跳箱

跳び箱でも飛箱でも飛び箱でもとびばこでもいいけどそこはそれ跳箱なんです。体育日和のお供にどうぞ。

地固め

2005-06-15 23:45:13 | 個人情報
リバティ・アライアンス、新団体を設立--個人情報の盗難対策に乗り出す
より。

つい最近もNTTComの社内でまたも個人情報漏洩(てゆうか盗難)があったりしたし、カカクコムの事件は跳箱も取り上げてみた通り、システムの安全性確保はインターネットに接続したシステムの存在を前提としたビジネスにおいて重要なテーマらしい。(って当たり前すぎてこのネタ、面白くないなぁ)

とはいえ、インターネットの存在を前提とした社会、ってやつを実現するためにはその前提として現在の社会と同程度以上の可用性や安全性の確保が必須だろうから大事な話なんだろうと思う。

ついこないだも日経ビジネスにアンケートが載ってて、携帯電話の決済を積極的に使いたいですか?という問いに対して利用したくない58.0%なんていう結果が出てた。理由は、紛失した際の安全性に問題がある84.1%なんだと。

じつは跳箱もこの間ケータイならぬカードケースを落とすという失態を演じたのさ。もちろん、落としたことに気付いた次の瞬間、カードの利用を止めてもらうために契約していたカード会社と銀行に片っ端から電話しまくったんだけど、リバティ標準に準拠したシステムだったら一発で全部止められるんだよね。(一発で全部盗まれる可能性もあるんだけど、階層管理すれば良いだけの話なわけで)

ところで落としたカードの中に一枚、スイカ付きのカードが入っていて、カード会社のおねーさんにカード利用停止の手続きしてもらいながら、あのー、スイカに入っていたお金どうなりますか?って聞いたら、それも復活してくれるとの返事。おお、ITバンザイ、とか久しぶりに思った。

こうやって、身の回りに新たな文明の利器を落っことしたり盗まれたりした経験者が増えて、これまでだったらあきらめるしかなかったような被害が無かったことになったりするという経験を周囲に力説しまくるようになってくると段々状況は変わってくるんだろうけど。

クレジットカードだって跳箱の親世代(ってそもそも跳箱何歳?)なんかは月賦屋とか呼んで蔑んでたくらいだったし、あたらしい生活様式が社会に浸透していくのは(それが生活の根幹に近ければ近いほど)時間が掛かるんだろうねぇ。

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