鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

課題

2011年03月24日 | 日記
私達には今目の前に迫った課題がある。

娘の卒園式である。

先日の保育園最後のお遊戯会には体調不良で参加できなかった。

それについては娘も彼も無論私も大変傷ついた。(依存

もちろん彼を責めるわけにはいかないことも充分わかってはいる…。


一緒に行った心療内科の受診の際も、できれば一緒に出席したいと
話すと先生もそうできるように…と考慮して薬の調整をして下さった。

そしてそれが彼にとって大きな自信になるだろうからと言われた。

もちろん、調整したといっても彼の体調がよくなったわけではないが…。


昨日帰ると「1日寝ていた…」という。

帰宅後、彼と話をしてから冷蔵庫をあけ夕飯の支度にかかる。


…?

ビールが減っている!


お義父さんに聞くと知らないという。


やっぱり実家で飲んでいたからだろう2缶減っている。


あわてて二階に駆け上がり

「ビール飲んだの?」と強い口調で問いただす。

「眠れなくて…飲んだ」と言う。


「それじゃ~前と一緒じゃない。
 酒に逃げているだけじゃん!」

「酒飲むくらいだったら、薬増やしてもらうから
 これから先生とこ行くよ!」というと

「じゃ~もう飲まない」と背中を向ける。


彼は1度だけ開放病棟に入院している。

その時の理由がうつ状態であることと、アルコールの乱用である。

会社に行くのが辛いからと近くのコンビニでアルコールを飲んでから
出勤したのだ。

無論、飲酒運転だ。

車から出てきた空き缶を突きつけ、

「何これ?どういうつもりなんっ!」と問いただした。

それから心療内科に行き、あれよあれよと言う間に入院が決定した。


これにはへこたれた。

本人は直るんだったら、全然かまわないというが私がダメだった。

とうとうこんなところまできてしまった…と毎日泣いていた。

そして入院することを彼の当時の会社に伝え、解雇通知をつげられた
のも私だった…。


しかし、そんな入院中彼は外出許可が出ると近くのコンビニの店先で
ビールを飲んでいたらしい…。

それを聞いたときのの絶望感といったら…。

いっそ、本気で縁切ってやろうかと考えた。



退院後も飲むことを止められず、帰ると空き缶を転がして
寝呆ける彼を見て何度キレそうになったことか…。

そしてその私の神経を逆撫でしたのは、

「お父さんには何も言えないから…」という義父の言葉だった。


未だにお義父さんは飲むことに関して彼に何も言わない。

私もそれを期待しない。

だから私が言うしかないのだ。


薬にはアルコールを飲むことを控えるように書いてるものもある。

まして感情の不安定な人間が、アルコールを飲んでより不安定に
なることは充分予想がつく。


大きな課題があること自体が彼にプレッシャーになって、
それから逃げたいがための酒なのか、単に辛さから逃げるための酒なのか。

しかし、この課題は酒に逃げているような精神状態では到底クリア
できないのではないか…。


また娘を悲しませる結果になるのかもしれない…。