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(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

写真

2013年09月13日 | 日記
なんでもかんでも写真を撮る彼。

昨日は娘の作った、おにぎりを撮っていた。

いちいち、撮るので面倒くさいし、そんなんいいから早く食べていい?
って気になる。

でも、これには彼のいうところの理由がある。

彼は以前お婿さんにいっていた時期があり、そこを出てくるときに
ほぼ何も持ち出せず、元奥さんに思い出の品全部捨てられたらしい。

だから、品物も写真も何も手元に残っていないってことらしい。

実に20代前半からの8年間…暗黒の時代だったらしい。

まぁ、今だってあとからそう思われるのかもしれないが。

あとは、「俺、頭悪いから記録がないと覚えれてられない。」って。

たくさんある自由時間には、音楽を聴きながらいろんな写真を眺めて
いるらしい。

「今日、結婚式のときの写真見てた…。」とか

突然言われて、ゾワってしたりする。

今の時代だから、デジタル状態でそのままで特に印刷したりしないんだけど。


写真と言えば、今年の夏私は彼の実家にも行かず自分の実家のみの
滞在した。

何でかといえば、土砂災害にあった実家で片づけを延々としていたから。

当初はそれこそ、土砂を土嚢にして運んだりしていたが、それがひと段落
すると災害ゴミとして持っていってもらえるからと家のあらゆる荷物を
捨てることにした。

築50年以上の家だから、出る出る余計なもの。

田舎だから、お客さん用のお布団やら食器やらお膳やらなんてのから
スキー板から、ゴルフセット、昔買っていた鳥小屋…などなど。

加えて、私も弟も実家の自分の部屋を物置代わりに使っていた。

主のいない部屋に山積にされる書籍や洋服。

私の部屋には娘の洋服もたんまりあった。

それを思い切って片付けた。

特に仕事で使っていた書籍や昔着ていた洋服の量といったら…。

大きなゴミ袋に何袋あったか…数えたけど覚えていないくらい。

娘の洋服だけは、お盆に来ていた従兄弟にお下がりとして持って行って
もらえたけれど。

で、片付けがてら懐かしいものもたくさんあり、感傷にひたるわけである。

特に、昔の写真が多いこと、多いこと。

昔って写真ちゃんと焼いてたんだよね。

あちこち行った旅行のものが多かった。

沖縄でダイビングしているのとか、香港の夜景バックとか
北海道でビール飲んでいる図とか、ハワイでビール飲んでいる図とか。

なんか、私の人生結構楽しかったのになぁ…って。

で、思うわけだ。

昔はよかったのに、今は…って思うか
昔はよかったから、今は取り合えず頑張ろうって思うか。

それってきっとちょっとした違いだろうけど、大きな違いにも
なるんだろうなって。

昔はよかった。

それは間違いない。

じゃ、今は?

今はいろんな意味でたいへん。

でも、昔だっていいことばっかりじゃなかった。

それでも振り返ったときに、よかったって思えるんだから
今だって、振り返ったときに、よかったって思える可能性がある?

例えば、娘が成人したときとか結婚したときとか。

そんな長いスパンで考えたら、今のこの時期をたいへんだけど
よく頑張ってたよね~写真を見ながらこんな楽しいこともあったよね~
なんて思える日が来るのかな。


取り合えず、今は今できることを頑張ろう。

その答えはきっと、この先にある。




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