珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

Sad WIngs of Destiny / Judas Priest

2010-07-27 05:37:39 | ハードロック/メタル
高校時代に最も聴いたハードロック/ヘヴィメタルバンドが Judas Priest です。聴き始めたのは Screaming for Vengeance が出た頃でこのバンドの全盛期でした。同アルバム冒頭のThe Hellion ~ Electric Eye から圧倒された私はすぐさま傾倒し、次々と過去のアルバムを購入もしくはレンタルして聴きました。大学以降しばらくヘヴィメタルから遠ざかっていましたが、結局社会人になってから当時聴いたアルバムをCDで買い直しました。

Judas Priest のサウンドは時と共に変貌しました。76年に発売されたSad Wings of Destiny(写真はLPとCD)と90年に発売された Pain Killer では同じバンドか?と思うほど音楽性は異なりますが、その間をつなぐアルバムを並べてみると変化に連続性を感じます。このブログではなるべく時系列で紹介していきたいと思います。コアなファンならご存じでしょうが、Judas Priest のファーストアルバムは Rocka Rolla です。高校当時は入手が難しく、多くの Judas ファンは Sad Wings of Destiny 以降のアルバムを所有していたと思われます。


Sad Wings of Destiny はまだマイナーレーベル時代の作品です。まだメタルという雰囲気は無くハードロックですが、バラードあり、インストゥルメンタルありで、なかなか凝った構成になっています。このアルバムで良く聴いたのが The Ripper と Tyrant です。両曲は Judas ファンにも人気がありライブでも取り上げられていました。The Ripper (邦題は切り裂きジャック)はヴォーカルの Rob Halford が闇夜のストーカーの雰囲気をうまく出しています。様式美溢れる Tyrant は初期の名曲だと思います。


ネットの恩恵でファーストアルバム Rocka Rolla も容易に入手できるようになりました。いずれ購入します。おそらく今回紹介した Sad Wings of Destiny との連続性はあるでしょう。その後の Judas Priest につながる何かをファーストアルバムに見つけるのも楽しみです。
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