レコーディングは肉体労働と見つけたり。

加藤いづみカバーアルバムの歌入れ。
ベース榎本高の実家スタジオを借りて作業しています。
録音は順調に進行しているものの、
問題はわたくしの体力。
我が家から持ち込んでいる機材の積み下ろしが、、
ロートルの身体には重労働。
美輪明宏の唄を口ずさみながら、
我が家→高スタジオ→我が家、を繰り返しています。
いますぐ若さが欲しい。

慣れないことをいつもやる。

早起きしてトライアングルをレコーディング。
見よう見まねの素人技でも何とか聴ける程度になる。




足元に転がるパーカッションの小物たち。
ライブや録音のたびに買い足していたら、
打楽器奏者でもないのに、こんな有様です。
しかもまだまだ、おもちゃ箱にゴッソリある。




これも、それも、
ミュージシャンライフ40年の証しと言うことで。

狩野が来たりてギターを弾く。

加藤いづみのカバーアルバム、
我が家で狩野ちゃんのギターダビング。
カレーと味噌汁を振る舞ったけれど、小食男、
小学一年生の給食程度で満足そうにコーヒーをすする。



半日がかりで色々録音。
ギター男は、
買ったばかりの新車のウンチクを語り、
男女の機微についてのウンチクを語り、
夜食のグラコロバーガーを愛でながら、
世田谷方面へ消えてゆきました。



本日はそのデータの編集。
秋空快晴。
キャンプに行きたい。
現実逃避。

姐さんが行く。

加藤いづみカバーアルバムの仮唄録り。
あの曲はどうだ、この曲はどうだ、と、
姐さんに歌ってもらって最後の選曲。
ラインアップは固まったので、
自宅作業を頑張るのみ。


ギターの狩野ちゃん。
元気がないので、理由を聞いたら、
「腹がへった」という返事。
子供か。



セッションが終了。
姐さんはハンドルを握り、
親指立てながら、
颯爽と消えてゆきました。
若き日の、
岩城滉一のようでした。

完成までの遥かな道のり。

加藤いづみ、カバーアルバムの制作再開。
スケジュールの都合で一時中断していたけれど、満を持しての再スタート。
前回までのあらましを忘れがちなので、
今後はサクサク進行したいものだ。
健忘と闘いながら、
わたくしは今日も生きてゆくのである。

梅雨籠り。

加藤いづみ、
ニューアルバムの仮唄を録音しにスタジオ入り。
唄のデータを持ち帰って、
しばらく自宅で孤独な作業。
苦手。



ま、いっか、
梅雨入りするし、ワールドカップ始まるし。
引きこもるには絶好の時期かも。



新しく買ったマイクでギターを録ってみた。
使えるヤツだったので、嬉しい。
モノとの出会いは、こうで有りたい。
愛着がわいたので、
クロスで何度も撫でてあげた。

文明は身体に悪い。

ニューアルバム「BIG END」、
新倉愛さんのパーカッション、
小山卓治のコーラスを録音。
二人とも素晴らしい。
おかげでアルバムの全貌が見えてきました。




スタジオ作業の日々は、
身体に悪い。
コンピューターと向き合ってばかりいると、
肩腰背中が悲鳴をあげます。




そんなわけで、
週末のライブがとても楽しみ。
久しぶりに人さま相手に感情を吐露できます。
どうか晴れますように。




6月16日(金) 新宿 SACT！
「子午線の歌酔祭」
松本哲也 / HIROMI (SOLT) / 高橋研
19:00open / 19:30start
door ￥3,000 / adv ￥3,500+(1ドリンク)

王様の耳はロバの耳、の穴。

ニューアルバム、
中井いち朗のヴァイオリン、
西島ライトマン光男のマンドリンを録音。





中井ちゃんは「なぜ上手く弾けないか」と自己弁護のウンチクをかまし、
光男はそれをニコニコ聞いている。
どちらが大人なのか分からない、見慣れた構図。
微笑ましくもあり、
困ったものでもある。





録音は無事終了して焼き鳥屋へ。
閉店まで光男に愚痴を聞いてもらう。
微笑ましくもあり、
困ったものでもある。

豊のこと。

本日は渡辺豊のドラムレコーディング。
試行錯誤しながら予定の曲数を終了。
その昔の録音風景がオーバーラップして、
時が昭和に戻りました。




豊と知り合ったのは、
まだ彼が大学生だった頃。
メンバーを探していた時に、
バンドごとオーディションに参加してくれたメンバーの一人でした。




あれから数十年、
何も変わらず、
あの頃のまま、
刺激しあえる関係でいることに感謝です。




最新号のドラムマガジンに豊が載っているので、
覗いてみてください。
ど派手なドラムセットと一緒にフューチャーされています。
七五三の息子を見ているようで、
お父さんは少し、
照れくさかったです。

ジャイアンツファン×２。

新しいアルバム、
バンドセッションで録音したかったのですが、
メンバーのスケジュールがそろいません。
残念。



しょうがないので、
ベース吉岡、ギター狩野に我が家に来てもらって、
先行レコーディング。
3曲録り終えました。
秋田で覚えた冷やがけ蕎麦を二人に振る舞って、本日は撤収。



一人での辛気臭い作業が続いたので、
誰かとやると、「音楽してるぜ～！」と、
気持ちが高ぶります。
イイ感じだ。
週末のライブもよろしく。




5月19日(金) 阿佐ヶ谷 harness
「Singer Song Riders ～第二十夜～」
水田達己 / 高橋研
19:00open / 19:30start
door ￥3,000 / adv ￥3,500+(1ドリンク)