山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

アトリエコンサート

2007-12-15 19:50:03 | ここで愛ましょう

音楽教室アトリエのコンサート無事終了しました。
ブログ用の写真はすっかりお願いしそびれました。
前回はフレンチレストランでのサロンコンサートでしたので一年半ぶりのホールでのピアノ演奏でした。
子どもたちのピアノの音色、いい緊張感と甘えのない真剣な眼差しにこころから拍手です。

わたしはピアノを弾くための音符やリズム表現の方法などの約束事はアドバイスできます。
でも、いちばん大切な表現そのものはその個人がどれだけの経験を重ねてきたか、どれだけのことを感じてきたか、誰にも教わる事は出来ないのです。
演奏は曲を決めてから今日までの努力だけではなくて、生まれてから今日までの成長そのものだと思いました。

それぞれが感じるこころをピアノの音にのせ表現出来たら・・・なんて素敵でしょうね。
たとえつっかえても、投げ出す事なく、最後の音にたどり着くちから。
舞台そでから祈るような気持ちで聴いていました。
独りぼっちの舞台がどれだけ緊張し、怖いことか。
演奏が終わったあとのホットした中にも知性にあふれた顔。
やり遂げた、ひとりひとりに賛美の拍手です。

アトリエはピアノに向かう目的が技術習得だけでなくそれそれにあります。
だから誰とも比べたり、批判したりしません。
大事な事は個人の内にあります。
みんな、素敵でした。


わたしは・・・
今年も年間通していろいろなステージをやってきましたが、使命感とステージが終わるまでの緊張は他に勝るものはありません。
「仕事」という責任の重さとともに過ごした毎日、喜びと感動をたくさんもらい、音楽や仕事へ、子どもたちへの思いがさらに深まる一日でした。
「ちゃんとおさめて、空っぽになる」新しい気持ちでホールを後にしました。

ゲストのパーカッション、小田切サン、感じるままに音をあやつり素晴らしい!!音で人の気持ちが動き、音の楽しさを繰り広げていただきました。わたしとリンの連弾にコラボしていただき、あ~楽しかった!
みんな大喜び!ありがとうございました。
子どもたちの記念用の雄姿はすっかりおなじみの写真家、松村誠さんにそれはそれはもう・・・素敵に残して頂きました。

すべてに感謝の一日でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする