14日、裏千家元家元 千元室さんの訃報がありました。
特攻隊員となり、多くの戦友を見送り、自らは待機命令をうけ、終戦を迎え、茶道で世界に平和を唱えておられた方です。
5月に転倒、リハビリ入院されていて、看護師さんとお話した直後に突然の呼吸不全で、102歳の生涯を閉じられたそうです。
すごいな、潔い大往生。
鹿屋史料館には千さんの当時の写真や愛用品が展示されています。
ずっとお会いしたいと願っていて、昨年9月の串良平和アリーナで行われた慰霊祭と平和祈念献茶式で実現しました。
どなたのご配慮か...超VIP席を頂きました。
目の前でお手前を拝見させていただき、その所作や眼光の鋭さに圧巻のオーラを感じました。
戦友を偲び、声を合わせた同期の桜、ここに居合わせた私、ふるえます。
この後、鹿屋の平田ボスの導きで、一瞬のタイミングでご挨拶をさせていただきました。
アリーナ500人の視線を感じます......。
今となれば、念ずれば叶うのひとこと。
まだまだ若輩ではありますが、千さんの80年前の体験と平和を訴える力を引き継がせていきたいとお伝えしたつもりです...緊張し過ぎてちゃんと言えたかわからないけれど。
ご冥福をお祈りします。
そしてこれからも私にちからをかしてください。
合掌