしていると、遠くで見ていたのか
やって来てくれて、あの山を目標に行きなさい、その峠を越えたら民家が有る
から訊いて下さい。

この方向に・・・あの山を目標に・・・と 教えてくれた、お爺さんも
お爺さんだが・・・(間違って居ないが) 遍路地図も持たずに歩く人は
珍しいか・・・反省頻り。  (何とか成るさ)
お爺さん曰く、徳島の市街地に入って行くのが普通だが、大分遠回りになるが
こちらを行きなさい。 合掌

今まで遍路道を歩いて来たが、ここで近道?!!・・良いのか?
あの山は遥かに遠い・・・近道にした・・・(安易に付く)
天気も良く暑い!  あの山へとひたすらに歩く・・・。
両足の小指が痛むが、これからが勝負と我慢した。
途中で果物屋さんがあり、一山200円 食べ切れないので3本100円で
売って下さい・・・おばちゃん20円で良いよと渡してくれる。
それでは困りますと言えど受けて貰えず。 合掌

PM12.15 地蔵院の大きな池の辺で昼食にする。
足を日に晒しながら、ゆっくりと休む。

PM12.50 スタート あの山の麓に達して、峠を登る・・・真言を唱えながら
鈴を鳴らしながら・・そして下り坂になる・・道の脇に「しまへび」がいた。
下りは早い、民家が多くなる。
PM2.00 休憩   (休みながら日記の記入 こんな事していて良いのか)
休んでいると後ろで物音・・・おばちゃんが居たので、水のお願いをする。
水筒がありますか? 小型のジャーでお願いする。
暫くすると、お茶と・袋に入ったお茶二個・飴の入った袋二袋を、どうぞと
接待して頂く。 南無大師遍照金剛 合掌

PM2.15 スタート
平坦な田園地帯をひたすらに歩き続ける。途中地元の方に、道順をお聞きする。
園田川・・>勝浦川を越えると目的地か?天気が変化の兆し?風が出る・・。
パン屋さんがあり、ヨーグルト二個180円 一気に頂く。美味い。
途中 JRの踏み切りの手前で、青年が走って来てコーヒー如何ですか・・・。
喫茶店が見える・・・が、私の口から出た言葉は、誠に申し訳ないが、恩山寺
まで行かなければ成らないので・・・とお断りする。
気を悪くしないで下さい。
 (今思うと、大変失礼な事をしたと懺悔します。)

目的地、方向には雨が降っているのが見える。 堪忍して下さい。

途中 二回休憩をして、ひたすらに歩く・・・暑い・・風一層に強くなる。
お茶も無くなった。  勝浦橋を渡る・・あと一息か?
雨が降り出した・・・>>>暫くして、今日の宿泊地「旅館ちば」に到着した。
    

PM5.15であった。
それにしても今日は良く歩いた。 遍路マークの無い道を歩くことは変に
不安が交錯して疲れた。
近道を選んだ”罰”だと感じた。

恩山寺さんへの参拝は明朝にする。参拝時間はPM5.00までと決まっている。
お願いすれば、納経帳に記入はして頂けると思うが、その元気が無い。

お風呂・洗濯・夕食・足の消毒を済ませてから、家に電話を入れると家内は
外出中・・次男坊と話をする。お母さんに話しておいてと言う。

塩さん宅へも電話をする。丁度夕食中も話しに花が咲いた・・俺も一緒に
歩きたいな~。奥さんとも話す。お気を付けて下さい。 合掌
 PM8.00 就寝  

 *宿泊代 6.300円

 *歩いた距離 28.9KM 累計 113.5KM  百キロを越えた!!!
















































 











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