以前「
解雇」で書いた彼女が2月末日で退社した。
1日いつものようにネット三昧で何も話すことなく
私達も何も話しかけることもなくこの日を迎えた。
そして定時なった。
が、私あての電話が入りあれやこれやと話しているうちに
彼女は社長に
「お世話になりました。これみなさんで…」
と言って、菓子折りを置いて帰ってしまった。
後姿に、
「お疲れ様でした~」と受話器を持ちながら呼びかけてみたが…。
実にあっさりした幕切れだった。
実は、何日も前から社長を初めどんな風になるだろうと
気をもんでいらっしゃった。
私は「挨拶はするでしょうけど、何事もなく終わると思いますよ」
と予想していたのだが、まぁ案の定だったわけだ。
ある意味彼女らしい。
で、彼女が使っていたPCは私が使っているのよりもHi-Specなので
お下がりを譲り受けることになった。
今までよりもそりゃ~サクサク動きます。
HPも動画もそりゃ~キレイに見えたでしょうよ…って言うくらい。
で、Excelがクラッシュしてしまい自動復元がされると彼女が
つけていたと思われる“じょぶめも”なるものが表示された。
つまり彼女自身がつけていた仕事に関する個人的なメモが、
たぶんHDDからは削除されたであろうメモが、いきなり作成者の
意図に反して現れた…。
なんという偶然!(ある意味必然なのだが…)
読まないってのが情けなのかもしれないけれど、こんな偶然
そうそうスルーするわけにはいかないわけで…。
まぁね、私のことや私の担当する仕事についてもあれこれ
書いてありました。
その他にも色々…。
彼女これ読まれているって知ったら、きっと「あっそう…」って
あっさり言いそうだけど、内心へこたれるだろうなぁ…なんて
思いながら…。
色んなことがあったけど、やっぱり変わった人だったなぁ…と
思いながら…。
そして立場が違うとこうも話が変わるのかと思いながら…。
しかし、「天網恢恢疎にして漏らさず」とはこのことだと
つくづく思い知った次第です。