レボトミンを切って、1週間も経たないが絶不調…。
依存症…ということなのだろうか…。
薬の強力な沈静作用が切れて、頭が働く分自分の思考の
制御ができない。
欝へ欝へと沈んでしまう…。
心も身体も…。
娘の保育園でお別れ会なるお遊戯会があった。
娘は6キャストではあるものの、一応主役を(じゃんけんで)
いとめ、毎日一生懸命練習してきた。
歌やメロディ音も家でうるさいくらいに練習してきた。
何日も前から彼が見に来てくれるかずーっと気にしていた。
「○○日まで、パパの病気治ったらいいのに~」と
無邪気に言うくらいに…。
前日ビデオやカメラのメモリ、バッテリーを準備する彼。
娘に聞かれ「大丈夫だよ」という彼。
しかし、当日自律神経の不調からか顔は赤く動悸が激しい。
そもそも、外に出ることが難しい上に短時間(2時間)とはいえ
人込みに身を置く。
まして、周りはたくさんのお父さんがいるわけで否応にも自分と
比較してしまうだろう。
結局無理をしてもしょうがない…ということで断念。
娘と家を出るとき、「パパにギューしてあげて」というと
怪訝そうにする。
「だって、パパも来るんでしょ?」
娘に事前に話すべきか迷っていたが、彼がいけないことを
説明する。
一瞬にして笑顔が曇る。
下を向き、顔をあげない。
ずーっと泣きどうしの彼。
「○○も悲しいだろうけど、パパももっと悲しいんだよ」と
いうとおもむろに彼にギューをする娘。
玄関をでて角を曲がるまで、うつむいていたが
二人でつないだ手を大きく振って歩くうちに
「ビデオいっぱい取ってね。帰ったらパパにみせるんだから!」
と顔を上げてくれた。
帰り自分を描いた似顔絵をもって彼へと報告に走る。
キーボードで演奏し、歌を歌う。
彼のためだけのお別れ会を再演する娘。
どうか、この先少しでも安定して3人で晴れの日が迎えられる
ように…と心から願った。