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(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

偶然

2011年03月03日 | 日記
以前「解雇」で書いた彼女が2月末日で退社した。

1日いつものようにネット三昧で何も話すことなく
私達も何も話しかけることもなくこの日を迎えた。

そして定時なった。

が、私あての電話が入りあれやこれやと話しているうちに
彼女は社長に

「お世話になりました。これみなさんで…」

と言って、菓子折りを置いて帰ってしまった。

後姿に、

「お疲れ様でした~」と受話器を持ちながら呼びかけてみたが…。

実にあっさりした幕切れだった。


実は、何日も前から社長を初めどんな風になるだろうと
気をもんでいらっしゃった。

私は「挨拶はするでしょうけど、何事もなく終わると思いますよ」
と予想していたのだが、まぁ案の定だったわけだ。

ある意味彼女らしい。


で、彼女が使っていたPCは私が使っているのよりもHi-Specなので
お下がりを譲り受けることになった。

今までよりもそりゃ~サクサク動きます。
HPも動画もそりゃ~キレイに見えたでしょうよ…って言うくらい。

で、Excelがクラッシュしてしまい自動復元がされると彼女が
つけていたと思われる“じょぶめも”なるものが表示された。


つまり彼女自身がつけていた仕事に関する個人的なメモが、
たぶんHDDからは削除されたであろうメモが、いきなり作成者の
意図に反して現れた…。

なんという偶然!(ある意味必然なのだが…)

読まないってのが情けなのかもしれないけれど、こんな偶然
そうそうスルーするわけにはいかないわけで…。

まぁね、私のことや私の担当する仕事についてもあれこれ
書いてありました。

その他にも色々…。

彼女これ読まれているって知ったら、きっと「あっそう…」って
あっさり言いそうだけど、内心へこたれるだろうなぁ…なんて
思いながら…。

色んなことがあったけど、やっぱり変わった人だったなぁ…と
思いながら…。

そして立場が違うとこうも話が変わるのかと思いながら…。


しかし、「天網恢恢疎にして漏らさず」とはこのことだと
つくづく思い知った次第です。






減薬

2011年03月03日 | 日記
とうとうレボトミン(抗精神病薬)をゼロにされた。

MAXで60mg/dayだったのが、ちょっとづつちょっとづつ
減らされた結果、ゼロになったのだ…。

うつ状態で表情がないというよりも、顔の上に何層も何層も
別の顔が張り付いたようだったのが少しづつ、少しづつはがれて
いくような気がするのだが…残念ながら脂肪も張り付いているので
どこまで複願できるか…。


私の好きな彼の写真がある。
ブログに載せられないのは残念だが…。

開放病棟に入院していたときに、娘を連れて見舞いに行き
彼がおんぶしたときに撮った写真だ。

あの時は会社を辞めると決まり、本当にすがすがしい、
そしてやさしい穏やかな顔だった。

娘も1週間ぶりに合う父親に、これまためずらしくおんぶされ
最高の笑顔ではじけている…。

当時彼は1日に何度も何度も鏡を見ては、自分の顔を写真に
撮っていた。

自信家だった彼が最後に唯一残った容姿に対する自信をいとおし
んでいるようだった。

それが今、鏡を見ることもない。

写真を撮ることも拒まれる。


昨日の受診の際、先生に娘の卒園式と入学式に二人で出たいと
話をした。

たぶん式にはつき物の記念撮影もあるだろう。

できれば、できれば晴れやかな顔で3人写りたいと心から思う。