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(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

依存

2011年03月07日 | 日記
レボトミンを切って、1週間も経たないが絶不調…。
依存症…ということなのだろうか…。

薬の強力な沈静作用が切れて、頭が働く分自分の思考の
制御ができない。

欝へ欝へと沈んでしまう…。
心も身体も…。


娘の保育園でお別れ会なるお遊戯会があった。

娘は6キャストではあるものの、一応主役を(じゃんけんで)
いとめ、毎日一生懸命練習してきた。

歌やメロディ音も家でうるさいくらいに練習してきた。

何日も前から彼が見に来てくれるかずーっと気にしていた。

「○○日まで、パパの病気治ったらいいのに~」と
無邪気に言うくらいに…。


前日ビデオやカメラのメモリ、バッテリーを準備する彼。

娘に聞かれ「大丈夫だよ」という彼。


しかし、当日自律神経の不調からか顔は赤く動悸が激しい。


そもそも、外に出ることが難しい上に短時間(2時間)とはいえ
人込みに身を置く。

まして、周りはたくさんのお父さんがいるわけで否応にも自分と
比較してしまうだろう。


結局無理をしてもしょうがない…ということで断念。


娘と家を出るとき、「パパにギューしてあげて」というと
怪訝そうにする。

「だって、パパも来るんでしょ?」

娘に事前に話すべきか迷っていたが、彼がいけないことを
説明する。

一瞬にして笑顔が曇る。
下を向き、顔をあげない。

ずーっと泣きどうしの彼。

「○○も悲しいだろうけど、パパももっと悲しいんだよ」と
いうとおもむろに彼にギューをする娘。


玄関をでて角を曲がるまで、うつむいていたが
二人でつないだ手を大きく振って歩くうちに

「ビデオいっぱい取ってね。帰ったらパパにみせるんだから!」

と顔を上げてくれた。


帰り自分を描いた似顔絵をもって彼へと報告に走る。
キーボードで演奏し、歌を歌う。

彼のためだけのお別れ会を再演する娘。


どうか、この先少しでも安定して3人で晴れの日が迎えられる
ように…と心から願った。