四国の空と海へ

1997.5/3から 四国八十八ヶ所霊場 を巡拝させて頂いた事が
第二の人生のスタ-トに成った。

第三十四番 種間寺へと

2006-02-17 16:39:26 | 宗教
一時間毎に、足に太陽と空気を与えながらピッチを上げた。

PM5.30種間寺さんに到着した。
納経帳への、記帳の時間は過ぎていて誰も見えない。
ベルを鳴らして、歩き遍路ですが・・・遅くなり申し訳有りませんが
記帳をお願いします・・・。
ご住職が来られ、無表情・・無言で記帳をしてくれた。 合掌・・・。

境内で楽しそうに遊んでいる子供達に、写真を撮ってくれる人は?
と声を掛けると、私が撮る~と一番小さな子供!撮って貰う・・ありがとう。
PM5.45 スタート
此処からのスパートは、今までで一番凄かった。一日中天気が良かったのが
風が出て来て、空模様がおかしく成って来た。
途中で、今日の宿泊地「白石屋」さんに電話を入れると、おばちゃん今何処に
居るの? 場所を言うと・・分かりました七時過ぎには着くね。

今迄だと、この時間は風呂・洗濯・食事も済んで、ゆっくりして居る時間だ。
雨も来そうなので、休みも無くひたすら歩きに歩いた。
大きな川にぶつかった。「仁淀川」だった・・・素晴らしい河だ!!!
夕暮れの暗さが来始めている中、橋を渡ると「土佐市」だった。
四国にも、こんなに大きな河があったんだ。 
川上の遠い方で、あめが降っているのが見える。美しさに見取れていると、
軽四輪の車が近ずいて来て、白石屋さんに行くんですか? え~え!!
この道だと、車が多くて排気ガスが多いので、この河の土手の水防小屋まで
歩いて、そこから降りた所の道を行くのが近道です。 合掌・・・。

遂に「雨」が降って来た!! ハイピッチで歩く・・小屋に着いた。
土手を降りると、雨がかなりの勢いで降って来た。アンブレラを出す。
そこに高校生が自転車で来たので「白石屋」さんを聞くも「知りません」。
暫く行くと、ガソリンスタンドがあり、聞くと教えてくれた。
凄い雨に成った!!!

と・・・先程の生徒が、傘も差さずに分厚い電話帳を持って来てくれた!!!。
あッ ありがとう・・・今そこで聞いて分かったョ。
ありがとう~と、重ね重ねお礼を言った。 合掌・・・。

ずぶ濡れの彼・・・この親切は一生忘れない。
このような子に育てた、祖父母・ご両親・・に感謝・ありがとう御座いました。
私は、二人の男の子を、このような事が出来る子に、育てただろうか?反省。

PM7.30 激しい雨の中、やっと「白石屋」さんに着いた!!!。
雨で大変だったネ~と、おばちゃんと、お上さんが出迎えてくれた。
風呂に、どうぞ、どうぞと勧められ、荷物を部屋に置いて、即 風呂へ・・・。
一日の疲れを取った。 良く歩いた。

部屋は十五畳!!に一人。 洗濯・乾燥をセットして夕食に行く。
食堂で若いグループと一緒だ。
出して頂いた物は、総て美味しく頂いた。明日の力だ。
若者達は、食い散らして残す・・・。

今日は、今迄で一番歩いた「38.5KM」 足大丈夫!

お上さんが、洗濯物を綺麗に畳んで持って来てくれた!!!。

すみません・・・ありがとう御座います。 連発・・・。

 *親切が 重なり合って 胸熱く  

 * 宿泊代 6000円  (気風が良いおばちゃん・温厚なお上さん)

 *歩いた距離 38.5KM 累計416.1KM









































最新の画像もっと見る

コメントを投稿